ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

2008年05月

2019.8 新サイトOPEN!
https://tomikawaguitar.com

富川ギター教室(東京渋谷) https://tomikawaguitar.com
https://tomikawaguitar.sakura.ne.jp/wp/lesson/
※他に池袋現代ギター社でもレッスンしています

お仕事依頼&お問い合わせは下記メールへお気軽に!
tomikawaguitar@gmail.com

教室会報一号完成!

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教室会報作ってみました。現在生徒さんに配布中です。それなりに読み応えがあると思います。連載もあり、生徒さんのエッセイもあり…

新聞風、両面です。

みな、外注だと思ってくれるようですが、ワードで表組みでつくりました。セルなどを適当にくっつけて、それなりにレイアウトを考えて、記事を流し込めば完成!

雛形を作るのに時間をかけました。(なんだかんだ私って凝り性…)

タイトルは「六絃魂」…やはり新聞風なので、タイトルは縦書き、漢字じゃなきゃなあ…あとギターを思い起こさせるもの…と考えて、こんなタイトルになりました。「ろくげんだましい」ではなく「ろくげんこん」と読みます、一応。

生徒の方、捨てずにお読みくださいね!

ちなみに教室関係者の方のみへの配布となります。どうしても欲しい!という教室OB、OGの方はメールなどください。時間のあるときに郵送します。

 

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レッスン覚書ミニ〜2008年5月22日〜27日

  1. 悩むより、練習…自分のモチベーションが続かないときは、常にこのことを念頭に。
  2. 武満徹、イエスタデイ。同じメロディー部分でも休符のあるなしなどを意識して、イメージを確認していく。地道な作業だが、それをしっかりとやることでニュアンスが見えてくる。
  3. 曲中に自分なりのストーリーをしっかりと作ること。これをメルツやカルッリなどの俗に初心者用とされる曲のなかでできれば、しめたもの。
  4. 上記3に関連。ロマン派の作曲家のほうが、「裏切り」や「沈静化」…いろいろなニュアンスが和声にあるので、ストーリーは作りやすい。
  5. ジュリアーニ、フォリャの変奏。テーマ部分をしっかりと分析。フレーズの緊張はどこまで続くか?それを考える。なんだかんだ、小さい緊張+弛緩の連続の曲(だからこそ、フォリャ!)なので、このあたりの「息詰まる」感じをしっかりと感じて弾きたいところ。
  6. ベースメントはしっかりと。これは割合「おおざっぱは性格」の生徒さんには効果的。生真面目は生徒さんには「おおざっぱに」。おおざっぱさと生真面目さ、両方混在している人は上達が早いかもしれません。
  7. ヴィラ=ロボスの左手運指は決めにくい。はっきり言ってしまえば、作曲家本人が完璧につけてしまえば良かったのに…と思うこともある。逆にいえば、運指の可能性を探していくことで、いろいろな音楽的な表情を見つけることが可能なので、その余地を残してくれたと思えば、よいことなのかもしれませんね。

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体験レッスンについて〜有料か無料か?

私の教室では体験レッスンをやっています。特にこの季節は体験レッスンに来る方が多いですね。

体験レッスンをするたびに、自分と体験レッスンの位置づけを結構考えます。つまり何のために体験レッスンをしているのか?

 

今は音楽教室などでは体験レッスンは普通になっていますね。

「あなたに合った先生を探しましょう!!」というイメージなのでしょうね。

「無料」と謳っているところがほとんど。

昨今は「先生は生徒が選ぶもの」という考えが主流ですね(これには私は違和感を感じます)。この考えの是非はまた機会があれば書きましょうね。

さて、私の知り合いギタリストでギター教室を運営しているなかには、「有料」にしているという人が多いですね。「ひやかし」を避ける+「レッスンはレッスンなのだから…」という理由が多いようですね。これには私はまったく反対意見はありません。私個人の気持ちとしては、「プロとしてレッスンを行っている以上、ちゃんとしたレッスンを行うのは当たり前(正当な報酬を得るのは当たり前)」と思っていますし。

極端な話、「ギター教室であれば、どこで習ってもきちんとしたレッスンが受けられる」という前提があれば、どこの教室に行っても一緒です。わざわざ無料にして「選んでもらう」必要などないのですから…上記のような『体験レッスンはありません(どんなレッスンでも有料)』という考え方の先生には、このような理由もあるのだと思います。

では、何故私の教室の体験レッスンは無料にしたのか?

