ジュリアン・ブリームのRCAでの録音を集めたものがBOXセットで発売されました。早速入手しました。少しずつ聴いています。











ブリームが演奏し、クラシックギター界の定番となったもの…たくさんあります。ブリテンやバークレー、ブリンドル、ベネット…僕も留学中はたくさん聴きました。現代曲が苦手でしたが、ブリームの演奏を聴くと「なるほどなあ」と思ったものです。特にマルタンの「4つの小品」は、200回は聴いたと思います。

表現意欲に富んだギタリストという意味では、至上最強のギタリストかもしれません。彼の頭の中にあるイメージは、非常に豊かです。ある雑誌のインタビューで、ベネットの作品の解釈に関してこう答えていました。

「現代曲であろうが、どんな曲であろうが、基本的に分析するのは苦手だ。できるうる限り何度も音を出してみて響きを確かめる。理性よりも感覚を優先している」と。

自由だなあと思います。でも、そこから生まれる素晴らしい音楽があります。

クラシックギターというと、ちょっと内気で堅苦しいイメージを持つ方も多いかもしれませんが、ブリームの演奏は生命力があります。ギターの音色の良さとバリエーションも良く理解できます。

このBOXセット…冊子が豪華です!










収納箱も布ばりでしっかりとした作りです。冊子にはアルバム収録曲+ジャケット写真が含まれています。必要にして十分な情報は入っています。ブリームの録音の面白さはアルバムによって楽器を変えていることです。
アグアド、ハウザー、ロマニリョス、メンヒ…数々の名器を使い分けています。なので、冊子を見ながら「楽器の音色比較」なども楽々できます。

値段もとても安い。

Julian Bream-the Complete Album Collection
Julian Bream
Sony Classics
2013-09-06

現時点で、日本円で、12600円前後です。

こういう芸術的に優れたものが、格安で入手できるのはとても良い事です。クラシックギターを演奏している方も一般の音楽ファンの方にもお勧めです。