1. 両足の開きによって、ギターの位置は変わる。
  2. そのギターの位置によって弦にはいる指のアングルは変化する。それをまずは基本形「ima3弦から1弦+Pは4弦または5弦」という形に収まるようにギターの位置を調整すべし。
  3. 各音をしっかりと伸ばす。音価をしっかりとキープ。これが初心者のうちは大切。
  4. ソルの曲であっても、現代奏法のメソッドを学ぶという意味においてはaは使用したほうがいいし、その運指法もまずは学ぶこと。
  5. コンポステラ組曲。カンシオン。アウフタクト的な感覚でとったほうがいい3拍目もある。もちろん、音グループの終結としての3拍目もある。音程などを気をつけて、同音反復、音グループのフォルムにも気をつけてメロディーの歌いまわしを研究するべし。
  6. コンポステラ、伴奏の和声だけ弾いてみるとフレーズが古典的な4小節単位であることに気づくかも。
  7. 左手のフォーム。平行フォーム。一般的に12フォームに近づくことが多いので気をつけること。矯正するためには34フォームの「つもり」で練習する。そして鏡などをみてフラットになった時点で「それを正しい、居心地がいい」と認識すること。
  8. ラグリマの短調部分のドラマチックさをしっかりと意識すること。そして、それを生み出している要素を取り出してしっかりと演奏すること。シンコペート的な内声の動き、アポジャトゥーラ的な旋律などなど。それらが分かると長調部分の解釈の仕方も若干変化してくる。
  9. ピッチ。簡単な音階などで、「動的なピッチ」「静的なピッチ」を練習すべし。このことは耳のトレーニングでもある。
  10. フレーズ。2小節でとらえることを考えるのであれば、4小節もアイデアとして浮かぶようにすること。特に古典では。そして、両者の印象の違いを明確に自分のなかで定義すること。
  11. アルペジオ練習において、pと同時発音するima各指のパターンは必須である。右手のバランスがよくなる。おまけでいえば、chもパターンに加えてみること。さらに右手全体のバランスはよくなる。
  12. セゴビア編ソル。18番。後半のシ♭のオクターブの音程に気づくべし。
  13. 夏休みの小中学生の「練習不足」のピークはレッスン時においては8月前半にくるような気がする。先日行われた学生ギターコンクールはそういう意味で8月前半に行われるので、その「たるみ」をなくす効果もあると思う。お盆は普通に休みだしね。遅れを取り戻すには8月後半からでは間に合わない。
  14. 消音。pによる間接消音、直接消音は「普通にできるように」しておこう。そして、それをできるだけ習い始めて1年以内の間にマスターできるようにしておくことを目指すべし。pのタッチのフォームを見つけるためにも。
  15. プランティングを何のためにやるか?・・・それを考えるのも「勉強」のうちである。「何のためにやるのですか?」と、以前説明したのにもかかわらず、そして『本人がその音に変化に気づいているのにもかかわらず』質問してくる生徒が多いが、そういう人は「学ぶ」ということを「なんでも質問してよい!」というふうに勘違いしている人が多い。「理由を考えること(思い出すこと)」も勉強のうちだと思うべし。
  16. 「正しい質問ができるようになること」・・・これは意外に難しいということを生徒(勉強している人)は自覚するべきである。もちろん、教師側としては「間違った質問」を却下する強い意思が必要である。

 


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