ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

2007年05月

クラシックギター弾いてみたいなあ…!と思っている方…
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Pのタッチとターレガ

最近、ターレガの作品を研究中。主に小品です。

マリエッタとか前奏曲集とか。小品とはいえないかもしれませんが、「アラビア風奇想曲」とかも、最近ちゃんと見直しをしています。

何を見直しいるかというと、主にP(右手親指)のタッチです。

最近ちょっと変化させたので、それを微調整しているのです。だいぶ慣れてきましたが。楽器全体が鳴るように・・・奥のほうから鳴るように・・・微調整しているのです。

おそらく、原点回帰なのかもしれません。

ターレガらしい感じ、を求めた結果なのですね。

ここ1年くらい、Pのタッチが全ての指のバランスを決める・・・というふうに右手全体のバランスにおいてはいろいろと試してきました。生徒とのレッスンにおいても、Pのアポヤンドの重要性や、フィゲタでのPのアポヤンドの活用、エトセトラ・・・を指導はしていました。

そして、先日のフルートとのコンサートでピアソラを弾いているときに気づいてしまったのです。

Pのタッチの「重さ」を今まで生かしていなかった、と。

 

何を今更・・・なのですが、このあたりは「自分が気づく」というのが一番重要。インパクトがあるのです。「え?ギターってこんな音がでるの?」と久々に思いました。

ということで、最近はPのタッチ修正ばかりを意識してやっています。

 

そんなことをしていると、明日は国分寺クラスタでのライブです。Pのタッチの現時点での成果を披露できればと考えていますが・・・。

とりあえず、みなさま是非おいでください。

クラスタホームページから予約できます。

 

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アポヤンドは音色!!

最近、生徒とのレッスンで気になること。

アポヤンドとアルアイレの使い分けについて書きます。

「アポヤンド=大きい音を出す」という図式で考えている人が多いですね。それならアルアイレは「軽い音」?

アポヤンドをすると大きい音量しかでないというのは大問題。弦をただ引っぱたいている可能性があります。指先が弦に接触し、必要な分だけ押してリリースする・・・というアクションを意識すれば、小さい音量でもアポヤンドができるはずです。

では、アポヤンドとアルアイレの違いは何か?・・・答えは「音色」です。アポヤンドとアルアイレは弦の振動の仕方が変わります。一般的にアポヤンドは表面板に対して水平に近い振動で、アルアイレは円運動に近い振動になるでしょう。

この振動の違いが音色の違いとなって出てきます。

アポヤンドとアルアイレの違いは音量では決してありません。音色です。このことを間違うとギターの音色のバリエーションを狭めてしまうことになります。

 

実際の練習においては、アポヤンドとアルアイレの音色を『できるだけ同じ』にすることを目指すことを忘れないように。上記で述べていることと相反することのように思われるかもしれませんが、アポヤンドとアルアイレによる弾弦後の弦の振動を『ほぼ同じ』にすることが、右手のタッチと右手全体の安定のためには必要です。

このように意識すれば、おのずとアポヤンド時とアルアイレ時の右手のフォームは同じ形になってきます。両者の弾き分けは、右手の指先でコントロールされることになります。手の甲は動きません。

実際の曲のなかでのアポヤンドとアルアイレの弾き分けは、瞬時に切り替えなければなりません。この両者をスムーズに切り替えられることが大切です。

このことをふまえたうえで、弦の振動方向をいろいろと試していきます。表面版に対して完全に水平に振動させる・・・垂直方向の振動を多く与える・・・円運動に近くする・・・楕円の振動にしてみる・・・エトセトラ・・・このように考えていくと、アポヤンドでもアルアイレに近い音色がでますし、アルアイレでもアポヤンドに近い音色を出すことも可能です。

このように右手の安定を考えながら、弦の振動を様々に変化させることができるようにトレーニングすることが、ギターの音色を増やしていく方法です。その増やす過程において、アポヤンドとアルアイレという便宜上の弾き分けが存在します。

