11/1にパガニーニ・ミーティングスを行いました。ヴァイオリンとひたすらに「パガニーニの曲を弾く」という企画シリーズです。おかげさまで7回目。

少しずつ興味をもらっていただいているようで、リピーターも結構おりまして、じわじわと盛況。どのかたもパガニーニって割と気楽に聴けるものだったのですねーと。そう室内楽作品、特にギターとの組み合わせは比較的パガニーニキャリア初期に書かれたものが多いので、「ラフ」なんです。でも、そこに古典からロマン派への萌芽も見えて…なかなかに味わい深いんです。

11/3は「ギターとガンバでSing Along 大滝詠一」というこれもシリーズ物。
ビオラ・ダ・ガンバの名匠中山真一さんと「なんかポップなものやりたいねえー」と勢いでスタートした割には続いておりますなあ。歌は大和真二郎くん。山下達郎完コピとかチャゲアスの超マニアで、その方面では超有名なヴォーカリストです。

かくいう私も熱狂的なナイアガラ(大滝詠一)ファンです。で、その三人で大滝詠一さんの作品を謎の編成で演奏しております。

今回はなんとー名盤「ロングバケーション」を全曲やるという。。。

通して見てわかったことは、A面B面の仕掛けがよくできているなあーというのと、曲順の魔術です。本当に調性やアレンジのバランスが素晴らしい。頭の曲からお尻まで一気に聴けてしまう・・・その秘密が演奏をして見てわかりました。

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アルバムって本来そういうもの。おそらく流れを考えていないのは、クラシック音楽畑の人に多いなあーと。曲の寄せ集めみたいなCDが多いもんなあー。とっても残念。そういうことをロンバケ聴いたり、ロンバケを演奏したりするとわかるのです。

そんな感じで10月頭から11前半までの怒涛の演奏ラッシュ終了。

古楽から中世、クロードチアリから禁じられた遊び、カルカッシからサンディ・デニー、そしてパガニーニで大滝詠一。

で、最近クラシックギター的な基礎練習を地道にやっております。いろんな曲をやる中でちょっと気づいたことがあるんです。それはまた次回にでも記事にしますねー!


そうそう、次の日曜日は日曜ワークショップもあります。そこでもそんなお話ができればいいのかなーと。どうぞ、ご参加ください。