ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

2005年08月

2019.8 新サイトOPEN!
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ひさびさに早起き

今日は朝6時に起床。
 
あまりに暇だったので、朝食を買出しがてら近所を散歩。
まあ、渋谷に住んでいるのだけれど、割合我が家の近辺はローカルっぽい感じなので、朝の雰囲気はいい感じだ。
 
おじいちゃんとかあばあちゃんが割合ふらふら散歩していたり、孫をつれてコンビニに買出しにきていたり。
 
とまあ、そんな感じで私もコンビニで週刊誌を立ち読みしたりして、パン屋で朝食を購入。
 
それからテレビなどを見て、朝9時頃から練習。
 
途中メールをチェックとかして、現在12時。
さて今日の昼は何を食おうかな〜と考え中。
 
うちのご近所はオフィスがとても多いところなので、ランチは充実している。激戦区であるので、どの店も必死であるようだ。お店の雰囲気としては、大人向けの店が多くて、中心層は30代〜40代向けという感じ。
飲みにいくとしても、この近辺で済ましてしまうことが多い。
 
センター街は恐ろしくていけない(笑)。
 
女性誌などの特集でも「神泉」近辺が取り上げられることも多く、来たことがない人は是非どうぞ。近所に商店も多いので、渋谷の割りには治安がいいので、安全です。
 
教室に来ている生徒でも、午前中に来ている人は、「お気に入りランチ」を見つけていく人も多く、「富川ギター教室」は地域の経済に貢献しているかもしれません。
 
このブログは一応「富川ギター教室&富川勝智」に関してのものなので、こういうくだらない話題もちょっといいかも。
 
ギターの話題ばかりだと、ネタ切れになるからね。
 
ということで、これからたまに地域ネタもやりますね。
 

レッスンと演奏活動

この時期になると、秋の予定が決定してくる。
 
秋=芸術の秋、てな図式が定着しているので、
やはり演奏会などのイベントが多い。
 
当然、私も演奏活動が多くなる。
 
そこで、問題となるのが、演奏活動とレッスン活動の両立である。
 
現時点で、10月は私自身の演奏会が3つ。
教室の企画が2つ。
・・・おそらく同業者の方には、これが如何にハードか理解いただけるはず。
 
まだ未決事項ではあるけれども、新規連載の予定もあるので、これの締め切りがおそらく10月末ころにくるような気配もあり、あわただしそうである。
 
まあ、このような状況は毎年のことなので、なんとか乗り越えてきたものではあるのだが、さすがに昨年あたりからレッスン回数との兼ね合いが難しくなってきており、自宅でのレッスンは月3回、外部の教室で教える場合も「月3回」を原則に契約してきている。
 
しかし、依然「年間42回」とか「年間44回」というようなノルマがある教室もあり、この調整を如何にするかが、今年も課題となる。
 
私のポリシーとして、「音楽を教える人は絶対に演奏活動をしなければ駄目!」という考え方があるので、基本的に依頼された演奏の機会はどんなに忙しくとも引き受けることにしている。
 
このことに異論がある「音楽教師」の方もいるだろうが、教師として、現場で実践で得たものほど信頼できる「演奏理論」「表現理論」はないのである。
 
まあ、この点はまた改めて説明するとして、現在の問題は、レッスンと演奏会のスケジュール調整を如何にバランスよくとって行くかということである。
 
基本的には「生徒の理解」が一番大事なので、この場で、ちょっと理解していただけるといいな〜というのが、本音。
 
だからといって、生徒とのレッスンが嫌いなわけではない。どちらかというとレッスンは天職であると思ってやっているので、この辺は誤解のないようにしてもらわねば困る。
生徒に良いレッスンをやるために「演奏活動」もしっかりとする、というふうに考えてくれると嬉しい。
 
・・・「演奏会」という締め切りがあるからこそ、おそらく練習するものなのです。なんの締め切りもなく、「毎日練習してます!」というような精神的に強い人はめったにいないんですね。
 
とまあ、本日のブログはなんだか、言い訳のような感じになってしまいましたが、皆様ご理解のほどをよろしくお願いしますね。
(言い訳ではないですが・・・)

