ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

2007年10月

2019.8 新サイトOPEN!
http://tomikawaguitar.com

富川ギター教室(東京渋谷) http://tomikawaguitar.com
https://tomikawaguitar.sakura.ne.jp/wp/lesson/
※他に池袋、横浜青葉台でもレッスンしています。

富川勝智の演奏会チラシはこちらでご覧頂けます。

お仕事依頼&お問い合わせは下記メールへお気軽に!
tomikawaguitar@gmail.com

レッスン覚書ミニ〜2007年10月5日〜6日

  1. こどもの生徒。首の動きを注意。「くび」という“誤解”を解くことから始める。首は背骨の延長線上にある、便宜上の呼び名。
  2. アルベニス、カディス。アレグレットとニュアンス、リソルートのニュアンスに注意すること。それぞれの音の発音法が変わってくるはず。
  3. トゥリーナ、タレガ讃歌。cedezのイメージに注意。弓をぎゅーっとひっぱっていくイメージ。しかもゆっくりと。音量は小さくても緊張感を緩めてはいけない。
  4. どの指を弾くときも、腕との連繋を忘れてはいけない。しめるか、ひらくか、両方試してみるとよい。
  5. 左手の準備。どこまで区切って練習するか?を常に考えること。通し練習ばかりしていると、左手指の準備に集中できていないことが多い。
  6. 発表会用の曲。暗譜が曖昧なところは何度でも覚えなおす。何度でも覚えなおすことがその曲の印象を強める。忘れることを怖れない勇気も大切です。
  7. 長い音価、短い音価の音符の違いはどこにあるか?何が違うのか常に注意を払うこと。音楽のエネルギー量が違うと分かると表現のヒントとなる。

 

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再会のマリア・エステル

昨日は夕方からコンサートに出かけました。

スペインの女流ギタリスト、マリア・エステル・グスマンのソロ公演です。

何だかんだいって、初対面が私が大学生の頃です。そのときワカゾーの私は彼女のレッスンを受けて、叩きのめされました。基礎って大事だなあって。

その後、私がスペイン留学中にも彼女のマスタークラスを受講しました。10日間に及ぶ充実のマスタークラスで、何故か受講生も5名程度と少なく、恐ろしいくらい内容の濃いレッスンだったのを覚えています。(毎日レッスンを受けれたのは幸せでした)

左手の正確な押弦のためのテクニック、右手のアポヤンドとアルアイレの使い分けと音楽表現とのつながり・・・書ききれないほどのことを学べたすばらしいマスタークラスでした。

『どのような状況でも、任意のタイミングでアルアイレとアポヤンドを自由に使い分けられることが大事』という言葉が印象に残っています。

『そんなことできるかよ!』と思いながらも、実例を見せられて、悔しいので右手のフォームを調整しなおした記憶があります。

・・・そのようなことを全て思い出させてくれた素晴らしい演奏会でした。確実なテクニックと遠達性のあるタッチ、そして印象的な音色。彼女の集中力と正確なテクニック、そして説得力のある音楽表現に打ちのめされました。

通常コンサートというと、くつろぎにいく・・・というイメージがありますが、なんだか打ちのめされた感じ・・・ああ、もういちど彼女から教えてもらったことを復習しないとなあ・・・怠けているなあ・・・と。ものすごい刺激ももらいました。

 

打ち上げでは気さくな彼女でしたが、去り際に「スペインに“戻って”こないの?」と言われました。「仕事とかいろいろ調整して行こうと思います」と答えましたが、このあたりは本気で考えないといかんなあ、とも思いました。

 

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11月3日ギターデュオコンサートのお知らせ!

来月の予定告知です。

11月3日は文化の日・・・この日に妹弟子である児玉祐子さんとギターデュオコンサートを行います。

オール・デュオのコンサートです。つまり全部デュオってことです。

演奏予定曲は以下です。

2つのソナタ(ソレール)

きらきら星変奏曲(モーツァルト)

タンゴ、ミロンガ、終曲(プホール)

バッキアーナ第1番、第2番(ノゲイラ)

・・・渋い選曲ですが、知る人ぞ知る名曲揃い!!

上記だけだと、ちょっと時間的に少ないと思いますので、もうちょっとボリュームは増えると思います。追加曲決定次第、このブログでも報告しますね。

(ちなみにその次の週の9日にやる尾野桂子とのデュオはまったくの別プログラムです。2週続けてくると、いろんなデュオが聴けますよ〜!!)

