ギターレスト、つまり足台に代わるギター支持具について話をしています。

「ギターレストを使う=楽に弾ける」と単純に思い込んでいる人が多いということです。足台を使っていたから腰が痛くなった・・・腱鞘炎になった・・・そこでギターレストを使用・・・そうすれば腰も痛くなくなるだろう・・・。

さて、そう思ったところで実はそれほど楽には弾けていない人がほとんどです。いくらギターレストを使っても、逆にギター支持具にギターのアングルを『支配されている』『決められている』という危険性があることを忘れてはなりません。

『支配されている』という表現は分かりにくいかもしれませんね。

ギター支持具を取り付ける場所によって、ギターと体の位置関係はとりあえず決まってしまいます。大概のギター支持具の場合は、その位置を自由に演奏中に変化させることができません。というよりは、逆に、その位置関係を変化させるとギター支持具が外れるのではないか?という恐怖感があるはずです。ねじ等でギター支持具を固定してしまうタイプのものは、ギターに傷がつくのではないか?壊れるのではないか?という恐怖感が心理の根底に生まれるかもしれません。

難しい言葉を使えば、ギターと自分の体の間に「異物」が介在するということで、自分の体がギターを支配する(dominate)ことが不可能になるという感覚でしょうか?

「ギターレスト=楽に弾ける」と思い込んでいる人は、この感覚を封じ込めているか、まったく感じていない場合が多くのです。

そのような人を、私は心のなかで『ギターレスト絶対主義者』と呼んでいます。結局、足台を使うときよりも体のほかの部分に負担を掛けている場合もあります。

ここで誤解してほしくないのが、ギターレストは不要である・・・といっているのではないということです。ギターレストを使用していても、体の自由度を失わない可能性はあります。

逆に足台を使用していても、体に負担のかからない(少ない)フォームが可能です。フォームというと一定の決められた型を想像する方もいるかもしれないので、厳密にはフォームという言葉はふさわしくないかもしれません・・・。フォームというよりは「体の使い方」ですね。

ギターレストではないのかもしれませんが、個人的には現在ストラップを使ったギター支持の方法もありなのではないか?と思っています。まだ具体的には研究していませんが、19世紀ギターの奏法などでは一般的ではありますし、ギターの演奏に関してしっかりとした理論を築いているホルヘ・カルドーソもストラップを使用した立ち姿で演奏しています。普通にバッハなどを立ち姿で演奏していました。

もうちょこっと書きたいので、また次回に続きますね。

いやあ、長くてすいませんね。

 

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