忘れぬうちに昨日のテレビ番組収録のお話を。
昨日は所沢のスタジオで収録でした。携帯で途中まで実況中継しておりましたが、やはり撮影というのは「押す」ものなのですね。
押しましたね〜。かなり。だから暇つぶしに携帯で実況中継していたわけです。
番組はNHKの「私がこどもだったころ〜ルー大柴編」です。
こどもの頃のルー大柴さんの再現ドラマ部分でのギターの音収録と俳優さんへの演技指導です。ルーさんのお父さんは楽器がたくみだったようで、ギターやアコーディオンが弾けた…という設定なのですね。
で、その音部分を俳優さんの演技に合わせて演奏(その場で)。そして俳優さんはギターを弾くフリをするというわけです。
「調弦するフリ」
「アルペジオをしているフリ」
「イントロを弾いているフリ」
エトセトラ…というわけですね。
勿論、途中で監督などの指示が飛びます。『調弦時間長くないですかね?』とか…そういうのに相応しいアドバイスを私が与えるわけです。「こういう感じで調弦してくださーい」とか。
そのルー大柴さんのお父さん役を演じた俳優さんは、原田大二郎さん。
やはり、間近でみる俳優さんの演技は迫力ありました。役に入り込む時間がストレート…というか…。子役の演技をうまく導いたり、テイクによってちょっとニュアンスを変えていたり、臨機応変ですね。歌い方も歌詞の内容と全体の流れを意識して、変えていました…。
それに対してギターの実際の音を合わせていくわけですが、これはもう立派な「アンサンブルだなあ」と実感したわけです。すごーく、勉強になりました。やはりこういう現場は行ってみるものですね。
あと、もうひとつ感じたこと。
テレビの収録って、ものすごい数のスタッフがいるんですねえ!
びっくりです。あと、その上下関係の厳しさ…噂には聞いていましたが、かなり体育会系ですね。
放映は11月初旬頃の予定らしいです。BSハイビジョンとNHK総合で放送予定。
(本編で使われるギターの音が私の音…ってことです!)
詳しい放送予定日が決まったら、またお知らせします!!