ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

2015年04月

クラシックギター弾いてみたいなあ…!と思っている方…
真剣にクラシックギターに取り組んでみたい!と思っている方…
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富川ギター教室(東京渋谷) http://guitar.sakura.ne.jp/
※他に池袋、横浜青葉台でもレッスンしています。

富川勝智の演奏会チラシはこちらでご覧頂けます。

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ケー焼陶芸さんでのリコーダー&ギターコンサート終了!

4月26日、さいたまの狭山市にある陶芸工房「ケー焼陶芸」にてリコーダー高橋明日香さんとコンサートを行いました。のどかな風景が広がる気持ちのよい場所にある工房です!
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小さな場所なので、たくさんの方ははいれません。とってもアットホームな演奏会でした!

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プログラムは以下です。

F. カルッリ, 1770-1842

セレナーデ Op.109-1


J.W.デュアルテ, 1919-2004

ことばのない3つのシンプルなうた Op.41

1. あいのうた  2. ゆりかごのうた  3. ラウンドレイ(輪舞)


M.D.プホール, 1957-

ブエノスアイレス組曲より

POMPEYA/ PALERMO

ギターソロ 


リコーダーソロ


ジャコビアンの仮面劇より

Broxbournbury Masque1,2/Batemans Masque/The Turk's Dance/ The Noble Man


野田輝行, 1940-

こきりこ変奏曲


F. カルッリ, 1770-1842

イギリス民謡の主題による幻想曲 Op.102

アンコール:シンフォニア(バッハ)、ブラジル風バッハ第5番(ヴィラ=ロボス) 

 
 
…さて、演奏会が終わったあとは一回のサロンにてお客様と一緒に打ち上げ!美味しい食事、楽しいおしゃべりで2時間ほど…のんびりしてしまいました。

この工房には猫ちゃんとワンちゃんがいます。
スパイクくん。人懐っこい子です。
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二階が控え室になっていたのですが、そこの住民の猫ちゃん。
私がいるときは「ふん!よそもんが・・・ここは私の場所なのよ!」と言わんばかりに鎮座なさっております。 
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打ち上げ終わって、荷物を引き上げに行ってみると…

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私のリュックと衣装ケースをベッドにして寝ている!なんてうまく使っているのだ!!!…そのまま放置したくなりましたが、帰路につかねばならぬので、「すいませーん・・・」って声かけたら、どけてくれました。賢い猫ちゃんでした。


というわけで、コンサート自体も楽しく、猫ちゃん、ワンちゃん、お客様・・・いろいろな出会いがあって楽しい一日でした!



 


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身体技法と奏法〜4月12日ワークショップで感じたこと

クラシックギタリストとして、「身体技法」に関して長く研究しています。

身体技法ってなんでしょう?...簡単に言えば「からだを道具として使う方法」です。もっと簡単に言えば「からだの使い方」となります。

池田光穂さんのホームページに身体技法に関する説明があります。(こちら
この分野の第一人者マルセル・モースの定義を紹介しています。

以下引用いたします。

    身体技法とは、身体そのものを道具として、ある目的のために使うための方法のことである。マルセル・モース(Marcel Mauss, 1872-1950)は、身体技法が文化や歴史によって異なったり変化したりすることを初めて指摘した社会学者で、その例として、歩き方、水泳法、休憩の ポーズ、看護などのケアの仕方などについて議論をしている。目的に叶うために身体を道具に使うわけだから、どうしても人類共通のものではないかと私たちは 思いがちであるが、遠くからシルエットで見るとその違いにすぐ気づくようなもの[=言語で説明すると極めて冗長で質的な表現が多用される]。その違いの理 由はこの技が小さい頃から学習されることにあると考えられている。

    モース、M., 1973 『社会学と人類学』有地亨ほか訳、東京:弘文堂(当該論文は、Les techniques du corps, Journal de Psychologie, XXXII, ne, 3-4, 15 mars - 15 avril 1936. Communication presentee a la Societe de Psychologie le 17 mai 1934.)

