ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

2016年02月

2019.8 新サイトOPEN!
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クラシックギター弾いてみたいなあ…!と思っている方…
真剣にクラシックギターに取り組んでみたい!と思っている方…
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※他に池袋、横浜青葉台でもレッスンしています。

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高校時代から学んだもの〜勝手に生きろ!

とある雑誌に私の名前が出ています。
週間エコノミストという雑誌です。
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この雑誌の「名門高校の校風と人脈」という記事内に卒業生として私の名前がでてきます。
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私は小学生から高校生まで仙台で過ごしました。卒業した高校は「宮城県仙台第二高校」です。宮城県では一応今も昔も「トップランクの進学校」と言われている学校です。

高校入学から青春時代のねじれた精神性から「自由に生きてやれ」と思い、学校の勉強に力をいれませんでした。1年生のときの志望校が「国立理系」だったのですが、1年が終わる頃には早々と「私立文系」に宗旨替え。無駄な理数な授業はできるだけとらないようにしよう!と心に決めて、選択でとらなくてもよい教科はなにひとつとりませんでした。

学年でもっとも授業数の少ない学生でした。

美術部に在籍して、絵は描いていました。でも、それもそれほど本気でもない。やっぱり勉強はしない。それ以外はギター弾いて、音楽を聴いて。学校の友達ともまったく付き合わず、外でひたすらバンド活動。 音楽は無心でやれました。高校生活中に所属したバンドは20を超えます。ちょっとしたお手伝いから、がっちりと音作りに関わったものまで…様々でしたが。クラシックギターのレッスンも受けていました。嫌いではありませんが、それほど本気になることもなく…。バンドのほうもクラシックギターのほうもこの時点で「プロになろう!」という強い意志はありません。

高校卒業したらインドに行きたい!と親に本気で言っている馬鹿な子でした。せめて日本の大学をでてから自由にしなさいと親に説得されて、現役のときは東京外語大学のインド・パーキスターン語学科のみを受験。滑り止めもなし(本当に手に追えないくらい馬鹿だなあ)。

もちろん、不合格。しょうがないので、代ゼミで浪人生活。そして、この瞬間、憑き物がとれたかのように考えが変わります。「真面目に勉強して大学に行こう!仙台から離れれば何か新しい世界が見える!」と。

だから、そんな僕がこのような雑誌に「卒業生の代表」みたいな感じで載るのは、ちょっとこそばいのです。高校のときは高校の勉強しなかったなあ…と。授業も不真面目だったし、友人たちともほとんど付き合わなかった。丸々三年間ほぼ適当に授業と試験をくぐり抜けただけ。

高校で一体何を学んだんだろう?

この雑誌に名前が載ってしまったので、ちょっと整理してみようと。3つほど思い浮かびました。

1:とりあえず自由にさせてもらえた。
2:受験に関しては三年計画でいくか、四年計画でいくか?決めろと一年のときの担任に言われた。
3:周辺の同級生たちが他人の生き方におせっかいじゃなかった。かといって不親切でもなかった。

1に関して。自主性を重んじるという校風だったので、普段の授業で予習とかしていなくても大丈夫だったような気がします(勘違いかな?)。いずれにしても、おせっかいな教師はいませんでした。試験でよければそれでオッケー。ダメなら追試。いたってシンプル。

2に関して。上の話とも共通点があるのですが、現役で大学にいきたいなら必死で授業受けて、自分で頑張れ、と。4年計画なら浪人してから頑張ってもよい。自分がどうするか?…決めておけよ!と一年のときの担任がクラス全員に話しました。僕はその瞬間に「4年計画で!」とひとり心の中で叫びました。なので、勝手に自由に生活してしまいました。音楽聴いて、ギター弾いて、街をぶらぶらして、本屋いって、レコード屋にいって、バンドやって。

