たまーに、このブログのことを書いてやろうと思います。

なんと、この「ギターレッスンと演奏の日記from富川ギター教室」のブログですが…

本日2月15日で10周年!
↑滅多に使わない大文字

このブログの開始日が2005年2月15日でした。

これが最初のブログ記事。

とりあえずスタート! 

実はこの前にもブログはつけていました。

ギターレッスンの王道!

まだアーカイブは残っています。いまだにアクセスがあるようですね。

最初の頃は同時進行でやっていましたが、2006年中頃からこちらのlivedoorブログ一本になっていきました。

よくまあ、続いたものです。10年ですから。「石の上にも三年」っていうのが僕の座右の銘ですが、「石の上にも十年」…10年続けてみても、まだまだクラシックギターのことやレッスンのこと、自分の演奏についての考え…まだまだ書くことってあるものですねえ。そして、たくさんのことを勉強できました。

最初は活動日記的な感じでスタート。なので、タイトルに「ギターレッスンと演奏の日記」としました。演奏活動とレッスンの活動の記録を中心に更新していきました。途中から始めた「レッスン覚書」がなかなか好評だったので、それに追記する形で音楽表現や技術上のコツなどを書いていきました。

もちろん、現在も「私の活動記録」「レッスン活動の記録」であることには変わりありません。

私の考えていること、私の研究していること、私の音楽への想い…そういうものを素直に書いているブログです。

批判や中傷のメールももらったことがありました。いまだから言えますが、「こちらがこんなに一生懸命やっているのに、こんな誹謗中傷メールをもらうくらいなら、ギタリストやめちゃおうかな?」という経験も何度かありました。

とはいっても、このブログを続けてきて、良かったことのほうが多いのです。

私の考え方に興味を持って、習いに来てくれる方。ファンになってくれて、演奏会などに毎回来てくれる方…ブログの内容に感動して感謝のメールをくれる方…圧倒的に「よかったこと」のほうが多い。ギタリストとして演奏してきてよかったなあ…教えてきてよかったなあ…と思うことのほうが多かったです。だから、このブログも、ずっと続けられたのだと思います。

このブログを書いてきたことで学んだことはふたつあります。「考えをまとめる力」。そして、「発信しつづける力」です。

普段考えていること、演奏活動から考えたこと、教授の現場から得られたこと・・・たくさんあるものです。ですが、「もやもや」したもので、なーんとなく心の中にあるもので、そのもやもやを言語化していくと、輪郭が見えて来ることがあります。

はっきりと整理はつかないのですが、じょじょに霧が晴れてくる感じ…もしくは、頂上がぼんやり見える…という状態にもっていくことができるのです。喋ることもそうですが、書くことによってイメージが「アイデア」に変化してくるのです。この経験を得られたのは、やはりブログを続けた結果だと思います。

「発信しつづける力」もはっきりと、(今は)その大切さを理解しています。

プロになりたい!…という生徒さんにいうことは、「発信力」です。インプットしたものをアウトプットする。それができないと、第三者はだれも自分の存在に気づいてくれません。そして、その人がいくら「すごい考え」を持っていても、誰もそうとは思ってくれないのです。

なので、プロ志望の方やすでにプロで活動している人には「自分の活動をアウトプットする大切さ」を力説しています。

おかげで、ギター教室のほうにも生徒さんが来てくれます。演奏会にもちゃんと人が来てくれます。このブログ自体にもファンがいて、地方に行った際には「ブログ毎回読んでます!勉強になります!」と言ってくれる方がいます。

そういう自分がやっていることや考えていることが、自分が知らない人のところにも届いていて、なんらかの役にたっているという実感を持つことができた…このことがブログを続けて得られたもうひとつの財産です。

ということで、これからも富川勝智と富川ギター教室を今後ともよろしくお願い致します!



 


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