1:モチーフは伴奏部分にもある場合もある。それをどのくらい「示唆する」かは奏者のセンス。だしすぎても、ださなさすぎてもNG。

2: 簡単なハーモニーをどのように広げていくか…という技術。リハーモナイズ。ある程度簡単でよいので、自分でやってみると、さまざまなギター曲の「アレンジ法」がわかってくるものである。

3:発表会では背伸びをしないこと。その時点で「いま100パーセント力をだせる」という楽曲を選ぶべし

4:青本の最初のホ長調あたりまで、ひたすら左手のポジショニングを意識して数ヶ月練習するべし。それだけでその後のギター人生が変わる。

5:ポジションと「そこから外れている」ものを区別する。人によって、+1とか-1とか、拡張と縮小の概念で表す人もいる。運指でやはり演奏のスムーズさは変わる。きちんと整理しておくこと。

6:「ひといきで歌えるかどうか」…それが曲のテンポを決定することもある。なので、うたって確認。

7: 雨だれ。3弦の音が「メロディー」。まずはこれを丁寧に四分音符と八分音符を意識して弾く。決して「6度」の練習になってはいけない。

8:雨だれ。雨がふっている、晴れ間が見える、また大雨が降ってくる…描写の音楽。どういうことを表しているのか、しっかりと考えて表現をつけること。

9:録音をとってみること。今の時代ならば、自分の演奏をしっかりと確認をとること。ひと昔の前の人ができなくて「遠回り」していたことが、いまはできる。利用しない手はない。

10:楽器をきちんとやりたいのであれば「きちんとした先生を選ぶこと」。音楽的にきちんと考えていて、ちゃんとお弟子さんを育てている「演奏家」に習うことが大切。現場で演奏し、それをレッスンに還元できる人は極めて少ない。

11:録音から学んでいくならば、手に入る録音のすべてのバージョンを聴くこと。それが無理なら、最低でも三種類は聴くこと。若手、中堅、ベテラン。この三つと考えても良いし、現代、ちょっと昔、歴史的録音、の三つでもよい。バッハに無数の録音が残されている意味を考えてみること。それぞれに解釈が違い、いろいろなアプローチがある。クラシックギターはその意味で録音の種類が少なすぎる。なので「全部聴く」ことも可能である。やはり、やるべし。