3に関して。同級生たちは親切でも不親切でもありませんでした。各自勝手に生きていた印象があります。勉強するやつはがっちりやっていたし、部活命の人は部活やってました。僕が同級生たちに無関心なのと同様に、彼らも僕に無関心。とはいっても、僕の音楽好きを噂で聞いて、訪ねてくる人もいたなあ(苦笑)。あれはいったいなんだったんだろう?…突然レコードを貸してくれたり、話題をふってきて「今度、そのCD貸してよ!」と言ってきたり。なので、自分からは一切友達を校内で作ろうとはしませんでしたが、何故か独特の存在感はあったのかも…と今になって思っています。

…とまあ、なんとも「いい加減な」生活を容認してくれていた高校だったのかもしれません。

今はどうだか知りませんが、先生たちにもいい意味で熱意を感じませんでした。なんとかいい大学へいれてやろう!とか、そういう熱意が(いい意味で)まったくない。

高校生なので、放任。お前の生き方はお前で決めろ!っという校風だったのかもしれません。

学校の勉強にも専念できないし、部活にも専念できない…なので、音楽やってぶらぶらしていました。謎の哲学書を読んで、小説読んで…たんなるオタク生活だなあ。そんな感じの3年間。それを許してくれたのは、考えてみると仙台第二高校の校風だったのかもしれません。

その後、あれやこれやあって現在ギタリストを職業にしていますが、いまでもそんな気持ちで生きています。興味の向く方に進んでいくしかありません。打算や計算をしないほうがいいのかなあ?って思えるタフさを身につけたのは高校時代だったのかも。そのときに養った「勝手にいきるしかないんだな」という諦めに近い感覚が根本にあるから、いい意味で「好きなことして死んだなら本望」と思えるようになったかも!…いろいろと高校生活を省みて、そう思いました。



 


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5種類の楽器を弾き分ける〜楽器のなじませかた

今週は金曜日に銀座ヤマハホールにて「バレンタインギターコンサート」があります。そして、その後は長谷川郁夫さんとの19世紀ギターコンサートが二回。3月頭にバロックギターで藤沢エリカさんと。大阪でビウエラで演奏もしなくてはなりません。

そう考えると、4つの楽器を弾き分けねばなりません。いや、厳密にいうと19世紀ギターのコンサートでは2種類の楽器を使います。通常の19世紀ギターとテルツギターです。

本番の順番でいけば、モダンギター、19世紀ギター、テルツギター、バロックギター、ビウエラ…といけばいいのですが、リハの日程によっては毎日違う楽器を弾き分けねばならないという事態に陥ります。そして、もちろん普段の練習でもさらっておかねばならないところや研究しておきたい部分がありますので、結局どの楽器もそれなりに少しずつ触ることにはなります。

ここ数週間くらいは、そんな感じで過ごしています。

火曜日は長谷川さんと19世紀ギターのリハでしたが、ひさびさに自分のテルツギターを使いました。
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小さい!…指が余ります…なじませるしかありません。弦長が510mmです。通常のギターが650mmですから、かなり小さいですねー。子供用の楽器よりも小さいです。とにかく指をすぼめてやっていくしかありません。それでいて曲はジュリアーニなどですから、けっこう細かい動きを要求されます。

さて、2/12のためのリハが2/10に行われました。

モダンギター、でかいです(苦笑)。
こんな感じでリハをやってます。
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さて、その合間合間にちょこちょこと他の楽器も手を出しておかないといけないのです。やっぱり1日に一回はそれなりに楽器を触ってあげないと、それぞれの楽器のスケール感やタッチ調整を忘れてしまうような気がします。

モダンギター、19世紀ギター、テルツギター、バロックギター、ビウエラ

…上記5種類の楽器を弾き分けていかねばならないということに気づいてしまった今月でした。

なんとか乗り切ろうと思います! 

プロになるには?…音楽で食っていくためには?