公開レッスンで考えたこと

 
ギター教室をやっていると、
たまに「なぜ教えるのか?」ということを考える。
 
結論をいうと、習いたい人がいるから教えるわけであり、
私に習いたい、またはギターを習いたいという人がいなければ、
成立しない仕事ではある。
 
私は、レッスン以外でも収入を得ている。
録音や演奏、執筆などである。
 
だが、やはり定収入としてレッスン収入を基本に生計を考えているわけである。
 
だから「なぜ教えるのか?」ということを、ついつい考えてしまうのだ。
 
それで、先日行った岩崎慎一氏による公開レッスンを企画、実行してみて、そのときに考えたことをここで少し書いておく。
 
岩崎氏のレッスンを受けた人はみな、なんらかの今後の方針をもらえたことと思う。
それはテクニックの面であったり、音楽的な面であったりしたはずである。
 
そういうひとつ前に進むための「きっかけ」を与える場として機能していたので、「いいレッスンだな〜」と思ったわけである。
 
 
ここで、話を「なぜ教えるのか?」ということに戻したい。
 
おそらくそういう「きっかけ」を与えてあげるのが、教室の役割であると思う。それは、発表会でもいいし、上記のように外部から先生を呼んでの公開レッスンでも良いだろう。
また、お勧めの演奏会に生徒を伴って行くのもいいかもしれない。
 
もちろん、普段のレッスンも上達のための「きっかけ」を与える場になるだろうが、やはり新鮮さは失われてくる。
 
一般的にギターのレッスンは「先生ー生徒」という1対1の図式である。
うまく言葉では言い表せられないが、自家中毒を起こしやすい状況がある。
 
いままでの教師経験で、発表会に進んで参加する人や、お勧めのコンサートに素直に足を運んでくれる人、もちろん私のコンサートにも足繁く通ってくれる人、は比較的上達が早いし、なによりもレッスン自体が長く続く。
 
直接ギターの技術に関わらなくても、CDショップでギターの棚を意識してみたり、楽譜を探してみたり・・・このように放っておいてもアクティブにギター&ギター音楽の世界を探求することに喜びを見出せる人は、ギターと末永く付き合えるのだと思う。
 
やはり、楽器の練習をするにあたって大切なのは、アクティブに外部からの刺激をうけとることである。
先生とのレッスン以外にも、「自家中毒」を避けるために、いろいろなギターの世界と関わりを持つことが大切であると思う。
 
音楽は絶対に自分だけの世界のものではないということを、しっかりと意識しないと絶対に「自家中毒」を起こし、結果として音楽そのものが嫌いになってしまうかもしれない。
 
わたしが、ホームページやこのブログで、だらだらと私の活動について書いたり、奏法について書いているのも、そのような「きっかけ」をいろいろな人に与えたいからだと思う。
 
やはり、教室の役割は、より多くの「きっかけ」を生徒に与えることであると私は思う。
 
それがおそらく私がギターを教える上で基本となっている考え方である。
 
・・・ちょっとわかりにくくなってしまいましたが、とりあえず、自分の覚書として書いておきます。
 
 

岩崎慎一公開レッスンのレポート

7月31日(日)に行った、「岩崎慎一公開レッスン」のレポートです。
 
受講者は4人。
 
田村浩平「エチュード10番」(ソル)
出利葉大輔「カディス」(アルベニス)
児玉祐子「マルボローの主題による変奏」(ソル)
尾野桂子「シンプル・エチュードより」(ブローウェル)
 
以下おおまかにレッスンの内容と私の感想です。
 
田村君・・・右手のひとさし指と腕との関連を指摘されていました。親指の緊張が他の指に及ぼす影響は大きいということ。また右腕のラインを意識することの重要性をチェック。本人も基礎技術の重要さを再認識できたようです。
 
出利葉君・・・カディスの版についての話、アルペジオの中の旋律をいかに浮き立たせるかについて、またハイポジションを確実に演奏するための左手の準備などを指摘されていました。
 
児玉さん・・・各変奏の相互関連についてのレッスンでした。変奏曲での前後関係の把握は非常に重要です。また右手のポジションについても指摘。
 
尾野さん・・・シンプル・エチュードから3曲を演奏。ダイナミクス、リズム感の出し方などをチェック。
 
私の感想・・・「基礎は大切だな〜」と思いました。自分の思う音楽を表現するためには、やはり基礎的な技術に常に立ち戻れる姿勢が大切であると思いました。弾けない部分やスムーズに表現できない部分には、なんらかの技術的な障害があるはずです。この原因のほとんどは基礎に立ち戻ることで解決します。そのことを岩崎氏は今回の公開レッスンで、しらずしらずの内に受講生達に再認識させてくれと思います。
 
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