ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

2006年05月

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弦の種類(今昔)

2001年10月6日の日記より

弦の種類について質問を受けている。それに私が日記上で回答。

現在はエクストラハードは使っておりません。ノーマルテンションです。理由は・・・

サスティーンの問題です。あと、弾きやすさ。常に使用しているわけではないですが。先月のコンサートでは、ハナバッハの高音ローテンションとプロアルテ低音弦(ハードテンション)を使用。個人的にはハナバッハの高音が好きだが(艶がある)、高価なのとバテると固くなるのが欠点。オーガスチンははずれが多い(ピッチの面で)。日本に戻ってきた頃は、サバレスコラムの低音(3ヶ月間ぐらい音質変化がない)を使用していたが、良い意味でのギラギラ感がなく使用停止。経済的には助かる弦である。

ていう感じに、試行錯誤である。その時その時の音楽観によって変わるものでもある。

 

今はほとんどオーガスチンのリーガル&青。この当時はプロアルテノーマルだったのだろう。留学時後半はほとんどサバレス・コラム・・・またはハナバッハ・・・こう考えると、我が愛器もいろんな弦を張られている。

今後はどのように使用弦が変化するか・・・それを自分の楽しみとしてギタリスト人生を楽しんでいきたい。

100パーセント満足のいく弦がないほうが、そういう意味では楽しいかもしれませんね・・・。

笑点のテーマ?(日曜だからというわけではない)

またまたアレンジの仕事。

前回は、坂本龍一、ユーミンだったので、今回は何かと思っていると・・・。

担当:「ちょっと変わった曲なんですけど・・・」

私:「なんですか?」

担当:「実は“笑点”のテーマなんですが・・・」

私:「はははは!タッタラ〜タララ、タッタッ、プハ!ってやつですね!。いいですね!やりますよ!」

担当:「では、至急資料おくりまーす!」

 

・・・というわけで、気楽に引き受けてしまったのはいいものの、この『プハ!』(?)の部分で悩んでおります。

締め切りは今週金曜日頃・・・いろいろとスケジュールを考えると、明日くらいしか充分な時間がとれない!・・・ので明日中に仕上げてみたいと考えていますが・・・。

資料はMDしかなく、とりあえず耳コピ完了。

(こういうとき、昔エレキギターやっていたときに耳コピをやっていた経験がものをいいますね!)

譜面に音符を書き取ってみると、いい曲ですね。

作曲は中村八大。さすが!。

ギターソロも素晴らしい。なんでああいう演奏ができるのかね。アドリブ?。それとも中村八大氏の作曲ソロ?。

小さい頃より聴きなれたメロディーですが、しっかりと“研究”したことがなかったので、なんだが新鮮です。

問題は『プハ!』と、調性ですね。まあ、どうなるか?

しかし、編曲の仕事は原曲がしばらく頭の中で鳴り続けますね・・・

それが問題。

アリエスガール!

2001年10月4日の日記より

普通に練習。運指など、いくつか変更。せっぱ詰まってくると、「安全圏」に飛び込む方が良い。ギタリストが編み出した「素晴らしい運指」でも、お客さんは気付かないのがほとんど。だから、失敗する可能性より、若干音楽的に劣っていても「安全な」運指を選ぶ。これは、我が師ホセ・ルイス・ゴンサレスの考えには反するのだが。

我がお師匠さんの好きな言葉は「アリエスガール」であった。けっして、牡羊座の女の子のことではなく、スペイン語の動詞。

「ARRIESGAR」である。まあ、適当に意訳すれば「まあ、どかんとやってみろや!」といった感じ。

安全、確実な運指よりも、ニュアンスやヴィブラートなどを駆使した歌心ある演奏をしなさい・・・という教えなのです。

まあ、この5年ほど前の日記を読んでみると、やはりスケジュール的に簡単なほうの運指を選んでいるということである。何を弾いたかは忘れたが、現在もやはり「プロ」として安全な運指を選択することが多いのは確か。

最近レッスンをしていて、パークニング編のヴァイス「パッサカリア」を持ってきた生徒がいたが、やはりパークニングの運指にも「アリエスガール」なものを感じてしまう。

セゴビアの運指もとっても、「アリエスガール」なものを感じる。この辺りは、一冊の本にして出したら面白いと思う。

レッスン覚書5月6日〜5月10日

久々に普通にレッスン覚書・・・忘れる前に・・・

メルリン「思い出の組曲」。一曲目が中級者程度の人にはお勧めのレパートリー。セーハの種類、外すポイントをチェック。

ジュリアーニ「アレグロ・ビヴァーチェ」。早めに弾かれる曲なので、タッチが荒くなる。ゆっくりからひとつひとつの音をしっかりと「捉え」、弦をどのくらい振動させるかをその時点で決定しなくてはならない。

最初の上行の旋律の「上昇感」を出すためには、アゴーギグの正確なコントロールが必要。

ブローウェル「黒いデカメロン」。まずはシンプルエチュードをこないしたいところ・・・。弾きたいのならしょうがないが、意外に南米リズムが隠されていることに気づいている人は少ない。それを理解したいなら、まず「シンプルエチュード」から。やっておいて損はない。立派なコンサートレパートリーにもなる。

