さて、九州での演奏会中にいろいろと興味の沸くことが増えた。
簡単にメモしておこうと思う。
ウォルトン「5つのバガテル」と「VARII CAPRICCI」…「5つのバガテル」を作曲者自身がオケ版にしたものがある。ひさびさに縁あってその録音を聴き直した。学ぶべきことがたくさんあった。
マンドリン辞典…池田君の実家にて「マンドリン辞典」を暇つぶしに見た。フォルテアなども収録。考えてみるとマンドリンサイドからギター界を見るのも実に面白いことに気づいた。
ポンセ・セゴビアレター…長いこと読んでいないし、昔は飛ばし読み。今、きちんと読んでみると面白いことがあるかもなあ、と考えています。
チャピのスペイン性…スペイン音楽=南スペイン(フラメンコ)というイメージがあるが、バレンシア地方やカスティーリャ地方の音楽はやはり質が違う。でもやはり共通のスペイン性もある。チャピの音楽にはやはり「バレンシア気質」がある。今回演奏した「セレナータ・モリスカ」にそれを強く感じた。なんだかんだいってターレガの音楽とチャピの音楽も共通したものがあるかもしれない。そう考えるとセレナータ・モリスカのソロバージョンも弾いてみたいなあ。難しそうだけど。