教室会報第9号完成です。生徒の皆さんは教室にありますので、お持ち下さい。

毎号のタイトルの下に書いている「今月の言葉」。

前にもブログで書きましたが、けっこう選ぶのに時間がかかるのです。

今月はこれです。

「正確な楽器のコントロールの裏づけなしに美しい芸術的なアイデアが一人歩きするさまは、豪華な車が未舗装の道路を走るのに似ている。」

 さあ、誰の言葉でしょうか?

チェリストのヤーノシュ・シュタルケルの言葉です。

下記の本を読んでいるときに見つけた言葉です。

ヤーノシュ・シュタルケル自伝ヤーノシュ・シュタルケル自伝
著者:ヤーノシュ シュタルケル
販売元:愛育社
発売日:2008-03
おすすめ度:5.0
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非常に興味深い自伝です。音楽家の自伝というのは好きでよく読みます。もちろん自分が音楽家であるので、「何か役に立つことないかなあ〜」とか、若干の“欲”をもって読むのは確かです。

しかし、音楽家というのは社会の関わりなしには生きられない存在であり、それでいて音楽という抽象的なものを「実体験」でリアルに学んでいかなければなりません。特殊な職業であると思われがちではありますが、実に「人間的」な存在なのです。

私は、音楽家の伝記をそういう観点から読んでしまうことが多いです。

そういう意味でシュタルケル自伝は読み応えがありました。

さて、上記の言葉ですが、この本の終わりのほう、「組織的な弦楽器奏法」という部分にあります。当たり前ですが、音楽を作るためのテクニックについて論じた文章です。これは自伝とは関係なく、補遺として掲載されているもの。

ギター奏者が読んでも、なるほどなあ、と思う部分がかなりあります。

お時間ある方はどうぞ。

 

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