昨日はGLC学生ギターコンクールでした。
本選の審査員を担当しましたが、素晴らしい本選会でした。
どの部門も聴き応えがありました。今のギター界のレベルを知る上でも必ず聴くべきコンクールのひとつであると確信を持ちました。
審査の合間に慌ただしくしておりましたので、メモを取る時間もありませんでした。なので、携帯でとった写真で、結果報告です。
審査員控え室の鏡に張り出してあります…。
なので、私が映っていたり、審査員やスタッフの姿が映し出されています。村治先生もいますね。
審査結果の個人的感想などは、また後日余裕があるときにブログに書くかもしれません。
今日は簡単に。
上位3名に残る人はスムーズに決まりました。あとはその奏者の「長所」をどのくらいプラスのポイントに評価していくか…ということでした。おそらく各審査員によって、どの部分をプラスに評価するかは変わってくると思います。
私の場合はどのくらい緻密に音楽を作っているか?を審査基準にしました。
楽曲が要求する技術面、表現面での難易度のバランスを考慮して審査しました。
それを基準にして、「その子らしい音」が出ているか?…「ギターらしい音」が出ているか?…ということも私の場合、加味しました。
中学生以降の部門になると、すでに「出したい音のイメージ」がはっきりとある参加者がいます。それがあるかないか?…はとても大きいです。「どのような音楽を作りたいのか?」というイメージの有無も審査基準としました。まあ、これはあくまでも私の主観に基づくものなのだけれども…。
それにしても、いずれの部門も「音楽」を楽しむことができました。素晴らしいです。学生ギターコンクールとはいってもそのレベルはあなどれません。おそらく、全てのプロ志望ギタリスト、若手ギタリストにとってこのコンクールを聴くことは大きな刺激となることでしょう。
あ、もちろん、プロギタリストにとってもね。
(スタッフ及び審査員として)忙しかったです。ですが、それ以上に楽しかったです!!