詳細は以下。

日時: 2007年11月3日(土・祝) 19:00開演 (18:30開場)
場所: 田園調布 富士見会館 (東急東横線・多摩川線・目黒線の多摩川駅より徒歩5分)
料金: 前売券 ¥2,000 (当日券 ¥3,000)

予約は、専用メール guitarduoconcert@excite.co.jp へお願いいたします。もちろん、レッスンなどで直接お会いする機会のある方は、メールでなく、直接お申し付けください。

 

考えてみると、田園調布富士見会館で演奏するのは大学生以来。かれこれ10年以上前のことだなあ。わりに雰囲気がよい会場だったような印象です。これもまた楽しみだなあ。
 

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ブログを読み返す

ブログを読み返す。たまにやります。

なんとなく「ああ、もう10月だなあ・・・」とか思ったときに、1年前のブログを読み返したりするのです。ちょうど1年前は何をやっていたのかなあ、と気になるのですね。

で、さっき1年前の10月、つまり2006年10月のブログを読み返しました。

以下、気になった点を箇条書き。

  1. 演奏会の仕事が多い。ほとんどソロ演奏。
  2. サブの楽器、カシミロ・ロサーノをたまに使用している(これは写真から思い出した)
  3. リョベート研究をしている
  4. 謎の演奏理論「3つの法則」について述べている(これはいまだに未解決)
  5. パークニングの自伝を読んでいる
  6. 「アランブラの思い出」を本番で弾いている
  7. レイス、デンツァなどは最近まったく弾いてない曲を弾いている

・・・とまあ、いろいろ忘れていることも多いですね。

1について。昨年は合わせ物が少なかったということです。今年の秋はデュオの仕事とばかりです。というよりは、今年は意図的にアンサンブルの仕事を多くしようとしたのですね。

2について。最近使っていないので、ちょっと「起こしてあげようか・・・」と思案中です。練習で使うだけでもいいので。

3について。リョベート研究はライフワークですので、たまにリョベートレパートリーでも練習しようかなあ。

4について。これについてはすっかり忘れていました。リョベートの録音聴いて何を感じていたか思い出そうと思います。

5について。パークニング自伝、再読しようかなあ。パークニング研究も始めようかなあ。

6について。あまりにも定番すぎてあまり弾きたくない「アランブラ宮殿の思い出」・・・実は人前に結構弾いていたようです。最近ある生徒には「俺が“アランブラ”を本番で弾いたら、死期が近いと思ってね!」と冗談でいっていたのに・・・。普通に弾けばいいのですね。

7について。レイスも弾きなおそう。「フニクリフニクラ」も最近まったく弾いてない。というより、完全に忘れているかも・・・。

 

・・・うーん、ブログを読み返すと、驚くほど発見がありますね。ブログの効能ですね。

 

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SP時代の巨匠をレッスンで聴く

最近、レッスン時に参考演奏を生徒とともに聴くことが多い。

主に、リョベートとかセゴビアとか、ちょっと渋めだが、イダ・プレスティとかルイゼ・ワルカーとかのSP時代の音源である。

かつて国内版でも「黄金時代のギタリストたち」「リョベートとその弟子たち」という好企画盤がEMIから世に出ていたが、あっという間になくなった。解説も詳細であり、音質も良く、非常に内容の濃いものだったのだが、残念である。私が大学生のときに購入したものなので、現在入手はかなり困難であろう。

いちおうアマゾンのリンクをはっておく。

「黄金時代のギタリストたち」

「リョベートとその弟子たち」

セゴビアの若き日にも多くの優れた奏者がいることが分かる。セゴビアのSP時代の演奏は現在ナクソスから出ているので、それと比較すると面白いのである。そして、勉強になる。

リョベートと比較すると、やはりセゴビアの演奏は非常にすっきりしており現代的だったと分かる。

上記の「黄金時代の・・・」には現在ギターデュオの定番曲である「スペイン舞曲」(ファリャ)のプジョール&クエルバスの演奏が収録されている。おそらく現在でもほとんどの人がプジョール編をもとに演奏している曲だと思うので、是非この本人による演奏は聴いてみるとよいのだが・・・。

いい意味でやはりこの本人の演奏は「プジョール編」の良さが良く出ているし(当たり前だが)、作曲家ファリャの音楽性をよく伝えていると思う。これは聴くたびにそう思う。

 

また、この当時のギター演奏家はガット弦を使っていたので、音に独特な質感がある。ルバートやレガートなどはなんともいえない色気がでる。現在の奏者には欠けている何かがあるのだ。特にリョベートの演奏などは、音のつなぎ方の妙技を堪能できる。

・・・このような音源を聴きながら、生徒とともに「ギターらしさ」とは何か?を考えるのは、とても楽しい。

そして、その「らしさ」を真似しようとしたとき、かつての巨匠達の技術レベルの高さに驚くはずである。

 

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