11時過ぎより自宅にてレッスン。
で、夜の8時15分まで。
もちろんぎっしりと詰まっているわけではないが、
最近生徒が増えたので、結構大変。
 
もともと火曜日は「定休日」にしていたのであるが、
生徒の要望で火曜もレッスン日にしてしまった。
 
しかも今日は体験レッスンが二組も来たので、
また普段より忙しく感じました。
 
二組目は親子でやってきて、
保護者(お母さん)+子供2人・・・
電話で対応したときは一人で来ると思ったので、
ちょっと慌てました。
 
子供は2人とも経験者で、お母様いわく
「クラシックギターのレッスンをしっかりとしてくれる先生を探しているんです」とのこと。
 
はいはい、一応私はクラシックギターの専門家ですよ〜とわざわざ説明しなければならないことほど悲しいことはないですね(笑)。
 
教室パンフレットに載っているプロフィールを見せたりして・・・。
ついでに、『極楽クラシックギター』を見せてしまいました。
(最近、すっかり宣伝めいています・・・)
 
右手のフォームがガタガタだったので、それを少し直し、左手のポジションもチェック。前の先生の影響か、右手の手首を思いっきり突き出して弾いている・・・。気をつけましょうね・・・ということで、体験レッスンは終了。
結局来月よりレッスンを開始することに決定。
 
その他、この曜日にレギュラーで来ている生徒は、結構弾ける人が多いので、レッスンも気を抜けない。
 
とはいっても、こちらもリラックスしていないと、楽譜から情報を得られないんだけど。
最近つくづく思うのは、自分もリラックスして、その場で音楽を楽しめなければ「音楽のレッスン」はできない!ということ。
 
教師が楽しんでレッスンしていないと、生徒も楽しくない・・・と。
 
生徒が持ってくる楽曲を、「俺ならどう弾くかな〜」とか、楽しめなければレッスンにならないと思う今日この頃です。
 
その場で自分も弾いてみて、このエチュードの魅力はなんだろう?とか、どうすれば思っているとおりの表現ができるだろう?それに必要なテクニックななんだろう?とか、考えていると、もの凄いアイデアがポンッ!と浮かんでくる時があります(いつもではないですが)。
 
そう考えると、まだ教え始めたばかりの時は、結構厳しくやっていたな〜と思ってしまいます。とにかく自分が思う正しい奏法、音楽表現法を伝えようと必死だった。でも、あまり楽しくなかったでしょうね、生徒さんは。
 
その当時から習っている生徒も、この私の変化を感じ取っているようで
「先生が一生懸命教えてくれようとしているから、ずっとレッスン通い続けたんですよ〜」と言われたときは、正直「俺は生徒に育ててもらっていたんだな」と思ったものです。
 
そういう意味では、本当に生徒さんたちに感謝。
 
やはりレッスンの基本は、自分が楽しむこと。そして生徒とともに楽譜の底を掘り起こして「音楽」を作っていくこと・・・そんな共同作業のようなレッスンが一番であるという思いが、最近特に強くなっています。