今日は朝から「クラシックギター〜そのしくみとメンテナンス」と題して、講義でした。当教室主催の「日曜ワークショップ」です。

毎回、隔月で外部から講師を呼んでいます。毎月やっていますが、残りは私の講義。主に「ギター奏法」に関して、“グローバル”に講義しています。

今日の講師は製作家、尾野薫氏。

その音響や材料に関する知識は深いです。

おそらく、今日の講義を聞いた人は「うわあ、製作家って大変!」って思ったことでしょう。

やはり、「餅は餅屋」です。私もかなり知識を整理できました。

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まずは、ホワイトボードを使って、楽器の構造と仕組みを講義。材料の違いからはいって、湿度による伸縮などを説明。何故、故障が起こるのか?…を理論の面から徹底説明です。これを知ることで、自分の楽器の弱点が分かります。

その後、弦高について、そして適性弦高の見つけ方などを説明。そしてウルフトーンの説明、その後倍音の説明まで。

そして、「音の違いの聴き方」について。

倍音と絡めて、音色とは何か…ということの説明でしたが、この理論面が分かると、実は音楽表現の面でも非常に役にたちます。そのことが完璧に理解できた人が何人いただろうか?…まあ、私には非常に面白い講義でした。

その後、楽器のヘルスチェックです。希望者のみでしたが、結局ほとんど全員見てもらいました。

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受講生のひとりが、自分で自分の楽器のフレット状態をチェックしているところです。で、問題点を発見!…そして、尾野氏はそれをその場で治してしまいました。マジックです(やはり“秘伝”はあった!)。

音のビリつきも解消です。

その他、皆各自の楽器を見てもらいました。そして、各自に適切なアドバイスをしていました。

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やはり、こういう現場をみていると「餅は餅屋」ですね。

楽器のことは、楽器製作の方がやはり知識面でも多く有しています。そして、尾野氏は数多くの楽器の修理、メンテナンスをしていますし、プロギタリストとのかかわりも多いのです。そこからプレイヤー側の種種多様な音楽的嗜好を学んでいるのです。

楽器というものは、やはり普段から徹底的にその癖(長所と短所)を把握していかねばなりません。そして、それを音楽というものを表現するツールとして弾き手は考えているのです。そして、楽器自体への依存度は各奏者によって変化するように思います。

そのような「自分と楽器との関係を考える場」として、今回の講義は素晴らしい機会だったように思います。

また、機会があれば、同様の講義をやってもらいたいなあ、と思います。

 

とっても、勉強になりました!

 

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