ギターレストという器具がある。様々な形態があるのだが、要はギター用の足台を使わずに済む・・・というものである。(※おそらく「ギターレスト」というのは商品名かもしれないので、ここでは「足台に代わるもの=ギターレスト」ということで話を進めます)

クラシックギターを弾くのには一般的には足台を使用するのですが、片足だけを上げるという状態が腰に負担をかける・・・という理由で、ギターレストが登場しました。

吸盤でギターに装着するタイプや、クッション型のもの、大きくとらえれば、エレキギターのようなストラップもこのギターレストの範疇にはいるのでしょう。

最近はプロの中にも、このギターレストを使用している人が多いこともあって、アマチュアの人にも人気である。とにかく、普通に座る姿勢で演奏できることは楽ではあります。

両足が地面についた状態で演奏できれば、体への負担は少なく演奏の自由度が増す・・・ということですね。

 

私の生徒でも「体のことを考えて」ギターレストを使用・・・という生徒が数人います。ここで問題なのが、さてそれで体の動きの自由度が本当に増しているのか?ということ。

 

よく観察してみると、ギターレストを使っていても足に力が入っていたり、逆にギターのアングルを固定しよう!とふんばっている例のほうが多いような気がします。特に吸盤でギターにくっつけるタイプのギターレストを使用していると、ギターを動かすと吸盤が外れる・・・という可能性があります。

この外れることへの恐怖感が、体の緊張を生んでいる場合が多いのです。

つまり、「ギターレストを使う=楽に弾ける」と単純に思い込んでいる人が多いということです。逆にいえば「足台=腰に悪い」という図式も単純にそう考えていいのかどうか?・・・つねに疑問に思わねばならないでしょう。

たまにワンレッスンなどで訪れる生徒さんにこういうタイプが多いのです。足台を使っていたから腰が痛くなった・・・腱鞘炎になった・・・と考えてしまっているタイプですね。

このあたりは長くなりそうなので、続きはまた次回。

 

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