ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

2011年10月

クラシックギター弾いてみたいなあ…!と思っている方…
真剣にクラシックギターに取り組んでみたい!と思っている方…
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僕はイスパニア語学科だったのです。。。

僕は上智大学のイスパニア語学科の出身です。

先日、偶然にも、その上智大学イスパニア語学科の教授の方の講演会にゲストとして呼ばれて、演奏してきました。厳密には伴奏です。つまり、歌い手の方がいらっしゃったわけです。

ガルシア・ロルカの「スペイン民謡集」をギター伴奏しました。

私がスペイン語学科と知って演奏依頼を頂いたわけではありません。偶然です。人の縁というのはあるのだなあと思いました。 

ちなみに僕は「ギタリストになりたくて、つまりスペインに行くためにスペイン語を大学で学んだ」わけではありません・・・とりあえず、なんでもいいから外国語でいいや・・・という中途半端な気持ちで入学しました。ですが、大学の授業で「スペインの深さ」を知りました。当時の先生の方々には感謝なのです。非常にアカデミックで、且つ面白い授業をしてくれました。

仲が良かった・・・というのもオコガマシイですが、可愛がってくれたのがスペイン美術史の神吉敬三先生でした。私が卒業した直後に他界されましたが・・・。教養とユーモアのある素晴らしい先生でした。よく授業の手伝い(スライドや資料を運んだり)をしたものです。そうすると、先生が美術展の招待券などをくれました。そして、その後、神吉先生の指導で卒論を書きました。スペイン文化とスペイン音楽の関わりについてがテーマでした。

そして、先日、まだ現役ばりばりのイスパニア語学科教授の方の「講演会」を聴いたわけです。ゲスト演奏のリハなどの都合で一部分しか聞けませんでしたが、言語学って面白いなあ!っていう内容でした。ああ、全部聞きたかった!

多分、同じ学科の後輩たちも、「スペインの深さ」「研究の面白さ」を受け取っているんだろうなあ!・・・と思いました。


歌の伴奏が終わり、突如「流れ」でギターソロを弾くことになりました。

そのときの動画がこれです。



なんで、スペインの音楽を弾かないかって?・・・それはスペイン語学科ではなくイスパニア語学科卒だからです!

富川勝智

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「基礎」とは何か?

最近、生徒さんとのレッスンで気づいたことを書いておきます。
当教室の生徒さんは「独学で限界を感じた」とか「変な癖がついてしまって・・・」という方が多く入門してきます。

それで、みな一様に「基礎からやり直したいです!その方向でお願いします!」と仰る。。。

生徒さんにもよりますが、とりあえずその方がその時点で練習している楽曲でレッスンをしていく場合が多いです。簡単な基礎理論は教えます。右手の弾弦の基本とか、左手の基本的なフォームとか。

例えば、アルベニスのアストゥリアスをやっている生徒さんは、まずはその曲の中で左手のフォームの欠陥を気づいてもらったり、右手のタッチのコントロールを身につけてもらいます。完全にできなくても、まずは「ああ、これだと音楽表現に集中できないなあ・・・」と感じてもらえればOKなのです。

そこから少しずつ変えていきます。その方がやっている楽曲の中で学ぶべき「基礎」を抽出していきます。抽出というとなんだか凄いものが出てきそうですが、楽曲をスムーズに演奏するため、そしてきちんと音楽を表現するための「基礎」って何?・・・ということを生徒さん本人に自覚してもらう作業です。

簡単に分類します。
  1. 基礎→応用(楽曲)
  2. 応用(楽曲)→基礎
(いや、わざわざ分類する必要もないんですけどね・・・)

1はまったく初心者であれば可能です。特にこどもの生徒さんなどには効果的です。簡単な音階であっても右手や左手のフォームのポイントを「このほうが弾きやすいよね!」とか、「こうすると確実に押さえられるよね!」とか段階的に(本人が自覚していてもいなくても)基礎を身に付けさせることができます。

