ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

2008年01月

2019.8 新サイトOPEN!
https://tomikawaguitar.com

富川ギター教室(東京渋谷) https://tomikawaguitar.com
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※他に池袋現代ギター社でもレッスンしています

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tomikawaguitar@gmail.com

尾野桂子リサイタル終了!

昨日、私の弟子である尾野桂子のリサイタルがありました。

想像以上の盛況!…主催者として来場してくださった方には御礼申し上げます。

こんな会場でした。(会場設営時、椅子並べ後撮影)

SKホール椅子配置

 

 

 

 

終演後のお花&プレゼント。いっぱいでした。演奏者の人気を物語っています!

尾野リサイタルお花&プレゼント

 

 

 

 

 

 

演奏終了後の挨拶も立派でした。

彼女の生き方を知っている人には「じーん」ときたことでしょう。

アンコールの「アランブラ宮殿の思い出」には来てくれたお客さんや友人への感謝の気持ちが詰まっていたような気がします(“名演”とはそういう状況において生み出されることが多いのです)。

その後、午後4時だったのだけど、打ち上げ。約15名程度で盛り上がりました。ギタリストの柴崎建司氏にも「オブザーバー」として来ていただきました。実はこのリサイタルは日本ギター連盟のギターグレードの最高位である「ディプロマ」の取得のため行われたものでもありました。私個人の判断でこのディプロマの合否の判断はできるのですが、それでもあまりにも「身内びいき」になる可能性があります。第三者の信頼できるギタリストの意見を聞きたかったわけです。

このような経緯があり、ギター連盟正会員であり、演奏家としてもキャリアのある柴崎氏に「オブザーバー」になっていただいたわけです。

打ち上げでは、柴崎氏から的確なコメント&アドバイスをもらえました。演奏者本人にも非常に役にたったと思います。私自身も非常に勉強になりました。とりあえず、柴崎氏からは「ディプロマはあげてもいいと思う」ということになり、めでたく合格!・・・ということになります。

「ディプロマ」は演奏家、そして教授者としての免状みたいなものです。これから「プロとして」他人を教えていく場合にも、他人の前で演奏していくためにも、「リサイタルを弾ききる」ということは重要だと思います。この経験がない人は、正しく人を導くことはできないでしょう。また、演奏家として「もう一歩」踏み込むことはできなくなるでしょう。

また「リサイタル」という言葉には格別の重みがあります。「コンサート」とは違って、演奏家本人の主張や哲学が表れてくるのが「リサイタル」なのではないでしょうか?…このあたりは様々な定義付けが可能なように思いますが、演奏をやっていく立場の人は是非考えるべき問題であると思います。

 

それにしても、無事に終わってよかった〜。ほっとしました。

 

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明日は「尾野桂子ギターリサイタル」です!

明日は、私の生徒である尾野桂子のギターリサイタル。

きちんとしたギターリサイタルは初めてです。チラシはこんな感じです。

 

尾野桂子リサイタルチラシ

 

 

 

 

 

 

もう明日ですので、メール&電話での予約終了させていただきます。

メール&電話で予約した方は、明日受付にて料金をお支払いください。

当日券も出ますので、明日ご都合の合う方は是非お越しくださいね!!

 

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シンガポールの新聞に私が登場!

シンガポールの新聞に私が登場しました!

「THE SUNDAY TIMES」2008年1月6日号です。

「弾き初め会」に絡んで、私が登場したのです。日本の「書き初め」や「稽古初め」と日本人の文化風習に絡めて記事は書かれています。

中央に大きく私がレッスンしている写真が!

もうシンガポールでは街を普通に歩けないかもしれません・・・(そんなことはないか・・・)

弾き初め会の新聞記事

 

 

 

 

 

写真左が私。右はこの記事を書いた私の生徒さん。弾き初め会の写真ではありません。夏合宿のときの写真ですね(まあ、いわばイメージ写真?)。

私の「弾き初め会」に関する発言も記事に出てきます。基本はこのブログでも語ったのと同じですが、若干私の子供のころの我が家のしきたり話もでてきています。

以下引用。

I asked my guitar teacher Masatomo Tomikawa why he started his hikizomekai two years ago.

'I began the hikizomekai as a way of curing my students of their New Year holiday stupor. By this I mean that when students think they do not have to practise the guitar during the New Year break, they lose their touch,' explained Mr Tomikawa.

'For those of my students who take part in the hikizomekai, I think many start practising at least two days beforehand, some of them even on New Year's Day itself.'

Most Japanese students have a New Year break that lasts about two weeks, but Mr Tomikawa's guitar class closes for an even longer period.

'Usually, the first lesson of the year takes place after Jan 10. So if my students begin to practise the guitar again only from that point, it means they will have not been practising for several weeks,' he pointed out.

But his belief in upholding tradition grew out of personal experience.

As a child, Mr Tomikawa was taught by his parents that on Jan 2, the second day of the New Year, he had to start doing whatever he expected to accomplish during the rest of the year.

'So, up to the time I graduated from high school, I would play the guitar on the morning of Jan 2 of my own accord. Having done so, I felt I was able to get down to serious practice more smoothly,' said Mr Tomikawa, who started learning the guitar when he was 12.

'When I recalled what I did as a youth, I thought it would be a good idea to organise a hikizomekai for my students.'

The idea of such 'first-in-the-year' rituals is not limited to the cultural side of Japanese society. One of the most spectacular New Year events is the dezomeshiki, which marks the first day of work for firemen in Tokyo.

