タイトルですが…あまり長くてもしょうがないので、呼び捨てっぽくなっていますが、「敬称略」でいかせていただきます。

そのように前もって言っておきたいほどに、この二人は僕にとっては大巨匠です。

レヒーノ・サインス・デ・ラ・マーサとアリリオ・ディアス。

最近、この二人の映像を見ました。YouTubeで。いい時代ですね。レヒーノの映像はスペイン国営放送のインタビュー。こういうアーカイブが見れるのはほんとに凄い。ちょっと前まではDVDなどになっているものを海外から取り寄せて…という感じでしたが。


 
18分過ぎから演奏があります。レヒーノ・サインス・デ・ラ・マーサの語っている内容もたいへん興味深いです。タレガやソルに関する見解はとても参考になります(スペイン語なので、分かる人は是非!…たいへん分かりやすいスペイン語です)。

もうひとつは、アリリオ・ディアスの伝記ドキュメンタリーです。



冒頭で歌っているディアス。ギターの音も素晴らしいですね。もちろん全盛期のキレとかテクニックの凄まじさは薄れていますが、すべてを削ぎ取った後に残る「ギターらしい音」…これがギターだよね!…という説得力に満ちた音です。

もう何回も見ていますが、見る度に発見があります。特にレヒーノ・サインス・デ・ラ・マーサのタッチは参考になります。私の「お爺さん師匠」でもあります。師匠である手塚健旨先生、ホセ・ルイス・ゴンサレス先生に共通の音がありますね。

それを僕はちゃんと受け継いでいるのかなあ?…自問自答している最中なのですが、このビデオを見たある生徒さんの感想だと、「レヒーノ先生のタッチと富川先生のタッチは似ている!」とのことです。そうなのかなあ?…(←まだ自問自答中)。

とりあえず、久々にギターらしい音を聴いて、巨匠達からエネルギーを貰いました。 明日からもがんばろう!いい音出そう!



 


BLOGランキング(一日ワンクリックよろしくお願いします!!)

音楽ブログランキング blogram投票ボタン

ギター教室ロゴ