現在、しっかりとギタリストとして収入を得ています。演奏、教授、執筆、編曲などなど…ギタリストとして様々な仕事をさせていただいております。
留学からもどってきたのは2000年です。
その頃の写真を最近発見しました。
中央線のどこか。友人とセッションして飲んだ帰りですね。たまたまその場にいた友人がカメラで撮ってくれたのです。
留学から戻ってきても東京には「拠点」がありません。実家がないんですよね。今だから言える話ですが、同時期に留学から戻ってきたギター仲間たちのほとんどは関東近辺に実家がありました。そして、デビューリサイタルなどをやり始めていました。正直言って、すごい嫉妬がありました。
こちらは、とにかく仕事を見つけるしかありません。とはいえ、自分の中でひとつだけルールを決めました。
ルール:音楽関係の仕事だけする
今考えてみると、バカだなあ…と(苦笑)。博打人生の始まりでもあります。
最初の1年は幼馴染と同居しながら生活していました。お金ないですね。毎日ご飯と納豆とキムチの生活…。 電話をひいて、名刺は作りました。
その肩書きには「クラシックギタリスト」と。イエローページで音楽教室や音楽事務所のところに電話して、仕事探し。楽器屋さんに行って、試奏するふりして顔を売りました。
そんなことをしながら、演奏する機会や教える場所をじわじわと増やしていきました。旧友が気をきかせて、仕事を回してくれたこともあります。もうなんでもやりました。ポピュラー歌手の伴奏の仕事やレコーディングの仕事とか、スーパー店頭のBGM演奏とか。ギター弾ければなんでもよかったのです。
というよりは仕事しないと、餓死してしまう。そういう現実がありました。
朝起きて、練習。午後は営業の電話。夜からは顔を売るために友人ミュージシャンを訪ねたり…。交通費がもったいないので、自転車移動が基本。2時間くらいでいけるところにはひたすらチャリンコで。そんな時期の写真なのです、最初の写真は。
いろいろなジャンルの仕事をしましたが、上記のルールだけは守りました。「音楽関係の仕事だけする」というルールです。同時に自分が専門としたい「クラシックギター」の分野の研究や勉強はひたすら続けていました。そして、1年経つ頃にはクラシックギタリストとしての演奏会の仕事や伴奏の仕事をいただけるようになっていました。
そんなような話をFacebookでしていたのですが、いつも演奏させていただいている名曲喫茶カデンツァさんから「そういうのをお話しする会をしてくれませんか?」とオファーをいただきました。
つまり「トークライブ」です。
このような内容。
テーマはそのものずばり「名刺だけは"ギタリスト”だった〜どうしたらプロ音楽家になれるの?」というものにしました。
私が日本戻ってきて、どういうふうに考えて行動していって、サバイバルしながら「音楽で稼げるようになったのか?」をトークできればいいかなあと思っています。
ひとりでは客観的になれないかもしれないので、多くのプロミュージシャンを育ててきた小川悦司さんをゲストに招くことにしました。実はゴールデンボンバーの鬼龍院翔さんのお師匠さんでもあります!
このような著作も出されています。私も読んでいて「なるほど!そうだよね!」と思うことがたくさんの素晴らしいバイブルです!
…という具合に今月の2月17日に本郷三丁目の名曲喫茶カデンツァにて「トークライブ」をします。ゲストである小川悦司さんとはギターでちょっとだけ演奏もします。(これも楽しみ!)
是非、みなさまおいでください。
留学からもどってきたのは2000年です。
その頃の写真を最近発見しました。
中央線のどこか。友人とセッションして飲んだ帰りですね。たまたまその場にいた友人がカメラで撮ってくれたのです。
留学から戻ってきても東京には「拠点」がありません。実家がないんですよね。今だから言える話ですが、同時期に留学から戻ってきたギター仲間たちのほとんどは関東近辺に実家がありました。そして、デビューリサイタルなどをやり始めていました。正直言って、すごい嫉妬がありました。
こちらは、とにかく仕事を見つけるしかありません。とはいえ、自分の中でひとつだけルールを決めました。
ルール:音楽関係の仕事だけする
今考えてみると、バカだなあ…と(苦笑)。博打人生の始まりでもあります。
最初の1年は幼馴染と同居しながら生活していました。お金ないですね。毎日ご飯と納豆とキムチの生活…。 電話をひいて、名刺は作りました。
その肩書きには「クラシックギタリスト」と。イエローページで音楽教室や音楽事務所のところに電話して、仕事探し。楽器屋さんに行って、試奏するふりして顔を売りました。
そんなことをしながら、演奏する機会や教える場所をじわじわと増やしていきました。旧友が気をきかせて、仕事を回してくれたこともあります。もうなんでもやりました。ポピュラー歌手の伴奏の仕事やレコーディングの仕事とか、スーパー店頭のBGM演奏とか。ギター弾ければなんでもよかったのです。
というよりは仕事しないと、餓死してしまう。そういう現実がありました。
朝起きて、練習。午後は営業の電話。夜からは顔を売るために友人ミュージシャンを訪ねたり…。交通費がもったいないので、自転車移動が基本。2時間くらいでいけるところにはひたすらチャリンコで。そんな時期の写真なのです、最初の写真は。
いろいろなジャンルの仕事をしましたが、上記のルールだけは守りました。「音楽関係の仕事だけする」というルールです。同時に自分が専門としたい「クラシックギター」の分野の研究や勉強はひたすら続けていました。そして、1年経つ頃にはクラシックギタリストとしての演奏会の仕事や伴奏の仕事をいただけるようになっていました。
そんなような話をFacebookでしていたのですが、いつも演奏させていただいている名曲喫茶カデンツァさんから「そういうのをお話しする会をしてくれませんか?」とオファーをいただきました。
つまり「トークライブ」です。
このような内容。
テーマはそのものずばり「名刺だけは"ギタリスト”だった〜どうしたらプロ音楽家になれるの?」というものにしました。
私が日本戻ってきて、どういうふうに考えて行動していって、サバイバルしながら「音楽で稼げるようになったのか?」をトークできればいいかなあと思っています。
ひとりでは客観的になれないかもしれないので、多くのプロミュージシャンを育ててきた小川悦司さんをゲストに招くことにしました。実はゴールデンボンバーの鬼龍院翔さんのお師匠さんでもあります!
このような著作も出されています。私も読んでいて「なるほど!そうだよね!」と思うことがたくさんの素晴らしいバイブルです!
…という具合に今月の2月17日に本郷三丁目の名曲喫茶カデンツァにて「トークライブ」をします。ゲストである小川悦司さんとはギターでちょっとだけ演奏もします。(これも楽しみ!)
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