ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

2007年01月

2019.8 新サイトOPEN!
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富川ギター教室(東京渋谷) https://tomikawaguitar.com
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※他に池袋現代ギター社でもレッスンしています

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譜面台vs.自分

明日2月1日(木)は、国分寺クラスタでライブです。平日のためか、予約が少ないな〜。(悲しい・・・)

今からでもいいので、ばんばん予約してくださいね。(もちろん当日飛び込みで来て貰ってもOKですが)。

国分寺クラスタ

さて、本番前に考えることといえば・・・プログラムですね。毎回同じことをいっていますが、私はほとんどプログラム考えていません。おそらく、最近生徒にレッスンした曲を中心にプログラムを組んでしまうと思います。

話は変わって、今日のブログのタイトル「譜面台vs.自分」の意味を説明しましょう。

普段、どうしても、譜面台と自分の間だけで音楽を作ってしまう傾向がみなさんありませんか?

大きな会場で弾くとわかるのですが、そういう癖をつけてしまうと、結構危険です。拠り所がない感じ・・・とでもいうのでしょうか?

私の生徒さんは割合人前で演奏することが好きな人が多いのですが、本番をこなせばこなすほど、『いったい本番中はどこを見ればいいのだろうか?』とか、『どの音を聴けばいいのだろうか?』と悩んでしまう人が多い。

ということで、大きな会場だろうが、小さなライブハウスだろうが、とりあえず聴いてもらうターゲットを決める。大きな会場だったら、一番後ろに座っている人に聴いてもらうつもりで、弾く。小さな会場なら、隅っこに座っている人をターゲットにするとか・・・。

それと、もうひとつ、ギターから出る音ではなくて、会場に響く音も聴くこと!・・・これが結構大切です。

 

このあたりは、本番を多くこなすうちに身についてくることではあるのですが、いつも譜面台とギターの間の音ばかりを聴く癖をつけてしまうと結構難しいのです。

一応、私も、どのような会場でも、どのようにその空間で自分の音が響くかということをリハのときにチェックします。これが結構重要ですね。

『誰に聴かせるか?』というのも、お客さんでなくても、大丈夫。電灯でもいいし、椅子でも、ぬいぐるみでもOK。そういう訓練を、普段の練習でもやっておくと、だいぶ本番は緊張しなくて済みます。普段と違う状況=混乱=緊張・・・という図式をできるだけ減らすのが、やはり本番に強くなる秘訣であると思います。

 

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耳コピとクラシックギター

レッスンで、「耳コピ」という言葉を久々に使いました。

楽譜などを使わず、CDなどの音源から音を拾ってくることをいいます。

通常、クラシックギターは楽譜から音楽を作っていきますので、耳コピはあまり関係ありません。

ある生徒さん、池田慎司君のCD「ブラジル!」に収録されている「オッサーニャの歌」を弾きたいらしく、GSP社から出ている楽譜(コピー譜?)を購入したのだけど、録音と違う部分があり、弾けないという。

私が「耳コピしたら?」といったら、やったことがない・・・という返事。

そんな流れで、そういえば、中学、高校のころはよく「耳コピ」したな〜と思い出しました。「耳コピ」という言葉自体使うのが久しぶりな感じで。

私は、中学〜大学まで、エレキギターとクラシックギターをチャンポンでやってました(いまは、意外に硬派なクラシックギター弾きになってしまいましたが・・・)。

結構マニアな曲をやっていましたので、バンドスコアなどがなく、やはり頼りは「耳コピ」。お小遣いも少なかったので、音源を入手するのが精一杯。

それこそ、初期ホワイトスネークとかオジーオズボーンとかをコピーしてました。ツェッペリンの「アキレス最後の戦い」とかも耳コピでやったっけ・・・などの若い頃の思い出が蘇ってきました。

 

実は、この当時の「耳コピ」修行が、結構現在の仕事にも役立っていることが多いのかもしれません。

音源からギター編曲をする際や、実演と出版譜とが違う部分をチェックする際に抵抗をあまり感じないのは、耳コピ修行のせいかもしれません。

 

昔は、エレキギターのソロなどを耳コピする際は、基本は「口に出して歌う」・・・という方法で採譜してました。正しい音程でとらないと、なかなか難しいので、繰り返し聴いて音をとりました。このことも音感に若干良い影響を与えたかもしれません。

・・・といろいろ考えていくと、意外に耳コピも今のクラシックギタリスト稼業の役にたっているのかも?と思うようになりました。

人生、「回り道」はないのかもしれませんね。

 

 

 

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続・EXP弦を馴染ませる

さて、本日はギターデュオ“ラス・マノス”のレコーディング作業日でした。

先日、このブログでダダリオのEXP弦について話しました。

実は、昨日まで、どうもEXP弦の高音が馴染まないので、オーガスチンに換えようと考えていたのです。

でも、今日ギターケースを開けて、弾いてみたら・・・おお!EXP弦が馴染んでいる!・・・ということで、そのまま張り続けることにしました。

このように、ギター弦と楽器というのは「ある程度の時間」が必要なようです。いやあ、なかなか相性がいい弦を探すのは難しいですね。

ということで、そのままの弦でレコーディング作業。色気はないが、艶はある・・・という感じの音ですね。やはり、いい意味でプロアルテの弱点は克服しているとは思う。

あと2,3日様子を見てみよう。

 

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EXP弦を馴染ませる・・・

旧友からメールがあり、いまでもキノコはまずいだろう・・・というアドバイス。なので、デザインを変更しました。

さて、ギターの話題。

最近話題のEXP弦。プロアルテで有名なダダリオ社の製品です。

これが最近の個人的ブームです。プロアルテの足りない部分(“しなやかさ”とか“重厚な低音”)を補ったようなギター弦です。

最近はこのEXP弦のハードテンションを使ってきました。去年の11月くらいから本番も、レコーディングもこればかり。

しかし、これも若干物足りない・・・、もうちょっとテンションが重いほうが右手のタッチに合う・・・と思って、エクストラハードに張替え。で、結果、「とても重い」。

心なしか楽器のほうも馴染んでいない様子。こういうときは、音階やアルペジオなどで馴染ませていくしかない。じっくりと弦の振動を覚えこませるように音階などを弾いていくと、なんとなく楽器が鳴ってくる感じがするのですね。

何故か、最近こういう瞬間にギターを弾く喜びを感じてしまうのです。

(しかし、それにしても左手の押弦はきついです。やはりハードテンションに戻ろうかな・・・)

 

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GGサロンコンサート・・・予約開始!!

久しぶりに、フォーマルなリサイタルをやります。

4月20日(金)池袋要町 GGサロン 19時開演

もちろん、フルプログラミングの演奏会やライブはここ数年たくさんやってきましたが、なんとなく“リサイタル”的な感じは久々です。

プログラムは以下です。

組曲「プラテーロと私」全曲(E.S.デ・ラ・マーサ)
カスティーリャ組曲(M=トローバ)
特性的小品集(M=トローバ)
スケルッツォOp.47(ブロトンス)
バレンシア組曲(アセンシオ)

・・・なかなかないプログラムですね。なんとなくスペイン全土を巡る旅・・・みたいなプログミングになっています。

下記サイトからお早めにご予約を!!

GGサロンコンサート

 

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