2015713日〜723日にかけて行われた「ChamberArt@Madrid」のギター部門ですが、そのまとめを書いております。

「まとめ◆廚任后

まとめ,任蓮⊆禺堝麑召残り四名の「プロ」との差に気づくのか?…そして彼らがどのように「差」を埋めていくのか?…というところで終了(こちらのブログ記事)。

15日に一回目の本番。それから2つの本番を迎えます。ひとつは18日、マドリッドの音楽の殿堂「アテネオ劇場」…舞台上はデッド、でも客席にはちゃんと音が伝わっている…という恐ろしい場所。19日は教会での演奏。こちらは残響がとっても多い。逆に自分の音が「散らばってしまう」。

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こういう様々な状況で「適切な判断をして技術を変えていく」ことができるか?というのもひとつの勉強です。

結局、若手二名としては、ふたつのクリアしなければならない課題がありました。

ひとつは「プロでバリバリやっている人との根本的な技術の差を埋めること」。もうひとつは「現場で持っている技術を変化させることができる現場力」です。 

この弱点…正直なところ15日、18日、19日という三回の本番+リハーサルでじょじょに改善はされていきました。この間に個人レッスンを何回か行いましたので、和たち個人からタッチや音質についての指摘することはできました。あとは本番でそれを応用してみようという意欲を持つこと+恥をかくのを恐れないこと…これができるかどうか?…どうなるかな〜?という感じ。

また本番前の現地リハーサルで、各場所の音響特性にそくした「アドバイス」を与えることで、現場力の大切さを少しずつ伝えていきました。

この時点で、全メンバーのなかで、このアンサンブルの音楽的な方向性、楽曲の解釈の方向性の同意はとれていました。もう一週間は一緒に毎日数時間リハーサルをして、楽曲の表現面や各メンバーのバランスは研究しつくしてきましたので、あとは彼らがそういう「技術を追いつかせる感覚」を持てるかどうか…つまり現場力をアップできるかどうかにかかっているのかなあと。

20日はオフ。

21日の午前中リハでは、変化が見えてきました。表現面ではほとんどメンバー間で合意がとれていたと思います。技術面と現場力で若手がついてこれるかな…という感じです。

その夜の本番はニコラス・サロメロン文化センター。むかーしながらの舞台上も客席側も超デッドの会場。音の伸びを意識することをアドバイス。この点はうまくいっています。楽曲の音符をしっかりと細部まで弾き切ることに専念することができましたし、テンポも適切にキープすることができました。

ですが、まだまだ若手二名の「技術不足」を感じたのも事実です。まだ彼らは「自分の今まで培ってきた技術のイメージ」のなかでしか勝負していないのです。これでは、負け戦です。

ということで、22日〜23日にかけてのリハーサルでは、いくつか具体的な技術上のアドバイスを与えました。ちょっと劇薬的なものも 苦笑。

…さて、その「劇薬的なもの」がどのように効果があったのか…「まとめ」に続きます。

(まとめへ続く)