「アポヤンド=太い音色、アルアイレ=軽い音色」という単純な二分法では、失うものは大きいです。

ましてや「アポヤンド=大きい音、アルアイレ=小さい音」という二分法においては、右手のタッチを考えていないと思われてもしょうがないでしょう。

初心者への導入段階においては、この便宜上の区分は使用されてもよいかもしれませんが、教える側も教わる側も細心の注意を払いつつ、違いを把握するべきです。

少々固い文面になりましたが、みなさま研究してみてください。

上記のことが完全に理解できれば、セゴビア風指寝かせアポヤンド(?)を使用してもまったく問題ありませんし、その時点で「あなたの音色」として、そのタッチが音楽の中で生かせるはずです。

 

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レッスン覚書2007年1月5日〜15日

かなりリアルタイムではないレッスン覚書。これでやっと2007年バージョンスタートです。

2007年1月5日〜15日までのレッスン覚書です。

どうぞ。

pのダブルアポヤンド。例えば6弦と5弦を同時にアポヤンドする。この場合、6弦を強くor5弦を強く、etc.・・・さまざまな組み合わせでコントロールできるようにすること。そうでないとバリオスのワルツ4番は弾けない。

曲の「タイトル」のイメージ。テンポと音色に影響。このことはこどものレッスンのときでも徹底させておかないと、指の運動になってしまう。

ブローウェルシンプルエチュード7番。右手の圧力の切り替えをチェック。

大学のサークルなどで、アンサンブルをやっていたのに指揮で3拍子もふれないのは問題。正式に指揮法を学ぶ必要はないが、3拍子のプロポーションをある程度把握しておくべきであろう。

結局、表現の基本は「いろいろ試す」ことである。もちろん楽譜に書いてあることには忠実に。

本番用のチェック。_擦離ぅ瓠璽権指のイメージ∋悗離ぅ瓠璽権音のイメージ。これら´△リンクされて実際の演奏となる。このためには左手だけの練習は効果的。

レッスン時に生徒の「すいません」を聞くと悲しくなる。できれば「すいません」は使ってもらいたくない。ミスは誰にでもある。そのミスをどのように解決していくかを考えるのがレッスンである。教師側が解決法を教えずに「ミスするな!」といっては駄目なのはいうまでもない。問題は解決法を教えたのにミスが減らないことである。これも教師側としては悲しい。

それでも、人間全てを完璧にできるわけではないので、繰り返し解決法を教えるしかない。まあ、これが教師の役目です。辛抱です。

音のつなぎ方。前の音を押さえている指は、次の音が発音されてから放すこと。これが基本。この基本を初心者のうちから徹底しておくことが将来へつながる。

新入りの生徒さん。独学歴長し。本人曰くの問題点は「音符を読むのが遅い」とのことだが、実際には「読譜していない」ということが問題点だと指摘。音のタイミングと構成音だけを楽譜から「ひろっている」だけで、読譜していないのである。ある程度の曲が弾けているだけに、このあたりは大問題だなあ、と。

自分の体のどこから音がでるか?を意識することが、指先で音を出すということよりも大切な場合がある。

実際に本番ではこのことを意識しないと、スムーズに演奏できないことが多い。頭を意識すれば、体全身はリラックスするであろうし、胸から出ているとイメージすれば、腕の関節はリラックスする。おなかから音がでるとイメージすれば、重心は下に落ちて足を意識することになるだろう。もちろんこのような音の出るイメージと体の関係には、もっとバリエーションがある。これは日々の訓練次第である。このようにイメージすれば、音は変化する。

試さないと分からない。

 

 

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趣味悠々「ギターで世界の名曲を」

来月6月からNHK教育テレビで、クラシックギターの講座が始まります。

講師は荘村清志さん。日本のギター界の第一人者です。コンサートの打ち上げなどで何度かお会いしたことがありますが、いつお会いしても「紳士」な方です。それでいて気さくな人柄なので、楽しい講座になるのは間違いないでしょうね。

今日、そのテキストを入手しました。ざっと見て、いくつか弾いてみましたが、初心者から楽しめる内容だと思います。独奏曲もありますが、2重奏も採用しているので、ギターの音色に集中できます。スラーなどの技術も旋律を弾きながらマスターしていこうという方針なので、非常にこういう点では取り組みやすい教材となっていると思います。