ギタリストにはギタリストの身体技法があります。そして日本人には日本人の身体技法があり、西洋人には西洋人の身体技法があります。

私はもちろんギタリストですから、ギター奏者の身体技法に興味があります。素晴らしい奏者には根本的に優れた身体技法があります。過去から現在まで、多くの歴史的に名を残してきたギタリストたちがいました。ソル、ジュリアーニ、タレガ、リョベート、セゴビア、レヒーノ・サインス・デ・ラ・マーサ、ジョン・ウィリアムズ、ジュリアン・ブリーム、アリリオ・ディアス、デヴィット・ラッセル、ゾーラン・ドゥキチ・・・彼らの奏法に対する考え方をずっと研究してきましたが、優れた奏者には優れた身体感覚があるのだと思います。

彼らの奏法を観察していると多くのことがわかってきます。とても合理的だなあ、と。ただし、表面に出ている「型」は奏者によって随分と違いがあるように見えます。何か共通したものを探すのはとても難しい。

共通したもの、そして、逆に共通していないものを探し当てるためには「身体技法」を観察するしかありません。身体の使い方を観察していくしかないのです。

4月12日に日曜ワークショップで右手のタッチの講座を行いました(講座内容はこちら)。10数名の参加の方がおり、私の門下ではない人、プロの奏者の方・・・いろいろな方がいました。

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今回は右手の講座ではありましたが、正しい椅子の座り方、骨盤の配置の仕方、右手腕の構造から説明しました。どのように全身の骨が配置されているか理解し、実際にそれを感じながら弾いてみることで多くのヒントを得ることができます。

各自今まで習ってきた先生に言われたことなどを、自分の身体の中で確認していく作業を行えるようにサポートする形でのワークショップだったと思います。

こう弾かねばならない・・・というのではなく、指はこのような構造だから、こう動かしてみよう!とか、腕全体の重さを意識してそれを用いて弾いてみよう!・・・ということを少しずつ行っていきました。いろいろなトレーニングを行いました。

これらのトレーニングをじっくりと行っていけば、結果として巨匠たちの身体感覚と同じものになっていくと(私は)思います。

2時間半程度のワークショップだけで、なかなか感覚を掴めなかったひともいたことは否定できません。(実際の個人レッスンでも、すこしずつヒントを与えながら行っていきますので)

いままで数年間、視点を様々に変えて奏法のワークショップを行ってきましたが、毎回出席してくださる方は、どこかで「あ!これは!」という感覚を得て頂いてるようです。

現在、巷では様々な身体技法に関する情報があふれています。アレクサンダーテクニークや禅などの日本古来の身体技法に関する著作もちょっとしたブームです。

ですが、忘れてはならないのは、クラシックギタリストはクラシックギタリストが培ってきた身体技法があるということです。そして、それはとても合理的です。とはいっても、一般のひとから見れば「複雑で難解」に見えるものでもあります。

アマチュアの方には「こんな難しいことできない!」と見えることであっても、プロのひとたちは「このくらいはできるよね」とさらっとこなします。筋力があるから?・・・根性で身につけた?・・・そんなことはありません。

優れた奏者たちは、身体感覚を洗練させ、その上で「これなら楽にできる!」という感覚を磨いてきたのです。

そのヒントを与えるような奏法のワークショップにしていきたいと思っています。

次回は、5月10日(日)。テーマは「左手」を予定しています。クラシックギターを弾くための身体感覚を学びたい方は是非、出席してください。詳細な情報は後日「日曜ワークショップ」のブログにアップいたします。




 


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久々のBITでのライブです!(4月30日)

ひさしぶりに新宿のライブレストランBack In Townにてライブを行います。
今回は留学から帰国したばかりの林祥太郎を迎えて、それぞれのソロ、そしてたっぷりとギターデュオをお送りいたします!

だいぶ予約もはいってきたようです。お店に電話にてご予約ください。

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2015年4月30日(木)
19:30スタート(開場18:00)
チャージ:2700円(+ワンドリンク、ワンフード以上のご注文をお願いいたします)
レストラン&ライブハウス Back In Town
東京都新宿区住吉町3−2 第二山田ビルB1
予約はBITまで→03-3353-4655

右手のタッチ〜響く音とは?