現在、しっかりとギタリストとして収入を得ています。演奏、教授、執筆、編曲などなど…ギタリストとして様々な仕事をさせていただいております。

留学からもどってきたのは2000年です。

その頃の写真を最近発見しました。
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中央線のどこか。友人とセッションして飲んだ帰りですね。たまたまその場にいた友人がカメラで撮ってくれたのです。

留学から戻ってきても東京には「拠点」がありません。実家がないんですよね。今だから言える話ですが、同時期に留学から戻ってきたギター仲間たちのほとんどは関東近辺に実家がありました。そして、デビューリサイタルなどをやり始めていました。正直言って、すごい嫉妬がありました。

こちらは、とにかく仕事を見つけるしかありません。とはいえ、自分の中でひとつだけルールを決めました。

ルール:音楽関係の仕事だけする

今考えてみると、バカだなあ…と(苦笑)。博打人生の始まりでもあります。

最初の1年は幼馴染と同居しながら生活していました。お金ないですね。毎日ご飯と納豆とキムチの生活…。 電話をひいて、名刺は作りました。

その肩書きには「クラシックギタリスト」と。イエローページで音楽教室や音楽事務所のところに電話して、仕事探し。楽器屋さんに行って、試奏するふりして顔を売りました。

そんなことをしながら、演奏する機会や教える場所をじわじわと増やしていきました。旧友が気をきかせて、仕事を回してくれたこともあります。もうなんでもやりました。ポピュラー歌手の伴奏の仕事やレコーディングの仕事とか、スーパー店頭のBGM演奏とか。ギター弾ければなんでもよかったのです。

というよりは仕事しないと、餓死してしまう。そういう現実がありました。

朝起きて、練習。午後は営業の電話。夜からは顔を売るために友人ミュージシャンを訪ねたり…。交通費がもったいないので、自転車移動が基本。2時間くらいでいけるところにはひたすらチャリンコで。そんな時期の写真なのです、最初の写真は。

いろいろなジャンルの仕事をしましたが、上記のルールだけは守りました。「音楽関係の仕事だけする」というルールです。同時に自分が専門としたい「クラシックギター」の分野の研究や勉強はひたすら続けていました。そして、1年経つ頃にはクラシックギタリストとしての演奏会の仕事や伴奏の仕事をいただけるようになっていました。

そんなような話をFacebookでしていたのですが、いつも演奏させていただいている名曲喫茶カデンツァさんから「そういうのをお話しする会をしてくれませんか?」とオファーをいただきました。

つまり「トークライブ」です。

このような内容。
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テーマはそのものずばり「名刺だけは"ギタリスト”だった〜どうしたらプロ音楽家になれるの?」というものにしました。

私が日本戻ってきて、どういうふうに考えて行動していって、サバイバルしながら「音楽で稼げるようになったのか?」をトークできればいいかなあと思っています。

ひとりでは客観的になれないかもしれないので、多くのプロミュージシャンを育ててきた小川悦司さんをゲストに招くことにしました。実はゴールデンボンバーの鬼龍院翔さんのお師匠さんでもあります!

このような著作も出されています。私も読んでいて「なるほど!そうだよね!」と思うことがたくさんの素晴らしいバイブルです!



…という具合に今月の2月17日に本郷三丁目の名曲喫茶カデンツァにて「トークライブ」をします。ゲストである小川悦司さんとはギターでちょっとだけ演奏もします。(これも楽しみ!)

是非、みなさまおいでください。

 


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体験レッスンのメモ帳〜教室の歴史を思い出す

渋谷で教室をスタートして早15年。

たくさんの生徒さんを教えてきました。長く続く人、すぐにやめてしまう人、プロになっていった人、プロになろうとして挫折してしまった人…いろいろな生徒さんと出会ってきました。

富川ギター教室では入会の前に必ず体験レッスンを受けてもらうことにしています。なので、在籍している生徒さんとの初顔合わせは「体験レッスンの場」なのです。

さて…

土曜日もレッスンしていましたが、とある生徒さんからレッスン終わりにこう告げられました。

「今月でここに通って10年目なんです!」

…(あ、もしかして、これを区切りに辞めちゃうのかな???)

