連休ですが、それなりに過ごしております。なんだかんだ普段やれない事務的なことや、資料の整理、次の演奏会への準備…などをこまごまやりながら、お休みらしいこと(買い物とか外食とか…)をする感じです。

タンスマン資料

で、現代ギターで「セゴビア・アーカイブ細見」という連載を4月号からやっております。その締め切りもこの近辺…ということです。

←のように資料をごちゃごちゃ集めて原稿書き…。CDやら文献やら楽譜やら…。

 

 

結構タンスマンの「ギター独奏全集」だけでもいろいろ出ていますね。

こう見ていくと、フレデリック・ジガンテ氏はかなり念入りな資料収集をもとに録音作業をしていることが分かります。ギター独奏全集を録音しておりますが、これも出版譜よりは手稿譜に近い演奏であることも興味深いです。定番「カバティーナ組曲」も、普段聴きなれているバージョンと違う部分もあり、それも調べてみると「手稿譜」バージョンであるということも分かります。

タンスマンの初めてのギター曲は〈マズルカ〉です。これが書かれたのが1925年。彼がギターのために次の作品を書いたのは、1945年、実は「コンチェルティーノ」という小協奏曲でした。これは実はセゴビアによって実演にはいたらず、その録音も1998年にジガンテ氏によるものが初…。でその録音が上記の写真の中央にあるCDです。

聞いてみると、実にいい曲ですね。でも、ギターが主導権を握って…というタイプのものではありません。なんとなくセゴビアが弾かなかった理由も分かります。

それにしても〈マズルカ〉は名曲です。久しぶりに楽譜を引っ張り出して練習してしまいました…。

…そんなことをやっていると、なかなか原稿が進まなかったりするのも事実でして…。

まあ、なんとか、今から仕上げに入ろうとは思います!

がんばろ〜。

 

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