明日、ワークショップを行います。
日曜ワークショップのシリーズで「右手のタッチ」をテーマに行います。伝統的奏法であっても現代奏法であっても、良いを出すための立脚点は「身体」です。「身体」の正しい把握なしには、奏法について正しい考え方を導き出すことができません。

とはいっても、伝統的なメソッドをしっかりと正しく「行うこと」で、正しい身体感覚を養っていくことも「正しい」勉強方法でもあります。

頭で理解する・・・そこから正しいタッチを身につけていくこと。これも正しい。

その一方で、ひたすらにアポヤンドを練習する・・・そこから「身体感覚を磨いていく」。これも正しい。

これら矛盾するかのように見える両者のアプローチをきちんと整理するような講座にしたいと考えています。

まずは身体の正しい把握からスタートします。
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「骨格」をしっかりと意識しましょう!最近、レッスンをしていても気づいたことですが、男性は「筋力」が強いので、どうしても力づくで構えたり、無理やり指だけの力で弾こうとしてしまいます。

筋力の弱い女性のほうが、「身体のバランス(=骨格のバランス)」を掴みやすいのです。

ワークショップでは、骨格を意識することで、音の変化を実感できるようにみなさんを導いていきます。実際に私の個人レッスンで10年以上前から取り入れている簡単な基礎トレーニングをやってもらいます。100パーセントの方が「音の変化」を実感してもらえます。

テキストも完成しました。

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詳細は日曜ワークショップブログにて確認ください!

門下、流派問わず誰でも参加いただけます。



 


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神成理さんのマスタークラス&演奏会・・・素晴らしかったです!

昨日はスペイン在住のギタリスト神成理(かんなりとおる)さんのマスタークラスと演奏会を当教室主催にて行いました。

マスタークラスは4名が受講。受講曲はエストレリータ、タレガのプレリュード、椿姫幻想曲、エンデチャ・オレムス、アランブラ宮殿の思い出。4名のレッスンを午後2時〜午後5時30分まで、休憩なく丁寧に行ってくれました。

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テクニック面に関しては、基本に忠実です。とはいっても、その基本のレベルは現在のギター界が忘れがちな「基本」かもしれません。だから、受講生に対する要求レベルはとても高かったと言えます。丁寧な話しぶりでレッスンを進めていましたが、受講生の方は「基本」の大切さを再認識したはずです。

例えば・・・基本はアポヤンド。アルアイレであっても、アポヤンドに極めて近い音色と音量をもとめること。このことは本当に現在のギター界では忘れられがちです。(これは僕もホセ・ルイス・ゴンサレス先生にしつこーく言われました)

左手のテクニックも左手各指の強靭さを要求していました。スラーやポジション移動、アラストレ・・・いずれのテクニックもしっかりとした指と腕の安定が必要となってきます。ある程度のトレーニングが必要になってきます。

音楽表現面に関しては、「ブレス」「コントラスト」「アゴーギク」を重視したレッスンでした。このあたりは流石、数多くの演奏会をこなしてきた神成氏ならではです。テンポの緩急のつけ方と「聴き手の印象に残る曲想」にしていく方法論が提示されました。これは僕もとても参考になりました。


さて、演奏会。これはマスタークラスの会場と同じ場所で行いました。定員30名でちょうどいい感じのサロンコンサート風の演奏会となりました。
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演奏会の感想は・・・「ギターって凄い」・・・これに尽きます。もちろん、練り上げられたリズムやフレージングにより音楽の流れ、構成感も素晴らしいのですが、クラシックギターの音色の凄さが感じられました。

それはまさに「巨匠ホセ・ルイス・ゴンサレス」を彷彿とさせるものでした。音圧が凄いのです。ギターという楽器の中から音が「ぼこっ!」と出てくる感じ。それでいて、遠達性がある音色。音圧と音色・・・これら二つの要素があって、抜けのよい音になるのですが、まさにそういう音でした。

そういう音があるから、立体感のある演奏表現が可能になるのだなあ、と思いました。

今回演奏されたなかで、エスタニスラオ・マルコの作品がお客様には好評だったようです。日本ではまだまったく知られていない作曲家です。かつてイエペスが「グアヒーラ」というマルコの曲を録音していましたが、その一曲でのみ知られていましたが、最近ホルヘ・オロスコ氏によって楽譜が再発見されて、piles社から楽譜集がでています。

楽譜はこんな感じ。

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オロスコ氏の録音も素晴らしいのですが、また違った切り口の神成氏の演奏を聴いて、ますます好きになりました。いずれ弾いてみたい〜!

・・・という、新しい楽曲への興味も湧いた今回の演奏会でしたが、やっぱり全体の印象は最初に「ギターって凄い」に尽きます。

今回、演奏会に来た方はクラシックギターの本当の音色を感じてもらえたと思います。チラシにも「ギターの本当の音色を!」と書いたのですが、まさにそのままの演奏会だったなあ、と。

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また、来日してほしいなあ!
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