ひと昔前は、楽器や音楽の学習は「実際に先生の元で習うのが一番」と言われていました。

目の前で先生の弾いている音を確認し、指の動きなどを見て習う。「習う」=「まねぶ」(真似ぶ)だったわけです。今でも、この方法論はやはり「主流」であると思います。

僕も実際に、これが一番の方法ではあると思っています。

でも、近くに良い先生がいない…そもそも習いたくても先生がいない…という場合は独学するか…もしくは「通信学習」があります。今でも添削による通信教育システムは存在します。ちょっと古いですが「赤ペン先生」ですね(苦笑)。受験生とかが使うやつです。

答案にいろいろと「ここはこうしましょうね!」とか「こう考えてね!」って書いてある。 

実はこの「赤ペン先生」…僕もたまにやるのです。遠方の生徒さんで不定期にレッスンに来る方の「レッスンとレッスンの間のフォロー」や「コンクールの録音審査のための準備」のために、楽譜にがりがりと書き込んで送ってあげることがあります。(今はスマホで写真撮って、メールとかで送れるのでとても便利ですね!)

つい先日も、某コンクールの録音審査のために準備している地方の生徒さんのために、「赤ペン先生」…してみました!

こちらです。
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その生徒さんが録音したものを聞いて、アドバイスを書き入れたもの。この曲自体は二回ほどレッスンしているので、彼が忘れている点や改善点を書いています。実際に直接レッスンした前提があるので、一般の方にはあまりわからない「我々用語」がたくさんあるかもしれませんね。

実はこれに付随してビデオも送っています。赤ペンで書いたことを、実際に音で表現しているものです。僕が喋りながら解説しています。10分程度のビデオを2回送りました。(YouTubeに限定公開でアップして、リンクをメールで送って見てもらうという方法です。これ便利!)

数日前、彼から連絡あり、無事録音審査は追加したとのこと。ヨカッタヨカッタ。

…こういう作業をしていると、直接レッスン+ビデオ+赤ペンで、不定期で通われている遠方の方のレッスンもより充実したものになるのだなあ、と感じています。

今までも、数人の方とこういうやり取りでレッスンを重ねています。この方法なら、毎週通わなくても、学習効果はあるなあ、と思っているのです。

もし地方にお住いの方で、僕のレッスンが受けてみたい!という方…是非お気軽にお問い合わせください。

3つの方法があると思います。
1:東京にきてワンレッスン(2時間程度)を受ける
2:上記に加えて、ビデオや「赤ペン」でフォローしてもらう
3:ビデオや「赤ペン」だけでレッスンを受ける

1について:こういう方が一番多いです。現在5名ほどが日本各地から不定期でレッスンを受けに来ます。また出張などの折にワンポイントでレッスンを受けにくる方もおります。実際にレッスン受けて、それで満足すればもちろん「ビデオ」も「赤ペン」も不要ですね!

2について:今回の記事で書いたように、実際にレッスンを受けたけど「ほんとにこれでいいのかなあ?」とか「ちょっと自信がないなあ?」という場合はビデオや赤ペンでフォローできます。ワンレッスンを受けた方のアフターフォローのような形ですね。基本的にご質問や疑問点が浮かんだ場合に動画や録音などを送っていただければ、ちゃんと返信します。

3について:私のレッスンを受けたことがなくても、録音や録画を送っていただければある程度のアドバイスや練習方法などは提示できます。こちらは別途料金で対応しております。

…以上、いろいろと書きましたが、遠方の方でレッスンを受けてみたい!だけど時間がない!という方…できるうる限り対応いたしますので、ぜひお気軽にメールください。

tomikawaguitar@gmail.com



 


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