ある程度、楽曲が弾ける大人の方には2の方法から攻めることが多いですね。「基礎が分かるとこういうことができるんだ!」もしくは「 こういうことをしたい!・・・ならば、基礎を考えるしかないか」と思わせることができれば、基礎を意識することができます。とりあえずは各自の弱点を補強する(修正する)基礎練習が抽出できるというわけです。

学生さんの場合は、若さの勢いで、まったくの基礎からスタートしても追いつける場合があります。その場合でも自分の頭で考え、先生と信じ切れるかどうか・・・ですね。

多くの人は単純に「基礎=シンプルなもの=簡単なもの」という風に無意識に捉えていることが多いです。
「基礎練習=音階練習やアルペジオ」という単純な図式で捉えると間違いがおこりやすいです。

「基礎って何?」「なんのために基礎練習をやるの?」・・・というふうに常に「定義」していかないと、間違いを犯しやすいんですよね。みなさん、気をつけましょうね!

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弦の振動をわかりやすくするために・・・

ずっと作ってみたかった「道具」をとうとう作成しました。

弦の振動を見やすくする道具です!これでワークショップやレッスンにおいて生徒さんに「弦の振動と爪の形状の関係を説明しやすくなりはずです。

写真で説明しますね。



必要なのは、板、ゴム紐、木ネジ2本。東急ハンズで買ってきました!

さて、まずは板に木ネジをぐりぐり刺します。



そしたら、ゴム紐の登場!



じゃじゃーん!さて、これを板にさしたネジの間に渡していきます。

で、完成!



どうでしょう?でも何をわかりやすくするための道具なのでしょうね?

なので、動画もアップしました。弦の縦振動(垂直振動)と横振動(水平振動)を分かりやすくするため&それと爪の形状の関係を理解しやすくするための道具です。



純粋な縦振動、そして純粋な横振動は(おそらく)クラシックギターの奏法では実現できません。ですが、それぞれをどのくらいの比率で使うか?によって「音色」は変化します。倍音の変化が起こるのです。

一般的に縦振動のほうが表面板に与えるパワーは強くなります。表面板がきっちりと振動するわけです。おそらくタレガ派のテクニックはアポヤンド=縦振動・・・という概念を強くもっていました。なので、基本的にメロディー=アポヤンドなのですね。きっちりと表面板を振動させたい!・・・という訳です。

現代的な奏法ではアルアイレでも十分に縦振動を与えることが可能であると考えられています。スコット・テナントが書いた名著「パンピングナイロン」(←名著であると本当に思います)では、『アルアイレでは弦を表面板方向に押し込むこと』という考えが書かれています。それは右手親指の場合でもそうです。

しかし、あまり爪の形状によって弦を押し込むというアイデアは、意図的なのか意図的でないのか、ほぼ「あまりはっきりとは触れられていない」わけです。「爪の形状」のところではそれとなく触れていますが、右手の弾弦の部分では爪の形状については”説明済み”ということで、あまり語っていないのです。

1:爪の傾斜を緩やかにして、ヌケのいい爪を作った場合は、関節のロックによって「押し込み力」を強くしなくければ、良い音はでません。

2:傾斜が強い爪を作った場合、指にかかる抵抗は強くなりますが、弦の縦振動は強くなります。しかし、抵抗が強すぎると、指をMCP関節の自然な動きにしたがって「ふりぬく」ことができずに、ひっかき上げてしまう場合があります(初心者や独学者に多いタッチですね)。これは酷い場合には「バルトークピチカート」になってしまう場合があります。これは「楽音」ではありませんね。

なので、現代的な奏法で教えている先生であれば、ほとんどが1のアプローチでまずは生徒さんの爪の形状を作っていくはずです。まずは「指の自然な動きが重要」というわけですね。その後、は大まかに以下に分類されるでしょう。
1−A:爪の形状ですこしずつ「垂直振動」を強くする。
1−B:プランティングなどの練習によって「関節のロック」によって指の弦に対する押し込む量を増やすようにしながら、垂直振動を多くしていく。

