すこし遅くなりましたが、「関西ツアーレポート 後編」です。
 

11月26日から4日間は「クラシックギタリスト」としての仕事でした。

さて、5日目はもちろんギタリストとしてではあるのですが、ユニットAcoustic Ladylandとしてのライブでした。Acoustic Ladylandは今年3月からスタートした「歌とギター」のユニットです。このブログをお読みの方でもライブに足を運んでいただいた方もいるとは思いますが、ポップス〜ハードロック〜アニメソングまで、ギター一本(富川勝智)と歌ひとり(石塚裕美)で演奏するというユニットです。都内では数度ライブを行い、是非大阪でもやってもらいたい!という要望が多くあり実現したライブです。

 Acoustic Ladylandとしては4回目のワンマンライブ。Vol.4となります。

アコレデ大阪















今回、まずは私のクラシックギタリストとしての大阪仕事が決まり始めたあたりに、日程調整していったので、月曜平日というライブになりました。あまり「日がよくない」スケジュールではありましたが、蓋をあけてみれば、「満員札止め」となりました。
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早くから予約していただいたお客様、ゲスト出演を快諾してくださったdoaの徳永暁人さん、その他現地で宣伝や会場との打ち合わせをしていただいたミュージシャンの皆様、本当にありがとうございます。また会場となったBubble Netの竹仲さんにも細かい心遣いで前日〜当日〜終演まで心地よい空間を提供していただきました。結果、集客面でも内容面でも満足のいくライブができました。


前日に東京からやってきた石塚さんと合流、その後徳永さんとも合流し、2時間弱ほど打ち合わせ。

本来は徳永&富川のデュオ(アコースティックベースとクラシックギターのデュオ)と徳永さんの楽曲をプラスAcoustic Ladylandで演奏するという予定でしたが、リハを進めていく過程でメンバー全員楽しくなっていって、これにも参加してもらおう!とか徳永さん本人が「これ、たのしー!」といってくれた楽曲も増えていって、セッション曲が2曲増えました。


また当日のマネージャー役兼音響を担当する予定であったヴァイオリン奏者高久知也さんも急遽、ヴァイオリン奏者として2曲セッションに参加。
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バラエティに富んだライブとなりました。
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当日のセットリストはこのような感じ。


つばめのように(松任谷由実)

恋は桃色(細野晴臣)

金曜日の雨(石塚裕美)

ははうえさま(一休さんED)

I’m just feeling alive(umi⭐︎kuun)✳︎with徳永暁人

機関車(小坂忠)✳︎with徳永暁人

Woman〜Wの悲劇より(薬師丸ひろ子)


Have yourself a merry little Christmas(カーペンターズ)

tomorrow is another day(石塚裕美)

さらばシベリア鉄道(太田裕美)

Burn(ディープ・パープル)

Close to you (カーペンターズ)✳︎富川勝智with徳永暁人

誰よりも近くにいるのに(doa)✳︎with徳永暁人&高久智也

Dancing days(レッド・ツェッペリン)✳︎with徳永暁人&高久智也

草原のマルコ(母をたずねて三千里OP)


アンコール:Every breath you take(Police)


I’m just feeling alive(umi⭐︎kuun)は現在放映中のアニメ「ヤングブラックジャック」のテーマソングとなっています。作曲者本人の歌唱ははじめて!そして裕美さんの見事なコーラスワーク。となりで演奏していて鳥肌がたちました。


Acoustic Ladylandとしては新レパートリーとして、石塚さんのオリジナルである「金曜日の雨」と大滝詠一(太田裕美)の名曲である「さらばシベリア鉄道」を初披露。金曜日の雨は歌詞のイメージを大切に雨が降り続けるイメージで、後半はひたすら16分音符を引き続けるというアレンジに。自分に課したタスクに悶絶しましたが、なかなかよい感じで好評でした。


「さらばシベリア鉄道」は、原曲のポップスイメージを覆して、とても寒いイメージで。極北のサウンドをめざしました。曲を知っている方も「え?同じ曲?」と思ったそうです。後日、原曲を聴いてみてあまりの違いにびっくりした…という方も。


クリスマス時期だったので、カーペンターズの「Have yourself a merry little Christmas」も急遽いれました。すこし、ほっこりとクリスマス気分を味わっていただけたかな?と思います。


そして、個人的にとても楽しかったのが、徳永暁人さんとのインストデュオです。Close to Youを演奏しましたが、徳永さんの「歌うベース」でとっても素敵なサウンドになりました。


セッション曲の「機関車」では徳永さんのレイドバックするベースと「男歌」にしびれました。普段もAcoustic Ladylandの定番レパートリーなのですが、石塚さんが歌うのもブルージーでよいですが、徳永さんが歌うとまさに「男歌」になります。実際徳永さんがやっているバンドdoaにもこの曲からインスピレーションを得た曲があるとのこと。これは後日談なのですが、リハのときに「この曲どうですか?」といったのはこちらの直感が正しかったということですかね…いずれにしても素晴らしいセッションでした。わきで弾きながら、歌を聴いていましたが鳥肌もの。
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上記のような感じでライブ行いました。


「それでは最後の曲です!」とMCした瞬間に会場全体から「えーーー!」という声が。とても嬉しかったです。


その後、徳永さん及び現地スタッフの方々とちょいと打ち上げ。


今回のライブは、本当に現地の方々の協力がなければ実現できませんでした。この場を借りて、ゲストを快諾してくれてたくさんの曲に参加してくれた徳永暁人さん、現地で場所選びを買って出てくれたシンガーの岡崎雪さん、当日のマネージャー兼音響兼ヴァイオリン演奏…やまほど仕事してくれた高久知也さん、素敵な会場の場を提供してくれたBubble Netの竹仲さん…みなさんに感謝です。


Bubble Netの竹仲さんには当日オリジナルカクテルも用意していただきました!
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徳永さんの楽曲にちなんだ「ヤングブラックジャック」と我々のユニット名にちなんだ「Ladyland」です。両方ともイメージぴったりで、お客様にも大好評!


実に楽しい大阪でのライブでした!


次回、Acoustic Ladylandのライブは2016/1/20です。場所は渋谷SMiLE。

また新しいレパートリーも増える予定ですので、みなさま是非足をお運びください。ご予約はすでに承っております。


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Acoustic Ladyland(石塚裕美&富川勝智) LIVE@渋谷宇田川町 喫茶SMILE

2016.1.20 wed. 20:00start 19:00open mc \2000+1drink

出演:Acoustic Ladyland(Vo.:石塚裕美 Gui.:富川勝智)

ご予約:hrmii44-liveinfo@yahoo.co.jp

会場:喫茶SMILE 

東京都渋谷区宇田川町11-11 柳光ビル本館3階 03-6416-3998


石塚裕美(Vo.)と富川勝智(Gui.)によるユニット“Acoustic Ladyland”の音楽はミニマムでありながらマキシマム。「鳥肌が立った」「ギター一本と歌一人とは思えない」という多くの声が届く独自の音世界。

歌謡曲からハードロック、アニソンそしてオリジナルまで、自由で何にもとらわれない演奏とアレンジをお届けします。
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Acoustic Ladyland(石塚裕美&富川勝智)ってどんな音楽やっているんだろう?…という方は当ブログのライブレポート記事を御覧ください。今までのライブレポート御覧いただけます。

Acoustic Ladyland Vol.1 ライブレポ

Acoustic Ladyland Vol.2 ライブレポ

Acoustic Ladyland Vol.3 ライブレポ



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