ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

2009年08月

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土曜日

88ccc2eb.jpg藤井眞吾先生に私の生徒がレッスンを受けました。これはその打ち上げの写真。

拍子を理解するために◆憤貲鑢椶梁減澳供

先日の月イチ講座、リズム講座の(富川による)補足です。

昨日、紹介した参考文献はこれ。

名曲に何を聴くか―音楽理解のための分析的アプローチ 新音楽鑑賞法
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田村和紀夫氏はこの本の33ページ「水面下の流れとしての拍子」以降を読むと、「拍節の存在感」について多くのことを学べることができるでしょう。

さて、先日の坂場氏の講義では『小節線の右側には一拍目がきます。そして、その右側の音には自動的にアクセントがつきます』という説明がされました。

そして、アクセントに関して、メトリック・アクセント、リズム・アクセント、パセティック・アクセントがあることがテキストが含まれていました。

この点に関して、より詳細は研究がしたい方は下記の本をどうぞ参照してください。

音楽のリズム?その起源、機能及びアクセント? (要約版)
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リュシーメソッドと呼ばれるものです。自分で音楽表現を作るためのルールが学ぶことができます。

非常に簡明に書かれていますが、実際に音を出して「実証」すること、つまり耳で確認しながら勉強すると身につく本です。実際、音楽家が経験で身につけている演奏表現のルールが体系化されてものであると思ってください。とても勉強になります。お勧め本です。

 

さて、一拍目の存在感は時代によって異なる…ということを私は補足説明しました。

このことに関して齋藤秀雄氏の「音楽は文法」という言葉を思い出しました。アウフタクトと一拍目(つまり上記でいうと「小節線の右側の音」ですね)の関係を以下のように述べたという言い伝えがあります。

「これは花だ」…バロック

「これは綺麗な花です」…古典

「なんて綺麗な花でしょう!」…ロマン派

上記の「花」が一拍目です。

バロックであれば、花に強い存在があります。

古典であれば、花には依然ある程度の存在感が残るが、バロックと比べれば一拍目のアクセントは弱まります。

そしてロマン派では「なんて綺麗な」のほう(つまりアウフタクトのほう)の意味合いが強くなります。結果として一拍目の存在感は希薄になります。

…というふうに、時代毎に一拍目のアクセントの強弱は変化していくわけです。

つまり古典における一拍目は「アップビートーダウンビート」(上拍ー下拍)の関係を考えた上で、ある程度の「強さ」があっても間違いではないわけです。

しかし、『一拍目=強拍=音量を強く弾けばよい!』という考えで弾くと大間違いになります。やはり「アップビートーダウンビート」の関係はしっかりと把握した上で、一拍目の存在感をどのくらいにするか?…をありとあらゆる面から考察していくことが大切です。

(※ありとあらゆる面とは…フレーズや和声や全体の構成であったりします)

結局、この点が「演奏者のセンス」や「経験値」によって変化していくところが、演奏のバリエーションにつながっていくのだとも言えますね。

まだ何か補足があれば、書きますが、とりあえずこのあたりで…やめておきます。

 

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拍子を理解するために

先日のリズム講座で若干分かりにくかった部分を補足しておきます。

というよりは、私の意見は述べません。参考になるべき著書からの引用をいくつか紹介していくつもりです。

参考書は以下です。

名曲に何を聴くか―音楽理解のための分析的アプローチ 新音楽鑑賞法
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田村和紀夫氏はこの本の33ページ「水面下の流れとしての拍子」という項でバドゥラ=スコダの一文を引用している。

…旋律を川にかけられた橋にたとえることもできるでしょう。

小節線は橋柱のようなものです。これらはたしかに橋を、つまり旋律を支えてはいますが、橋の上にいては気づかないものです。この小節線をいつでも強調する人がいるとしたら、その人の演奏は、各橋柱が橋の上の往来のところで突き出ているような構造にたとえられるでしょう。そんな出来の悪い橋の上で、私は自動車を走らせたくありません!

そして、この文章を引用した上で著者田村氏は『小節線があるからといって、すべの強拍にアクセントを込めるべきだ、というものではない、ということである。』の結論を述べている。

そして、以下のように自論を展開。

ぴったりと拍子に合った音楽もあれば、合わないもの、曖昧なもの、ずれたものなど、音楽には拍節とのさまざまな関係が可能なのである。もしすべての音楽が拍子どおりだとしたら、そうした関係性そのものが解消されてしまう。そして、すべてダンス音楽か行進曲になってしまうだろう。

しかし、拍子からずれた音楽があるとしても、「ずれた」感じが生じるのは、やはり拍子が根源的に存在しているからである。

そして、この章はベートーヴェンの弦楽四重奏「セリオーソ」の“聴くだけではアウフタクトに聴こえる3拍子”の曲を例に出している。是非、ここからは拍節と表現の関連性に興味のある人は熟読して欲しい。

そして、できれば、この部分の解釈をいくつかの音源で聞き比べて欲しい。そして、その表現(アゴーギグやデュナーミク)がどのようになされているか研究して欲しい。

おそらく古典期における“一拍目”の存在感の表現法をしっかりと確認して、各自研究しておくと良いでしょう。

ということで、補足第1回はこれにて終了。

 

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月イチ講座(リズムについて)好評にて終了!

昨日は当教室主催の日曜ワークショップ。

テーマは「生きたリズムとは何か〜リズムの起源と構造」。

講師は坂場圭介さんでした。

まずは拍、拍子、アクセント、小節線、テンポ、リズムなどの用語の整理から…。実は音楽を長くやっていても、この用語の定義を明確にしていない人が多いというのが現状。そして、定義することによって、音楽表現の根本が明確に見えてくるのですね。

そして、テーシス、アルシスの説明。一般によく使われている強拍、弱拍という用語を使わないところがポイントだったのでしょう。

パルスの説明も明確にして、実用的でした。

以上のようにまずは講義を行ないました。テキストもきちんと用意されていて非常に分かりやすい進行でした。

その後、実際に「サンプル生徒」に登場してもらい、上記の知識をどのように表現に生かしていくかを実践!

坂場圭介講義 2

2名の生徒に実際に楽曲を弾いてもらって、アルシスとテーシスの組み合わせを徹底して感じとってもらうという内容でした。表現がみるみるうちに「ナチュラル」になっていきました。

最後は質疑応答。

小節線の存在意義…についてでした。なかなか良い質問でした。そして、このことは音楽の様式にも関わってくることを私も補足説明いたしました。

坂場圭介講義 1

上記の写真。自分の疑問点をホワイトボードに書いている質問者Iさん(向って右)。

 

…という感じで、講義は無事終了。あとは参加者各自、自分で表現を考えるときにそれらを応用する…だけなのですが…。

どちらにしても非常に勉強になる講義でした。

私としては、普段各自のレッスンではフォローしきれない部分を一括して講義してもらった気分で、だいぶ助かりました。

補足などもいくつかありますが、それはまた別のブログ記事にいたします。

しばし、お待ちを!

 

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f18311a8.jpg拍と拍子の説明からスタートです。
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