スペインからこんな本が到着しました。



フアン・ベルムードの「楽器詳解」という本です。当時の音楽概説書ですね。1555年に出版されました。当時のスペイン音楽の姿を知るため、そして当時の楽器の演奏法を知る為には、必読書です。今までお借りしたり、部分をコピーをとらせていただいたりしていたので、やっと購入しました。新しい装丁でソフトカバーで実用的です。

さて、この本のなかにかなり詳しく当時のビウエラ音楽についての記述があります。楽器の奏法などについて、また声楽のポリフォニーをどのように楽器に写し取るのか…について詳細に書かれています。

まだ、詳しくは読みこんではいませんが、最近(僕のなかで)ビウエラブームなので、じっくり勉強してみたいと思っています。

あと、先日、このブログでも紹介した(日本初の?)ビウエラ本、「ビウエラ七人衆」の書評を現代ギター誌の依頼で書きました。書く為に、しっかりと読み込みましたが、非常によいビウエラ音楽入門書であると思います。ギターを弾く人であれば「牛を見張れ」など弾くことも多いと思いますので、クラシックギターを演奏する方は必読必携の本であると思います。

ギター前史 ビウエラ七人衆: スペイン宮廷楽士物語
ギター前史 ビウエラ七人衆: スペイン宮廷楽士物語
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あと、ベルムードの陰に隠れている本は「バロック期の音楽と修辞学」という本です。バルセロナの音楽研究者の方が書いた本であり、最近の本ですね。最近、私も音楽修辞学の勉強会にも出席しています。

もしかしたら、スペインでもヨーロッパでも(そして日本でも?)、やっと音楽修辞学がきちんと研究され始めているのかもしれません。

…それにしても、研究したいことがいっぱい。忙しいです!

富川勝智

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