「あの…本当にお世話になりました。これからも宜しくお願いします!」

…なんとも嬉しい言葉でした。

こういうときに教えていて良かったなあ、と思います。最初に書いたようにいろいろな生徒がいます。「くるものは拒まず、さるものを追わず」というポリシーでいますが、やはり生徒さんがなんらかの理由で辞めていくのは寂しいものです。ですが、普段続いている生徒さんのことをあまり意識することはありません。

この挨拶をしてくれた生徒さん、たしかに大学生のときから教えていたんだなあ…と思い出しました。就職活動中もちゃんとレッスンに通ってくれて、それから就職してもレッスンをやめずに本当に毎週レッスン来てくれたなあと。

本人が「2006年の2月からスタートだったんです!」といっていたので、本人がレッスンから帰ったあとに、昔の体験レッスン記録メモを引っ張り出してきました。

これです。
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毎回、体験レッスンの申し込みがあったときに記録して、その後入会したかどうかもメモしています。どのようなレッスンをしたかも簡単に記録。

本人が言った通りに、2006年からレッスンをスタートしていました。ですが、体験レッスンを受けたのは1月23日。レッスンの開始は2月2日。

ほお…そうだったのかあ…と。

そのほか、ぱらぱらとめくって、今も続いている生徒さんや、入ったけど今は辞めてしまった方、体験レッスンだけでその後入会しなかった方…いろいろな方の記録をめくって「体験レッスンの記録」を眺めていました。

いろいろな記憶が蘇りますね。あの生徒さんは今どこで何しているだろうなあ〜?とか、素質あったのに辞めちゃったなあ…残念だったなあ、とか。

「教室の歴史」をいろいろと思い出しました。

いずれにせよ、体験レッスンで出会ったときは、どういう関係になるかはわかりません。面白いものです。

クラシックギター習いたいなら、体験レッスンへ是非お越しください。長く続くか、続かないかは神様だけが知っています。ですが、ギターと音楽への興味や情熱があるならば、迷わずお越しください。悪いようにはしません。レッスンに通うか通わないかは、本人が決めればよいことです。私はクラシックギターと音楽について一生懸命教えます。

体験レッスン申し込みはこちらからできます!


これから体験レッスンが増えて行く時期です。どのような生徒さんと出会えるかなあ?…楽しみです!



 


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ガットギターとはいいますが…(19世紀ギターの響き)

ガットギターという言葉があります。エレキギターの奏者のかたも「ガットギターとの持ち替えがね…」とか使いますね。
 

この「ガット」という言葉の本当の意味は「羊腸」のことです。もちろん、羊じゃない場合もあります。牛の場合もあります。つまり、みなさんの身近なものでいえば、ソーセージの皮です。昔は楽器の弦は動物の腸を丁寧にねじってより合わせて、そして磨きをかけたりして作っていたのです。 


いまも「ガットギター」という言葉にその名残があります。実際いまみなさんがガットギターといっているものは「ナイロン弦を張っているクラシックギター」のことを指します。つまりナイロン弦ギターなのです。


おそらく、スチール弦を張っている楽器との違いから、おそらくガットギターというふうにいうようになったのだと思います。


さて、前置きが長くなりましたが、今月の27日と28日にこのガット弦を使ったギターでのコンサートを行います。ガット弦についてはムジカアンティカ湘南に協賛をいただけることになりました。実は去年からどんなガット弦が合うのかなあとムジカアンティカ湘南のスタッフの方といろいろと試しています。
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ゲージ(直径)や材質(羊が牛か)などのセレクトも慎重に行いました。
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ガット弦というのは本当に独特の響きがします。…独特というのはちょっと変ですね。なぜなら、人類にとってガット弦のほうが付き合いの長い響きだったはずですから。ナイロン弦とくらべると、ふくよかで且つキレがあります。音量はありませんが、綺麗な基音と倍音のバランスが感じられるはずです。
 

…と口でいってもしょうがないですね…是非、コンサートを聴きにきてくださいね!

20150227-28表 


















ご予約は両公演、私のほうのメールでも受け付けます。日付と枚数とお名前おしらせください。
tomikawaguitar@gmail.com 

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