ブローウェルの「黒いデカメロン」を半年かけて、無理やり仕上げるなら、シンプルエチュードを10曲しあげるほうが、絶対に勉強になる。

2重奏好きに「へたっぴ」はいない。読譜力養成、ギターの身体感覚を掴む上でも重要(だと思う)。とりあえず量を。じっくり系の読譜はエチュード、教本などでフォロー。

ソル20のエチュード7番。最後の方のメロディー、ファーミーファの2分音符はアポヤンドをしてそのままの状態にしておく。そのことにより、ファを音価分“伸ばしている”感覚を得ることができる。

意外に重要なアポヤンドの“効能”である。

小品を多数こなしていく利点。

‘鰭萠呂離▲奪廖´⇒諭垢併悗瞭阿を使用する

△結構重要。腱鞘炎になるタイプの人には、同じ曲をずーっと弾き続けている人が多い。同じ曲ばかりだと、一定部位の筋肉、筋ばかり酷使し続けることになるので、腱鞘炎になりやすいのである。

小品を与える際は、ゆっくりな曲の後は、速めの曲・・・というふうに選んでいくと効果的。

デヴィッド・ラッセルのターレガ「大ホタ」のCDを聴きながらレッスン。いろいろな版があるが、ラッセルが使っているのはフォルテア編。割合一般的に馴染みのない版ではある。

難しいところに来ると意識しすぎて、頭が揺れる。この頭の揺れを忘れさせるため、呼吸を意識させる。ワンフレーズを一呼吸で。

何故か、そのほうが指に意識をまわすよりも、さっとノーミスで弾けたりするものである。

やはり体のバランスが大事。

初心者のうちから、簡単な旋律の中の音程感を感じさせるような練習は大事である。「ちょうちょ」や「こうじょうの月」あたりを弾かせて、音程を意識させて、できれば歌わせながらレッスンすることが理想。

ヨーロッパ的な運指とアメリカ的な運指・・・という話を何かの本で読んだ。歌いまわしを考えると、弾きやすい運指になるとは限らない。これがヨーロッパ的な運指。

アメリカ的な運指はとにかくミスなく弾ける運指・・・というわけである。

これはオーケストラ奏者の話だが、ギターでもそれが当てはまる。そういう意味ではギターでも、ジャズやポピュラー系のギタリストのかなり上手い人のほうが「ヨーロッパ的運指」を用いているような気がする。

クラシックギターをやる人は、トローバなどを演奏するセゴビアの運指でも研究するしかないかもしれない。

 

消音

最近、生徒にカルリの消音エチュードをやらせていることが多い。

全音版の「15番」です。

いろいろな教本に載っている、いわば「必須エチュード」なのです。

「消音」とは必要のない音を消す技術で、ピアノでいえばペダルにあたるものですね。

楽譜の休符のところで低音を消せばいいというわけではなく、和声や共鳴を考えながら行わねばなりません。

この「15番」は、主に低音の消音練習です。

主に2種類の消音法を学ぶために用いられることが多いエチュードです。

…樟楙嘆察蔽討い浸悗髻△修里泙淕瓩靴鴇嘆

間接消音(Pの背中や、アポヤンドで消音)

上記△結構ややこしく、めんどくさがる生徒も多いですが、とりあえずこの技術をマスターしなければ、先へは進めません。

・・・もうひとつ、この消音練習を通じて生徒に学んで欲しいのは、Pのタッチをこの時点でまた再検討することが大切だということです。

特に△Pの背中で消音するときに、右手のフォームが安定しているかどうかをチェックすることが重要。例えば、6弦開放弦の鳴っているいる音を消すために、5弦弾弦と同時にPの背中で軽く音を消す・・・というのが一般的な練習法ですが、この時極端に右手のフォームが乱れないこと、手首に無理な力が入るフォームにならないこと、がポイントです。

この観点から考えていくと、右手Pの弾弦する場所(ポイント)が分かります。

結局、弾弦時に使われる右手親指の部分は、手の外側の“ほんのちょこっと出た部分(=爪の一部)”のみだということを充分に理解しないと、普段の右手のフォームは乱れ気味になるということです。

親指の爪は極論を言えば、人差し指側は全部“未使用”なので、ヤスリで削り落としてしまってもいい!ということです。(実際プロでもそういう爪の形の人がいます)

私は、親指の爪の強度のために人差し指側も伸ばしていますが・・・

初心者の中には、「弦は爪で弾く」という漠然としたイメージを持っている人も多いはずです。

ですが注意して欲しいのは、「弾弦時にその爪の伸ばしている全ての部分を使うのではない!」ということです。

爪のどの部分を使うか・・・それを考えることが大事です。特にP指のどの部分を使うか?について分かっていない人も多いので、皆様気をつけてくださいね。

 

ということで、カルリの15番から意外に多くのことを勉強できます。

この記事を読んでいる私の生徒の皆さん!

とりあえずしっかり練習して、Pのタッチを研究しておいてくださいね!

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