1. バッハ。ヴァイオリンソナタのアレンジ。ヴァイオリンとギターの性能の違いをしっかりと把握して表現を練っていくこと。持続音のイメージをもっておくことが大切。
  2. クレッシェンドをかける前の音量をしっかりと定めること。
  3. 指をマッチ棒だと思い、膝を使って「火を点ける」ことをやる。関節の固定化(カルレバーロ用語)はこのようにして体験することができる。
  4. こどもの生徒の場合、なかなか関節がロックできないことが多い。このトレーニングのためには「たくさん音階練習をやる」というのも一理あるが…もうちょっと合理的なトレーニング方法がある。「逆アルアイレ、逆アポヤンド」である。つまり弦の逆方法から弾弦。ラスゲアードの練習でも代用できる。
  5. ターレガ、アデリータ。マズルカのリズムが理解できれば、ターレガのつけたアクセントの意味が分かるかもしれない。長調部分だけ早めに弾く人も多いが、あくまで「長調的明朗さ」を出す程度のテンポ変化に留めたいところである。
  6. 楽器に上手い、下手はない。音楽的に上に登りつづけるだけである。下山することさえなければ、皆同じ山を登り続ける仲間である。
  7. ダウランド。蛙のガリヤルド。音のグループを徹底的に調べる。アポジャトゥーラをしっかり把握。
  8. 音がつながっている、又は切れている…このことに意識することが良い音楽を作ることの大前提。自分の音を冷静に聴くことができる人は非常に少ない。
  9. ヴィブラート有りのテヌート、無しのテヌート。しっかりと使い分けると音楽に奥行きがでます。なんでもヴィブラートは下品。
  10. ターレガにはマズルカのリズムの作品がいくつかある。ショパン的マズルカなのか、スペイン的マズルカなのかは各自の判断に任せるが、少なくともターレガが優れたピアニストでもあったことは考慮に入れておきたい。また、ターレガがどのような流派のピアノ教育を受けたかも結構重要な要素。このことは各自研究されたし。
  11. ジュリアーニ、ラ・メランコニア。ダイナミクスのコンとロールを学ぶのに良い曲。付点のリズムと八分(均等な)リズムの違いをはっきりと意識してアクセント付けしていくのがポイント。
  12. ヴィラロボス、エチュード2番。さまざまな運指をつけて試してみる。数回のレッスンで終わる曲ではない。テンポを上げていったとき、決まらなければ運指を変更し…というさまざまな試行錯誤を学習者に要求する曲である。シフトをできるだけ避けよう…とかスラーの位置を変更してみよう…とかそのときそのときでさまざまなポイントを定めて研究して欲しい。
  13. ギタルラ社「こどもギター教室2」。早い段階での5ポジション、7ポジションの把握はレパートリー拡充に役立つのに、よいアイデアであると思う。
  14. 音階練習やアルペジオを付点のリズムや三連符で行うことの意味を考えること。無意識になって指の動きを、意識的に戻す作業である。この作業を繰り返すことが基礎練習では大切である。このことが全ての音を適切なタッチで弾くことにつながっていく。
  15. 武満編、ミッシェル。低音進行をポリフォニックに扱うと、リズムの重さがとれる。
  16. ソル、セゴビア編エチュード15番。アクセントの前後の音に注意。この前後の音のバランスでアクセントの音を「らしく」聞かせることが大事である。

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