「きちんとしたレッスン」だからこそ無料で行うことに意味があると考えたからです。

「30分程度のレッスンでも、その人の悩みが解決できるのであれば…」という思いがあるからこそ、無料にしてしまおう!と思ったわけです。いわば、社会への還元。だから、自分の中では体験レッスンも『有料』と同じ感覚で行っています。

実際、今までたくさんの人に無料で体験レッスンをしてきましたが、そのほとんどの人が「なんらかの悩み」を抱えているものです。もちろん30分程度ですので、全部の悩みを解決することはできません。そして、漠然とした悩み〜例えば「なんとなく上手く弾けていないような気がする」という感じ〜を抱えている場合もあります。このあたりを最初の5分くらいで、その人の一番の悩みなりを見極めて、解決法を導いてあげるわけですね。

大概の人が、「!」と思ってくれます。左手の指が開かなかったのが、ちょっと手の構造を知ることで改善できたり…「フレーズ」という言葉を学んでくれたり…右手のタッチのプロセスを学んだり…大体がワンポイントですが、悩みが解決したときの「笑顔」を見ると、「ああ、これで悩めるギタリストがひとり減ったなあ」と思うわけです。

だからこそ、体験レッスンを終わった後、基本的に生徒さんには後日連絡の形をとっています。「即入会したい!」という人にも、「一晩が考えてくださいね〜」ということにしています。(もちろん、絶対にすぐ入会したい!とか、来週からでもすぐに今のレッスンの続きを…という方は拒否しませんよ!)

はっきりいってしまうと、体験レッスン後、入会してもしなくても、その人の悩みが解決すればその場はそれでOKというスタンスをとっているわけですね。だって、社会への還元ですから。

もちろん、たった1回のレッスンで、その人の悩み全てが解決するわけではありませんし、その後ギターがぐんぐん上手くなる、という保証はしません。かなり悪癖がついた人、若くてうまく育てていけば上手くなりそうな子…などは、是非レッスンを定期的に受けてもらいたいなあ…と思います。もし、そのような人がギターのレッスンを他の先生に就いて習うのだとしたら、「良い先生に巡りあえたらいいなあ…」と本当に思います。

逆に、そういうふうに思わされずにはいられないほど、「いいかげんに教えている」先生が多いという現状がありますね。今まで体験レッスンで、無理な弾き方を強制されたために腱鞘炎、腰痛、肩こりなどに悩まされている人をたくさん見てきたので…。だから、ほんのちょっとの時間ですが、無料で体験レッスンしているわけです。

あ、もちろん、本気でギターをやってみたいなあ、という方なら、「悩みなし」でも体験レッスン来て下さいね!

…最初から、きちんと習えば、「肩こり」も「腰痛」などの苦痛なくギターは弾けます。何も悩みなく、ギターライフを続けることができるのに越したことはありません。

※ということで、とりあえず、ギターをやっている方も、まだやっていない方も体験レッスン随時募集中です。このブログ右にあるリンク、もしくは下記リンクからどうぞ。

http://guitar.sakura.ne.jp/school/taiken.html

 

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朗読&シャンソン&独奏

今日は個人宅での演奏依頼で行って参りました。

リビングにそのお宅のお知り合いを集めての演奏会&ランチ&デザート…といった企画です。

このお宅のお知り合いが30名ほど集まりました!…演奏内容は、前半後半30分ずつ。各部の最初に朗読があり、それからシャンソン。

朗読の伴奏はいろいろ考えました。前もって原稿をファックスしてもらい、それに合うイメージの曲を探しましたが…なかなかふさわしいものがないものですね。あまりポピュラーすぎるものだと、曲のイメージに詩のほうが引きずられますし。

いろいろ悩んだ挙句、結局、自分の作曲したものを使うことにしました。とはいっても、昨年出したソロギター教本用に書いた教材曲を再アレンジしたものなのですが。これがいい感じにはまりました。

シャンソンの伴奏は生まれて初めて。歌手の方はプロの方なので、もう「引きずられるがまま」です。この感じはなかなか久しぶりです。相手のペースに乗っかってしまうのもたまにはいいです。楽しい経験でした。

ギターソロは10曲ほど弾きました。何故か「アラビア風奇想曲」が大人気でした。一般の方が多いと思ったので、久しぶりに「禁じられた遊び」を演奏。エンディングは「アランブラの思い出」でした。いい感じに弾けて満足!

昨日あたりから天候があまりよくないので、楽器のコンディションも影響を受けていました。ということで、昨日夜中に絃の選択にあれこれ悩みました。

結果、高音弦オーガスチン赤+低音EXPハード…という意味不明な組み合わせになりました。たまにオーガス赤ブームって来ますね。何故か湿度が高いときが多いような気がします。

このオーガスチンの赤は、意外にタッチが難しいです。痩せた音が出がちではあるので、これを「しなやか」に変えるのが結構苦労するのです。この高音が綺麗に出ると、低音EXPがいい感じにレスポンスしてくれます。

これが「アラビア風」好評の理由かもしれません。

終演後もいろいろな方とお話ができて、こういうホームパーティー風の演奏会もいいですね!今日のお客さんのなかにも「私の家でもやってもらいたい!」と言ってくださった方が多くいました。

またこういう雰囲気で演奏したいなあ、と思いました。

 

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演奏終了!

6a2125d0.jpg今日は個人宅での演奏。高台にある素敵なお宅。玄関先には薔薇の香り…
シャンソン歌手、詩人の方との共演もあり勉強になりました!
で、打ち上げにて記念撮影。
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