私もレッスン時には2重奏をできるだけとりいれるようにしています。初心者の場合は旋律だけ弾くことで、自分の音色や細かい技術に集中できるという利点があるからです。

さて、テレビの講座に話題を戻します。この教材をテレビを見ながら、初心者の人がひとりで練習する場合はどうしたらいいのだろう?と、ちょっと気になってしまいました。

テレビ放送のときに、荘村さんが伴奏パートだけを弾いてくれるのであれば、それを録画し、「夢の共演!」が果たせるわけですが・・・。

一番いいのは、家人を巻き込んでテレビ鑑賞することかもしれません。家に二人ギターを弾く人がいれば、2重奏の練習ができるわけですね。

 

独奏も「鉄道員」「マルセリーノの歌」「禁じられた遊び」・・・という、かつてのギターブーム世代の憧れの曲がばっちり収録されています。そうかと思えば、現在の定番である「カバティーナ」「11月のある日」も収録されていますので、バランスのよい内容ですね。

「ロンドンデリーの歌」は、まさか武満徹編が収録されているのか?・・・と思いましたが、荘村さんが編曲した比較的シンプルなアレンジなものでした。

テキストの冒頭部分に荘村さんと武満徹氏の2ショット写真が掲載されているので、いらぬ想像をしてしまいました。もし武満編であれば、かなりハイパー上級者向け講座も見られたかもしれません。

 

さて、最後に、テキストを見てみると、荘村さんの楽器がアルカンヘルであるとわかります。何故わかるかって?・・・それは私もアルカンヘルを使用しているからです。ヘッドとモザイクの形状などでわかります。噂ではアルカンヘルを入手したということを知っていましたが、こうして写真となってみると、いいものです。

やはり形が違います。気品が感じられる。荘村さんの品格ともぴったりであると個人的に思います。

それがテレビ放送でどのように響くかも楽しみですね〜。

そのようにあれこれ、楽しみな番組です。みなさんも是非見ましょうね!!

 

・・・と、ここまで書いて大問題が・・・。放送時間のときにレッスンしているんですね。まあ、再放送くらい見れるかなあ?と思ったら、その時間もレッスン・・・。

録画すればいいじゃないか!という方もいるでしょうが、現在テレビを録画できる手段がないのですね。所有しているギター関連のビデオも生徒さんに頼んで少しずつDVDに焼いてもらってコンピューターでみている状態。

やさしい生徒さんが、毎回録画してくれることを期待して・・・。

 

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ターレガ奏法再考

日曜日の演奏会では、久々にP(右手親指)のアポヤンドを多用しました。

弦に対してストレートに落とす感じのアポヤンドです。昨日のブログで、「伝統的スペイン奏法」と書きましたが、ちょっとターレガ奏法風といえば分かる人には分かるでしょうね。

リハでは通常通りの現代的アポヤンドでやっていたはずなんですが・・・。

本番で、ふいと無意識にこのタッチを使ってしまったんですね。で、録音を聴きなおすと、このタッチを使った部分の「張り」と「重み」がとてもいい感じにはまっているんです。

 

いろいろと考えてみると、「アランブラの思い出」などで低音の「重み」とリズム感を出すために、生徒には全てアポヤンドで練習させる場合があります。これが無意識にではあっても、教えている私本人のPのタッチに影響を与えているのかもしれません。

また、フィゲタ奏法において、Pをアポヤンドで練習させることもしばしばあるので、これも私のPのタッチに影響を与えているものと思われます。

最近、Pの「重み」のある音を意識しているのは事実ですね。すぱーんと抜けつつ、重みがある感じというか・・・。

そういう意味で、やはり本番は勉強になりますね。

そんなこんなで、またタッチを見直さなければならなくなりました・・・。タッチ修正していると、新しいタッチでは弾けない曲(部分)もでてくるので、このあたりは大変なのですが。

常に研究&勉強&修正、ですね。

 

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