先日、読譜力についての話をしました。

では、具体的にどのような教材をこなしていくとクラシックギターに必要な読譜力を養っていくことができるのか?という点から、いくつか私が生徒とのレッスンで用いているものを紹介します。

.ルリ「45のエチュード」

▲汽哀譽薀后屮ターレッスン 第1巻」

クリストファー・パークニング「ギターメソッド 第1巻&第2巻」

ぅ蹈弌璽函Ε戰淵妊クト「クラシックギターのための視奏 レベル1〜3」

上記のほかにも数点有益な教材はありますが、メインで使っているのが上記のものです。

もちろん、全員に同じものを使うのではなく、生徒の性格や好み、目的に合わせて使い分けています。

.ルリは定番ですね。全音版で入手しやすいので、とてもよいです。音楽的にも学ぶことも多く、レベルも初級〜中級といったところ。運指のパターンの「基礎の“き”」をざっと学ぶことができます。

▲汽哀譽薀垢龍桔椶脇本版がないので、是非(再)出版して欲しいところ。(昔、全音で出ていたのですが・・・)。数個の音の組み合わせで、じっくりと指盤のイメージを掴むことができます。結構、似たようで違うパターンが、数多く収録されているので、ちょっと時間はかかりますが、これを終えた生徒は楽譜とギター指盤に対する恐怖感がなくなるようです。

L消だと思います。これほど丁寧に作られた初心者用の教材はないのではないか?と思います。オリジナル編曲の曲が多いので、親しみやすいクラシックの名曲などを用いて、楽しく読譜力を養うことができます。2重奏なども多いのがポイント。パークニング編だけに、ギターの語法を熟知しているので、その点でも充分現代のギター奏法に直結した内容となっています。

ぅ譽戰襭院腺海蓮△曚箸鵑稗雲次△泙燭2声の練習です。ポジションの指定、アゴーギグの指定・・・など忠実に守って練習していけば、かなりの初見力が養えます。これは、レッスン室のみで使用。(家で練習してきてしまうと、“視奏”の意味がないので・・・)

上記の教材は、あくまでも読譜力(初見力も含む)を養成する目的で使います。同時進行で通常のギター教本を使用する場合が多いです。

もしくは、通常のギター教本をざっとやってから、上記教材を用いる場合もあります。

何故か、日本で出版されている教材はそういう意味では「ギター奏法を概観するための“教本”」がほとんどなので、海外の教材に“読譜力”養成の面については頼らざるをえないところが現状です。

(財布が痛いですが、可愛い生徒のためにはしょうがないですね・・・)