本日は午前中、日曜ワークショップを行いました。
ギターデュオの音楽的な効能についてワークショップを行いました。

カルカッシとソルの独奏のためのエチュードをデュオに編曲しました。それらを初見でまずは受講生に弾いてもらいました。その場での即興的な組み合わせのデュオです。そこで音楽のフレーズなどを考え、それぞれが「音だけで」相手に音楽的な意図を伝えることができたか?…などを検討。

曲を始める前のテンポの出し方…やいくつかのコツを伝授しました。そしてシンプルなデュオ楽曲ですが、「自分はこのようにアゴーギクをつけたい」とか「このフレーズをこのように弾きたい」など音楽的な欲求を疑似リハーサルで「相手に伝える技術」や「伝えることができる音楽的な要素」を勉強していきました。

そうすると、受講生たちが作る音楽が非常に自発性に富むものに変わってきました。音楽的にも充実感のあるものに変化していきました。

その後、あらかじめ作っておいたレジュメを用いて20分ほど講義。デュオを実演してもらいながら学んだ「音楽作りのコツ」を整理。

その後、1時間ほどかけて、各自が勉強しているデュオの楽曲を演奏してもらいました(※ちょうど6月9日に当教室で主催する重奏の会で演奏するデュオが二組いました)。上記で学んだ事をふまえた上で、各ペアに弾いてもらい、どのようなことを考えて演奏したのか?…を感想として尋ねてみました。

各ペアとも、「相手の音楽的な意図が分かるようになった!」「今まで自分の音楽的なアイデアを強く出すことに躊躇があったが、相手が思っている以上に反応してくれて楽しかった!」という意見がでました。

さて、ここで話を最初にやってもらったクラシックギターの定番エチュードであるカルカッシとソルの作品に戻って話を進めました。デュオバージョンで練習したフレージングやダイナミクスなどを意識した演奏を独奏として弾く時に、これほど意識したことがあったのか…ほとんどノーでしょうね。声部を分けて弾く意識が自分たちにずっと欠けてきたということが分かったはずです。

デュオで「勉強しやすいこと」があります。そして、それができると独奏曲へのアプローチが変わってきます。

またやってみたいテーマです。

似たようなテーマで今年の夏に開催される「あづみ野ギターアカデミー」でも座学としてレクチャーを行う予定です。そういえば、今年度の要項でましたので、みなさま是非チェックしてくださいね。

あづみ野ギターアカデミー2012

富川勝智

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