引用以上。

上記英語が得意な方は是非、読んでみてください。基本的に弾き初め会をやっている意義は以前ブログに書いたのと同じです。私がギターを始めてから1月2日には「書き初め」同様に、自主的に「弾き初め」をしていたのが、この会を教室行事として始めたきっかけであるということも書かれています。

これは両親から「教え」であったわけです。

「新年2日には“今年頑張りたいと思う全てのことをスタートする”ことが大切」という我が家の家訓だったわけです。このことは楽器のタッチを忘れないためにも意義深い習慣でした。また、新年思いを新にしてギターの学習に励む・・・と精神面にも効果的だったと思います。

御陰で年末年始用(兼旅行用)にヤマハのサイレントギターもここ数年大活躍です。2年前ポルトガルに行ったときも携行、昨年も実家に持っていきました。

うーん、それにしてもシンガポールの新聞に自分の教室のことが載るなんて全く予想だにしなかったなあ。それに、英語になるだけで、自分の発言が立派な感じに見えるのは実に不思議・・・。

 

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「ひとめぼれ」でギター購入(フランクフルト編)

ギター衝動買いの話。先ほど生徒から電話がありました。フランクフルトからです。

仕事先のフランクフルトで以前から気になっていた楽器があったということで、「とうとう昨日購入してしまいました!」・・・という電話でした。

そうとう嬉しかったのでしょうねえ。そういえば、以前にもメールで「このギターですけど、どうでしょう?」と訊ねてきたことがあったなあ・・・。そのときの画像がこれ。

フランクフルトのギター2

 

 

 

 

 

 

フランクフルトのギター1

 

 

 

 

 

 

「ortega」というブランドらしいですが、写真だけではいいのか、悪いのか?・・・ぜんぜんわかりません。なので、この画像が送られてきたときは「気にいったんならいんじゃない?。でも少し冷静になって考えてみたほうがいいよ〜」と返信。

それからしばらく経っても、本人は気になっていたんでしょうねえ。で、とうとう昨日購入してしまったわけです。

昨日購入し、ムッシュ・アルメインを練習していたそうで、「低音がすごく響くんです!」といって、電話口で聴かせてくれましたが、もちろん良し悪しの判断はつきません。

どちらにしても「ひとめぼれ」を貫いて、成就したのですね。よかった、よかった。

楽器購入というのは、知識や経験がものをいうこともありますが、比較的直感に頼ってみるのも悪くはないと思います。

特に初級者や中級者にとっては「ひとめぼれ」の楽器で練習意欲を掻き立てるほうが伸びる場合があるからです。値段も10万前後だったそうで、それほど高い買い物ではないし、この生徒さんの場合もこれでやる気がでているのが電話口の弾んだ声からも分かりました。

ムッシュ・アルメイン・・・上手くなるに違いありません!

話をきくと、なにやらその楽器屋に強盗が入ったそうで、そのときのガラスの破片がこの楽器の一部を1センチくらい傷つけたそうです。それで値段も2万くらい安くしてくれたとか・・・。いわゆる「傷物」値段ですが、良い買い物だったかもしれません。

今度レッスンにもってくるのが楽しみです。フランクフルト版小平ギターみたいな感じかなあ?

 

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今年の予定いろいろ

このブログの右脇にある「演奏会情報」を更新しました。

あと、ホームページのスケジュールのほうもちょこっと更新しました。

こうしてみてみると、今年は演奏会が多いなあ・・・忙しそうです・・・。

2月は代々木上原のほうでコンサートをやります。共演者が多いのでどうやって「リハ」の時間を工面しようか?・・・悩み多いです。

また2月15日には私の門下生によるコンサートも行います。いままで発表会はやっていましたが、「コンサート形式」(料金を徴収する形)での演奏会はやったことがありません。ゲストもいるので、みな身を引き締めて良い演奏をしてください。

3月には青葉台の井桁ギター教室の25周年記念コンサートで演奏します。合奏団も結成されます。この指導も任されていますので、がんばります。それにしても25年もギター教室を続けるのは、凄いことです。そのオーラを感じてこようと思います。

今年は、ホセ・ルイス・ゴンサレス没後10年記念コンサートが各地で開催されますが、この予定もすこしづつ決まりつつあります。まだ何を弾くかはぜんぜんきまっていませんが・・・(どうなるんだろう?)。尊敬する先輩である大阪の岩崎慎一さん、縦横無尽に活躍する九州の池田慎司君とのトリオでのコンサートになります。みな同時期にホセ・ルイス・ゴンサレス氏のもとで修行した仲間達です。

このトリオのために(「ホセ・ルイス追悼のために」)、新しい曲も誕生します!・・・大物ギタリストによる作曲です。これも凄い楽しみ!!

どちらにしても、ホセ・ルイス師匠が死んだ後も、岩崎さんも池田君もクラシックギターからはなれずに活躍中なのは、実に嬉しいことです。同時期に修行していても、ギターから離れていった人も多いですし・・・。

4月はそういうことで、演奏に忙しくなりそうです。

6月には、ひさびさにピアノとの共演でコンサートをやります。ギター&ピアノもたくさんいいレパートリーがあるので、いろいろひっぱりだして頑張ってみようと思います。

そんなこんなでばたばたしていると、夏がやってくるのでしょうね。夏は恒例の教室合宿です。今回はちょっと新しい展開を考えています。お楽しみに!

・・・以上のように考えると、1年なんてあっという間なのでしょうね。でも、いろいろアクティブにしていると、楽しいですね!。体力&気力、失わないように頑張ります。

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