最近は仕事を通じて調べることや、考えることが多く「いやあ勉強になるなあ…」という毎日を過ごしております。

最近、モンポウについて調べて文章を書きました。現代ギター4月号から連載予定の記事です。現代ギターには「ドミンゴ・プラト〜ギタリスト辞典」(翻訳)、「アルベニスの生涯」「ファリャの生涯」などを連載してきました。ハード路線が多かったのですが、今回は一回ごと読みきりといえる内容となっています。ふかーく長いギター音楽史をひとりの作曲家と作品から読み取っていこうという内容となっています。ご期待ください。私としては、普段生徒とのレッスンで「え?モンポウくらい知っておいてくれよ〜」と思うこともしばしばなので、ギター史の知識的な部分を補完する内容となってくれることを期待しています。

もう記事は提出しましたが、いろいろと調べてみると、モンポウ〜カタルーニャ民謡〜リョベート…という魅惑的なラインがでてきたりしてワクワクしました。記事にはできなかった部分もありますが、今後の研究課題ができたような気がします。

さて、もうひとつ。最近「教え方」のプロセスというのを再認識する仕事をしました。いってしまうとレッスン風景を収録したわけですが、普段のレッスンで初心者〜中級者〜上級者という流れで教えるということをいっぺんに段階を追ってやってしまったわけです。これは実に勉強になりました。

一般に初心者向けと言われる作品でも、音楽的な完成を目指すのであればテクニック面の完璧なコントロールが必要となります。普段のレッスンであれば、ある程度の期間レッスンにくるのだろうということを考慮にいれて、「現段階ならメロディーをはっきりと弾けるだけでいいか…」とか「そろそろダイナミクスをつけてみるかなあ?」というふうに進めているわけですが、今回の仕事はそのプロセス全てを見せるという収録だったわけです。

まだ、進行中の仕事ですので、詳細は話せませんが、私としても実に学ぶことが多かったです。いずれ正式な形になったときに詳しくお話します。

さて、あさってですが、青葉台で「井桁ギター教室開設25周年記念コンサート」に出演します。現在、月曜日だけ個人レッスンをこの井桁ギター教室で担当しています。ということで講師演奏というわけです。2曲ほどソロを弾きます。あと私がバンマス(?)になっているアンサンブル・アリア(30名ほどのギターアンサンブル!)でも演奏します。

3月2日(日)午後2時〜青葉台フィリアホールです。田園都市線青葉台駅からつながっているビルにあるホールです。すぐにわかります。入場無料です。

詳細は下記で確認を。

http://homepage2.nifty.com/igeta/kongo/kogo.htm

このコンサートでは私の師匠である手塚健旨氏も演奏します。ひさびさに先生のソロが聴けるので私本人も実に楽しみしているのです。

もうひとつ、江部賢一氏の「バンド」にも参加します。エレキギター、フルート、ベースがはいっているのでなんとなく「バンド」っぽいのです。クラシックギター数本も交えてアンサンブルというわけです。アレンジはもちろん江部賢一氏です!

(まだ、一回も全員で音を出していないので、どういう音になるのだろう?)

 

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