これもまた、必ずどちらか一方が正しいというわけではありません。私が見た限り、熟練した奏者は上記AもBも両方使い分けていると思います。
そして、1−Aでいくと、結果として上記2に極めて近い考え方となっていきます。

いずれにしても、このように考えていくと、各人爪の長さは違ってきて当然です。爪が長くても「ふとくてまろやかなトーン」が出せる人はいます。


・・・というわけで、先日10月16日に行なった日曜ワークショップでは、以上のようなことをみなさんと勉強したわけです。また同様のことをテーマにワークショップをやっていきたいとは思います。(次回11月27日は左手の講座になってしまいますが・・・)

しかし、こう考えてみると「ギター奏法」って深いです。そして、それを身体の自然な動きとリンクさせていく作業は「狭い視野」では行うわけにはいきません。従来のギター奏法(ソルやアグアド、そしてタレガの奏法、セゴビアの奏法など)の研究も必要です。

うーん、研究あるのみ!

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ワークショップあれこれ〜ギター史と奏法

日曜日は午前中に当教室主催の日曜ワークショップ。ギター奏法に関するワークショップを行いました。
ちょっと今までとは違った趣向で行なってみたのですが、なかなか教えているほうも楽しかったです。

今回は左手右手の機能について解剖学的に解説。そしてそれを奏法へとどう結びつけていくか?・・・を講義しました。

次回はその続きで11月27日開講予定です。

さて、ギター連盟の講義のほうも順調に回を重ねています。ギター史の講義をYouTubeにアップしておりますので、ご覧いただければ幸いです。







タレガ以降、1945年前あたりまでのギター史です。セゴビアやレヒーノなどが登場し、非常に面白い時代ですね。時代背景的にも世界大戦があったりして、音楽哲学的にもいろいろと変化があった時期です。

ギター史に関しては、まだまだ喋りたいことがたくさんあります。次回の講義は以下のサイトでご確認ください。

http://g-workshop.jimdo.com/

12月11日です。ギター連盟のほうへ参加申し込みしてください。



 


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右手親指のタッチについて

突然ですが。。。

右手の親指のタッチやアングルについて説明してみようと思います。

そして、意外に生徒さんって自分の親指の動きに注意していないことが多いのです。なので、たまに動画を撮ります。本人にチェックさせます。今日もレッスン時に動画をとりました。右手親指の矯正の過程が面白いくらいわかりますので、YouTubeにアップしました。是非ご覧ください。

まずは矯正前。「今まで通り弾いてみてね!」と言って、弾いてもらったもの。



 右手親指が弾弦後、表面板から離れる方向に動いています。「弦を引っ張り上げている」というわけです。

さて、そこで、右手の親指のアポヤンドをちょっと練習してもらいました(1分ほど)。それで、「アポヤンドのように指をできるだけ表面板に水平に動かすようにしてみてね。ただしアルアイレでね」とアドバイス。

そうするとこうなります。

 
格段に低音の音量が豊かになりましたね!

『指を表面板に平行に動かす』だと表面板に与える振動は減るのではないか?・・・と思う方もいるかもしれませんが、実は爪の形状によっては、「弦を表面板方向に押し込む」ことが可能となります。もうすこし、この生徒さんはこのことに気づけるとより「深い」音がでると思いますが。。。(このことは明日の日曜ワークショップで詳しく解説してみたいと思っています)

しかし、4弦の音がちょっと「軽い」ですね。おそらく親指の弾弦時のアングルが「弦に対して斜めすぎる」のでしょうね。なので、右手全体の位置を少し修正。

こうなります。



どうでしょう?4弦と6弦の音の「太さ」が一定になったと思いませんか?

あと、他の指もアングルが若干変化するので、全体として「まろやか」な音になっています。



・・・という感じで、日々、生徒さんとのレッスンでは「いろいろ考えて」アドバイスを与えています。かなり頭は使いますね。だけど、生徒さんの「音色」「音楽」が変化している様子は本当に楽しい!

上記のタッチについては、明日のワークショップでも解説してみようと思います。お楽しみに!




 


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