ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

楽曲解説

クラシックギター弾いてみたいなあ…!と思っている方…
真剣にクラシックギターに取り組んでみたい!と思っている方…
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富川ギター教室(東京渋谷) http://guitar.sakura.ne.jp/
※他に池袋、横浜青葉台でもレッスンしています。

富川勝智の演奏会チラシはこちらでご覧頂けます。

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セゴビアエチュード研究…8/20日曜ワークショップ

実はこっそりと日曜ワークショップでセゴビア編20のエチュードのワークショップが続いています。

このワークショップ、隠れた人気となってまして、第一回目からほとんどメンツがかわりません 苦笑。数ヶ月おきの「授業」感覚で、行っております。とはいっても、今回から初めて…という方でも歓迎です。原則的に、扱っているエチュードの内容にそって説明していきますので、自分の興味のある「番号」のときにでていただければオッケーです。

次回は8/20に開催します。毎回数曲をとりあげて、ソルの凄さとセゴビアの凄さをわかってもらおうというワークショップになっています。もちろん、音楽表現についての基本的な事項の「おさらい」も行っています。

今回は6番と7番を扱います。実は「隠れ名曲」である6番ですが、この曲を聞くだけで「基礎力」の差がはっきりとわかります。レッスンをしていても、この6番でひっかかってしまう方…多いのです。
7番では、おもに左手のテクニックを見ていこうかなと考えています。

興味のある方、是非出席してください。申し込みは不要です。「学ぼう」と思ったときに、すぐに参加…してください。おそらく…他の先生が教えていない「音楽表現のコツ」「技術の一番根幹の部分」を学べます。騙されたと思って、時間を割いて参加してくださいね。

前回の様子はこんな感じです。


今回の詳細はこちらのブログ記事をお読みください。



 


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アリリオ・ディアス他界〜彼の功績(エディション)

2016年7月6日、ギタリストであるアリリオ・ディアスの訃報を受け取りました。92歳まで生きたので、天寿を全うしたといえるでしょう。

92歳でアリリオ・ディアス他界(ベネズエラのネットニュース)

ほんとうに素晴らしい業績を残したギタリストであり、パフォーマーとしても素晴らしい演奏家でした。その実演、録音…すばらしい芸術を我々に残してくれました。

僕はほんとうに彼の大ファンでした。教室には彼の肖像画も飾っています。その音色、グルーヴ、音楽の勢い…憧れでした。
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さて、アリリオ・ディアスという人が残した業績というのは具体的になんだったのだろう?…いまから簡単にまとめてみたいと思います。

  1. アンドレス・セゴビア、レヒーノ・サインス・デ・ラ・マーサの後継者としてクラシックギターの正当な奏法と美学を継承した
  2. 南米ギター音楽の素晴らしい紹介者であった
  3. バリオス・マンゴレの作品の正当な継承者として、その普及に尽力した
  4. ナポリ民謡集をはじめとして素晴らしい編曲を残した
1について。セゴビアとレヒーノに学び、その両者から素晴らしい技術と美的感覚を継承していると言えます。彼のレパートリーは一見「セゴビア・レパートリー」を中心にしているように見えますが、レヒーノ・サインス・デ・ラ・マーサやその弟のエドゥエアルドの作品(たとえば、ボレロなど)の録音も多数残しています。このあたりは実に興味深いです。どちらかの流派に属することなく、自由に行き来ができたのは彼の人徳あってこそ…とも言えるかも。

2について。 南米ベネズエラの出身であり、アントニオ・ラウロやソーホなどの素晴らしい紹介者でした。「ラウロ=ベネズエラワルツ」というくらいが、まさのそのオーソリティだったと言えます。実際にラウロの諸作品を弾く場合にはディアスの録音などを参照するべきとも言えます。
このようなベネズエラ音楽のアンソロジーも編曲編纂しております。
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3について。アグスティン・バリオス・マンゴレは現在では「超メジャーな」クラシックギター作曲者ですが、実は1960年代までは「忘れ去られたギター作曲家」でした。その作品はヨーロッパで知るものはほとんどいなかったといえます。バリオスの作品をヨーロッパの持ち込んだ最初のギタリストのひとりがディアスであったといえます。ディアスはヨーロッパ最初の留学先をマドリッドと決め、レヒーノ・サインス・デ・ラ・マーサの門下となります。

