3連休も終わり、またレッスンの開始である。

では、今日のレッスン覚書です。

(注:生徒毎に“絵文字”を入れていますが、てきと〜です。たまたま「弾きたがりS氏」に(ビールジョッキ)があたったりしますが、これも偶然です。その点はあまり気にせず、お読みください)

コードを学ぶのは悪いことではない。クラシックギターだからといって、最近はコードの知識がないと困ることになる。なので、できるだけ初心者の生徒にはドレミが弾けるようになった時点で、簡単なコード理論を教えて、それに基づいてコードを作っていく練習をさせる。

理論一辺倒だと「ばてて」しまうので、理論が苦手そうな人には「形」で覚えさせるのも有効。

コードを練習させると、和声の進行感が実感できるし、右手のフォーム(ストロークは原則としてやらせない)の安定感がよくなる。初心者だからといって旋律ばかりさせていては飽きる。

そういう意味では、まったく初心者の生徒に「愛のロマンス」を練習させるのも“あり”である。最初のほうだけであれば、まったくの初心者でもすぐ弾ける。右手のフォームなどをチェックするのに最適である。

子供のレッスン。はじめたばっかり。なんだか、楽しそうに弾いてくれるので、こちらもなんだか嬉しくなってくる。

まずはギターの音の配置の大まかなイメージをつけさせるため、好きなように弾かせる。好きなように弾かせるといっても、私がそれをできるだけ忠実に模倣。それをちょっとだけ展開させて、それを生徒に模倣させる。「真似できる?」っていう感じ。

「押さえる場所を変えると音の高さが変わる」というイメージを実感で掴ませるまで、繰り返すので、それが傍から見るとなんだか意味不明なレッスンだろうな〜。

やはりp(右手親指)のタッチは大きく動かしすぎる人が多い。弦は1ミリから2ミリ動かしただけで、充分振動する。叩きつけるように大きく上から振りかぶる必要はない。投手が加速をつけるために振りかぶるのとは違うのです。

そして、弦が指から離れる瞬間を「意識」このプロセスができれば、Pのタッチはそれほど大きく動かす必要がないことがわかる。

曲をいくつかまとめて演奏する場合、それらのつながりを有機的に聴かせることも大切である。コントラストつけるのか、こっそり次の曲につなげるのか?などなどいろいろなパターンで試してみるのがよい。

これは発表会が近いので、シンプル・エチュードから3曲弾く生徒でのレッスンでのことで、各曲はそれぞれきっちりと表現しているのだが、通して弾いてみるとイメージがぼんやりしている。

各曲の終わりと次の曲とのつながりを意識すると、だいぶ全体の印象が魅力的に変わる。

大聖堂3楽章でのテンポのとり方をアドバイス。ひとつの小節を大きく1拍でカウントすることで、この曲のテンポはイメージしやすい。

どうしてもガチャガチャして聴こえる曲なので、ゆったり目の“1拍子”で和声の進行をクローズアップ。途中、小節をおおきく2つでとる部分があり、非常に8分の6拍子的な部分への「リズム」が変化してくるのが、この曲の醍醐味。

この基本的な部分が分かっていないと、ただの音の羅列にしか聴こえないから、この曲は難しい。

ハ長調の音階。ポジションチェンジの際、親指が取り残される。この傾向は中級者レベルでもよく見られる。左手の親指の場所をしっかりと意識することが、意外に難しいものである。

「下りのほうが、ドレミ〜と上にいくよりも弾きやすい!」とこの生徒さんは言うが、それは、この親指がローポジションに取り残されているからであった。

ドシラまでは5ポジションだが、この生徒さん親指はおおよそ2ポジションあたりに取り残されている。これではローポジに戻りたくなります。

 

まあ、今日のレッスンのダイジェストでした。

まったく、自分でしか分からない言葉使いで書いていることも多いのですが、このように「覚書」を書くことによって、だいぶ頭をクリアーにできます。

この覚書を面白い!と愛読してくれている人も結構いるようです。

まあ、あくまでも自分用に書いていますので、「?」な部分はなんなりとコメントなどで質問してください。