- 音をつなぐ。複数の弦にまたがるときは、前の音を残しておき、次の音に重ねる。
- パガニーニの曲。作曲者本人の運指はほとんどない。もし校訂者などがつけている場合は、左手の運指の意味を考えることが大切。
- 表面板の振動を殺さない&裏板の振動を殺さない&音のディレクションを考える(自分がコンサートホールの舞台の上で弾いていることをイメージする)、以上3点で音はそうとう改善する。抽象的なアプローチで音質、音量を改善していくのは可能である。
- セゴビア編、ソル20の1番。まずはたての音の「出」を整えるべし。これがなかなか難しい。基本は横の流れを考えながら、音楽作りをしたいので、この練習をやることが大切。音の粒を揃えることも大切。「耳の訓練」としての練習。
- ソル20の2番。aのタッチ。m+a+chをひとつのブロックとして考える。iは独立。pも独立。この考えでaのタッチを考える。mとaの独立ばかり考えると右手全体に力が入る。
- シャープは上に向かう傾向がある。臨時でつくシャープを前からの流れで考えると「?」と思うことが多い。臨時のシャープ+後の音の流れで考えると合点がいくことが多い。
- 初心者の頃は、正確に音を弾くことに専念すると良い。そしてその音の流れを「素直に受け取ること」…これが大事。なんとなく変…と思うのは、耳が西洋和声(?)の流れに馴染んでいない場合が考えられる。これはある意味でパターンスタディであって、数をこなし、先生の模範演奏で、和声進行が必然として聴き取れるようになることが当面の目標かな?
- 全音版、コスト43のエチュードの終わり頃は集中的にドロップDの曲が並ぶ。特に最初のオクターブの練習は秀逸な練習曲だ。
- 拍感は、自分の身体運動で感じるのが基本。頭のなかだけでは拍感は感じることはできない。指揮の基本「叩き」だけでも、必死で(且つある程度ファジーに)学ぶべし。オケのDVDでも見て、なんとなく指揮者のまねをするのでもOK。音楽は、実際の物理的な動きとリンクしているのだと分かると拍感は掴みやすい。
- pで余計な共鳴を消すことは多い。このあたりは消音と同様に、Pの通常のアングルを規定する要素。研究すべし。たとえば、1弦のみ鳴らして、2弦から6弦まで一瞬にしてミュート…ということはすぐにできる右手のフォームであるべきだ。
- コストをロマン派的に弾くことは研究に値する。「え?」という感じや、「一体メロディーはどこいったの?」という雰囲気を作り出すことができれば、なんとなく成功かな?
- ヴィラ=ロボスエチュード2番。付点での練習…右手のセット練習…4つの音の単位での練習…左手だけの練習…いろいろな練習法がある。とにかくやるしかない。音階部分は右手だけ練習すると効果的。各弦ごとに右手のimを何回弾くのか、はっきりと把握できるとうまくいく。
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