1. 最終的な音色の追求は本人次第。結局多くの演奏家を生で聴き、たくさんの楽器の音を聴き、その音と自分の心の中の「感動」を常にチェックしかない。先入観に囚われないことも重要?
  2. 装飾音の場合は特に左手の準備に気をつけること。装飾音を弾くべきタイミングの直前で「ストップ」し左手を観察。指が該当するフレット上に準備されているかどうかをチェック。
  3. 中級者の落とし穴。音色と音量。装飾音、セーハ、左手もしっかりおさえなきゃあ…というレベルに達してくるとギターのポテンシャルをわすれがち。開放弦でただ単に「音量と音色」に気をつけて毎日練習するだけでも、その意識を保つことができる。ホセルイステクニックノート、冒頭の「音だし」練習はその意味もある。
  4. 楽器のフォームはクラシックギターの広汎なレパートリーが要求している技術を全て理解しなければ完成しない。そして完成したとしても、音楽的な欲求が大きくなってくると、また変化する。そのことを肝にめいじて地道に探求していくしかない。
  5. 楽譜の知識は重要だ。たとえば、プロ志望であれば、自分が弾く楽曲の楽譜の版について様々な情報を集めるべき。この作業の大切に気づける人だけが気づけることは多い。この作業を軽視する人は、数年後に痛い思いをするだろう。
  6. バリオス、ワルツ3番。2弦は2弦らしい音色で!。もともとは何故2弦を使わなければならないのか?ということを考えなければならないのだけど。
  7. ホセルイス編、亜麻色の髪の乙女。CDでニュアンスを確認。実にポイントを押さえたヴィブラート&音の残し方。参考にすべし。またフレーズの解決のポイントも絶妙。
  8. 簡単な2声程度の曲で暗譜のトレーニング。暗譜のコツを掴むために徹底的に分析して、声部の意味合いを考える。上級者でも、それぞれの暗譜法を確立するために、わりあい簡単めの曲でトレーニングだと思ってやってみるとよい。

 

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