来月の月イチ講座は、講師に坂場圭介さんを迎えます。
テーマは「ソルの教則本」です。
先日現代ギターより「ソルのギター教本全訳」が掲載された増刊号がでました。以下の本です。
現代ギター 2009年04月臨時増刊号 ソル 練習曲と教則本全訳(準拠CD付)
販売元:現代ギター社
発売日:2009-03-12
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いくら日本語訳とはいっても、その内容は若干複雑といわざるを得ません。
しかし、ソルの楽曲の解釈、奏法を理解する上で非常に重要な資料であることはいうまでもありません。その内容をしっかりと理解することがクラシックギタリストとして必須であることはいうまでもないのです。
そのソルの教則本の内容を分かりやすく解読していこうというのが、来月の坂場氏によるレクチャー内容となります。
ちょっと専門的な内容となるかもしれませんが、ソルのエチュードや小品に取り組んでいる人にはきっとなんらかの奏法上のヒントが得られるはずです。なので、初心者や中級者の方も是非。
クラシックギターを専門にしている方、プロを目指している方であればソルの教則本理解は必須です。是非多くの方の受講をお待ちしています。
2009年11月15日(日)午前9時30分〜12時
会場:渋谷リフレッシュ氷川多目的室C
参加費:3,000円
講師:坂場圭介
テーマ:名著を読む 〜フェルナンド・ソルの「ギター教則本」〜
目的:煩雑で専門的なソルの「ギター教則本」を分かりやすくまとめます。
また、実際にギターを手に取っていただき、具体的に内容を体感していただきます。
内容:?ギターの基本技術と運指 ?ソルの練習メニュー ?編曲法と伴奏法 ?ギター上の管弦楽法
※実際に音出しをしたいと考えています。できれば、全員ギターを持参していただきたく思っております。
詳細は下記ページにて確認を。
富川ギター教室日曜ワークショップ特別ページ
受講を希望している方は、是非上記の現代ギター社出版物のソル教本全訳を通読しておくことをお勧めします。
そうすると講義内容がより理解しやすいと思います。
…とはいっても、あまり難しく考えずに…ソルの教本解読作業は私もかつてやりましたが、実に実践的なヒントに溢れています。是非、そのエッセンスを感じるために講義に参加してください!
2009年10月
ちょっと遅れましたが、日曜日に行なわれた「第20回富川ギター教室発表会」の様子をレポートいたします。
スタッフは朝9時集合。そしてスタッフミーティング。
生徒は9時30分集合。今年はリハーサルが短かったですが、スムーズに進行。
リハーサル風景です。
手前にあるお花は生徒さんによるコーディネート。
やはり舞台上に花があると、そのものずばり「華がある」舞台になるわけです。
受付にもお花を飾ってもらいました。聴きにきたお客さんへのウェルカムです。
ということで、控えの風景。
リハーサル時、余裕の笑顔?
打ち上げは30名弱で。貸切です。料理の美味しいお店。
向って左はゲストの井上仁一郎君、中央で振り向いているのは若手ギタリストの栗田君。私とおなじバルセロナで修行したので、同じ「バルセロナ楽派」です。今回スタッフとして裏方を担当してくれました。ありがとう!
右は我が教室の「打ち上げ部長」である矢吹さん。あ、もちろん、ギターもとても上手です!宴会の仕切りも完璧です。
生徒さんの演奏は4部の若干名を除いてはほとんど全員聴きました。
第一部は小学生。みな半年でびっくりするくらい上手くなります。
第二部は主に初心者+発表会デビュー組。第三部は中級者といったところ。
第四部は「おまかせ」でいけるよね?というグループです。この「お任せ」
というのは調弦とか、自分で舞台にでるタイミングとか…そういうことです。
一応、裏で聴いていて、簡単な評価はしました。○と◎。打ち上げ時に希望者には簡単な寸評をしました(個人的に)。
生徒さん本人の評価は冷静ではありません。◎をもらって、驚いていた人も。でも、そのあたりはスタッフとして聴いていた私以外のプロギタリストの評価も一致しているものです。そんなもんです。
演奏表現、音質…ステージ上での振舞い…。トータルなものですね。
やはり楽器の差は大きいです。遠達性の差=音質の差です。音量ではありません。そのことをしっかりと皆さんには理解して欲しいです。もちろん楽器の差だけではなく、そのような音色をつくるタッチの差もあります。その両者を兼ね備えた人は完璧です。音がしっかりと抜けます。
さて、井上君のソロはやはり「日本トップレベルの若手」と呼ぶに相応しい素晴らしいものでした。
デュオはカルッリのOp.106です。これは私がけっこう仕掛けちゃいました(苦笑)。だって、楽しいんだもの。ちゃんとついてきてくれたので、「うん、いいねえ」って思いました。やはり、こういう若手と演奏するのが最近楽しいですね。
ということで、最後のゲストとのデュオは私の「楽しみ」でもあります。
次回の独奏の発表会は来年春を予定しています。
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数名から問い合わせがありましたので、明日の発表会の集合時間は以下です。
中学生以上:午前9時30分
小学生:午前10時
…ということで。
もちろん、時間厳守で!
スタッフは9時ちょっと前には行っておりますので、早めに来ても構いません。遅れることは絶対にないように!!!
(遅れた人は、目玉オヤジに叱られますよ!)
目玉おやじも応援しています。頭にかぶっているのはこどもの生徒さんのプレゼント。折り紙ですね。カブトです。自信作だったのでしょうね。
おやじクリップにかぶせたらピッタリです。
で、おやじクリップにぶら下がっているのが、明日の発表会プログラムです。
発表会のスタートは午前11時30分です。
ゲストの井上仁一郎さんのミニコンサートは午後3時15分〜。
入場無料です。みなさんのお越しお待ちしております!
場所は渋谷リフレッシュ氷川です。
今までの勉強の成果がだせればいいなあ、と願っております。やはり発表会間近になると、それにむけたアドバイスが多くなります。
でも、結局は「本番は本番の風が吹く」のです。
そのあたりは真理ですね。
演奏すればするほど、そのことが身に染みてわかってきます。
舞台には魔物が棲んでいる…とはよく言いますが、そのあたりが実感できるまで、とことん人前で演奏することですね。
とはいうものの、レッスンはじっくりと丁寧にベストを尽くして行ないました。あとは、参加者のみなさんの努力ですね。
明日、楽しみです。
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