僕は上智大学のイスパニア語学科の出身です。

先日、偶然にも、その上智大学イスパニア語学科の教授の方の講演会にゲストとして呼ばれて、演奏してきました。厳密には伴奏です。つまり、歌い手の方がいらっしゃったわけです。

ガルシア・ロルカの「スペイン民謡集」をギター伴奏しました。

私がスペイン語学科と知って演奏依頼を頂いたわけではありません。偶然です。人の縁というのはあるのだなあと思いました。 

ちなみに僕は「ギタリストになりたくて、つまりスペインに行くためにスペイン語を大学で学んだ」わけではありません・・・とりあえず、なんでもいいから外国語でいいや・・・という中途半端な気持ちで入学しました。ですが、大学の授業で「スペインの深さ」を知りました。当時の先生の方々には感謝なのです。非常にアカデミックで、且つ面白い授業をしてくれました。

仲が良かった・・・というのもオコガマシイですが、可愛がってくれたのがスペイン美術史の神吉敬三先生でした。私が卒業した直後に他界されましたが・・・。教養とユーモアのある素晴らしい先生でした。よく授業の手伝い(スライドや資料を運んだり)をしたものです。そうすると、先生が美術展の招待券などをくれました。そして、その後、神吉先生の指導で卒論を書きました。スペイン文化とスペイン音楽の関わりについてがテーマでした。

そして、先日、まだ現役ばりばりのイスパニア語学科教授の方の「講演会」を聴いたわけです。ゲスト演奏のリハなどの都合で一部分しか聞けませんでしたが、言語学って面白いなあ!っていう内容でした。ああ、全部聞きたかった!

多分、同じ学科の後輩たちも、「スペインの深さ」「研究の面白さ」を受け取っているんだろうなあ!・・・と思いました。


歌の伴奏が終わり、突如「流れ」でギターソロを弾くことになりました。

そのときの動画がこれです。



なんで、スペインの音楽を弾かないかって?・・・それはスペイン語学科ではなくイスパニア語学科卒だからです!

富川勝智

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