昨日、私の弟子である尾野桂子のリサイタルがありました。

想像以上の盛況!…主催者として来場してくださった方には御礼申し上げます。

こんな会場でした。(会場設営時、椅子並べ後撮影)

SKホール椅子配置

 

 

 

 

終演後のお花&プレゼント。いっぱいでした。演奏者の人気を物語っています!

尾野リサイタルお花&プレゼント

 

 

 

 

 

 

演奏終了後の挨拶も立派でした。

彼女の生き方を知っている人には「じーん」ときたことでしょう。

アンコールの「アランブラ宮殿の思い出」には来てくれたお客さんや友人への感謝の気持ちが詰まっていたような気がします(“名演”とはそういう状況において生み出されることが多いのです)。

その後、午後4時だったのだけど、打ち上げ。約15名程度で盛り上がりました。ギタリストの柴崎建司氏にも「オブザーバー」として来ていただきました。実はこのリサイタルは日本ギター連盟のギターグレードの最高位である「ディプロマ」の取得のため行われたものでもありました。私個人の判断でこのディプロマの合否の判断はできるのですが、それでもあまりにも「身内びいき」になる可能性があります。第三者の信頼できるギタリストの意見を聞きたかったわけです。

このような経緯があり、ギター連盟正会員であり、演奏家としてもキャリアのある柴崎氏に「オブザーバー」になっていただいたわけです。

打ち上げでは、柴崎氏から的確なコメント&アドバイスをもらえました。演奏者本人にも非常に役にたったと思います。私自身も非常に勉強になりました。とりあえず、柴崎氏からは「ディプロマはあげてもいいと思う」ということになり、めでたく合格!・・・ということになります。

「ディプロマ」は演奏家、そして教授者としての免状みたいなものです。これから「プロとして」他人を教えていく場合にも、他人の前で演奏していくためにも、「リサイタルを弾ききる」ということは重要だと思います。この経験がない人は、正しく人を導くことはできないでしょう。また、演奏家として「もう一歩」踏み込むことはできなくなるでしょう。

また「リサイタル」という言葉には格別の重みがあります。「コンサート」とは違って、演奏家本人の主張や哲学が表れてくるのが「リサイタル」なのではないでしょうか?…このあたりは様々な定義付けが可能なように思いますが、演奏をやっていく立場の人は是非考えるべき問題であると思います。

 

それにしても、無事に終わってよかった〜。ほっとしました。

 

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