練習を効率よく行うためのポイント…客観的に自分の演奏を聴き、しっかりと分析することです。弾けているんだろうな…という漠然とした思い込みを持つのではなく、客観的に!…です。

私はレッスンのとき、生徒さんの動画を録ることが多いです。その場で見せます。生徒さん本人にいろいろなことを“自分で気づかせる”ために用います。



 






「自分がやろうとしていること」=「実際の自分の演奏」になっているかどうか?…確認してもらうわけです。

さて、普段の練習のときにも、定期的に動画や録音をとって分析することは大切です。でも、たまに撮っただけで満足してしまう人もいます。そして、動画を撮る事も、(どんなに道具が便利になったとしても)一手間かかります。ちょっと面倒と感じる人もいるでしょう。

そこで、お勧めなのは「セルフレッスン」です。

簡単に言ってしまえば、自分で自分にレッスンすることです。自分がギターの先生になったつもりで行います。それにたいする生徒としても答えます。

たとえば、以下のようにやります。

例1:
「あ、ちょっと待って!そこ、音にびりつきがあるよね?理由を考えてみようか?」
「うーん、、、たぶん左手指の準備がうまくいっていないから、慌てて押さえていて…」
「なら、左手指の準備を確認して、もう一回弾いてみよう」

例2:
「そこは、もっとダイナミクスを意識したほうがいいんじゃないかな?」
「クレッシェンドをどこからかけるか決まっていないので、なんとなく弾き飛ばしちゃってます…」
「なら、しっかりとクレッシェンドを開始する位置を考えてみたらいいんじゃないかな?」
「…えーと。ここかな?フレーズの最初を意識して、音量を小さめにスタートするとクレッシェンドはかけやすいかな?」

…とこんな感じに。自分で先生と生徒を二役やるわけです。一人芝居ですね。

こうすると自分の演奏を客観的に聴くようになります。

実際に口に出して言うのがポイント。恥ずかしがらずにやりましょう。同時に、声に出すためには言語化しなくてはいけませんから、脳みそも整理されてきます。

セルフレッスン…おすすめです!

ついでにいえば、練習をしていて眠くなりません。そういう利点もありますよ〜。


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