そこで同時期に学んでいたのが若き日のホセ・ルイス・ゴンサレスでした(我が師匠です!)。実はホセ・ルイス先生も素晴らしい「バリオス作品の演奏者」でした。郷愁のショーロやパラグアイ舞曲、フリア・フロリダ…名演奏でしたが、これらのほとんどを若き日にディアスの演奏から知ったといいます。ディアスが弾いているのを見て、覚えていったと話していました。

その後、1980年代以降に、ジョン・ウィリアムズが積極的にバリオス作品を取り上げたのでバリオスは世界的に有名になりますが、最初のヨーロッパへの紹介者はディアスだったといえます。結局はアリリオ・ディアスの南米音楽のセンスがなかったら、あのジョンですらバリオスの名演奏は不可能であったといえるでしょう。

そして何よりもバリオスの弟子であるラウル・ボルヘスにディアスはギターを現地で習っています。つまりバリオスの孫弟子にあたるのです。ディアス校訂のバリオスの楽譜がでていますが、その意味でも資料的に信憑性のあるエディションとなっております。ディアス本人も優れた演奏者ですので、ほんとうに「実用版」と言えるエディションであると言えるのです。

現在、ディアス編のバリオスの楽譜は一冊にまとまって出版されています。大変お買い得!(ピースでじみちーにコレクションしてコンプリートした瞬間に、一冊にまとまってでてしまいました)
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4について。イタリアにも長く住んだディアスでしたが、ナポリ地方の民謡を独自に採取しギター編曲したものもほんとうに素晴らしい仕事といえます。その録音を聴くと「超絶技巧と音楽性の絶妙なバランス」が感じられます。僕個人のなかで、ディアスのナポリ民謡集の録音とその編曲は「クラシックギター音楽における民謡アレンジの金字塔」ともいえます。
これも昔はピースででていたものが、今は合本で買えます!
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このナポリ民謡のアレンジは数曲僕も実演したことがありますが、はっきりいうと超難曲…です。ディアス本人の録音がないとニュアンスが掴みにくい部分も多いのですが、是非今後たくさんの方にチャレンジしてほしい名編曲ではあります。

さて、いろいろとディアスの業績をまとめてきました。主に楽譜出版(エディション)に関するものを紹介してきました。彼が亡きあとも「素晴らしい仕事」が残っていくことが僕の願いです。

じみちーにディアス先生のエディションはバリオスにしても、ナポリ民謡集にしても研究しているのですが、たくさんの示唆とアイデアを与えてくれます。巨匠のこういう業績が失われないように…願うばかりです。



 


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ハダメス・ニャタリのコンサート無事終了!

3月20日(日)「ハダメス・ニャタリの午後」というコンサートを行いました。ひたすらにこの作曲家のみのコンサート。→wikipediaに項目があります。ハダメス・ジナタリ

演奏したプログラムは以下。
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一部

富川ソロ:ブラジリアーナ13番


エレキギターとピアノのための「ブラジル民謡組曲」

1:シャンゴへの誘い

2:トアダ

3:ショーロ

4:サンバ=カンサオ

5:バイアオ

6:マーチ


二部

岸本ソロ:ブラジルの魂


ギターとピアノのためのソナチナNo.1より 二楽章〜一楽章

ギターとピアノのためのソナチナNo.2より  一楽章
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今回は「ブラジル民謡組曲」をコンプリートできたのが凄い嬉しいです。実はこの曲ではエレキギターを演奏。
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使ったのは、セイモア・ダンカンのエレキギター&VOXのミニアンプ。ピッキングのニュアンスがしっかりと出ます。シールドはベルデン。やっぱりよいです。素直なピッキングニュアンスでます。

ご来場いただいた方からも、エレキギターでこれほどまで優しくナチュラルなトーンがでるとは思わなかった…これほどまでダイナミクスレンジが広い演奏ができる楽器とは思わなかったというコメントをいただきました。

さて、後半は通常のギターでデュオ。
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やはりニャタリの作品というとギタリスト、ハファエル・ハベーロの印象が強く、ああいうパリパリした音になってしまいますね。ぱりとざくっと歌う感じ?…知らないうちにそうなっちゃいます。

さて、岸本さんとのデュオも想像以上に楽しく、またやってみたいねー!っていうノリになっております。どこかで「うちのライブハウスでニャタリやってみてくれー!」って奇特なオーナーの方とか主催したい人がいないかなー?…お仕事依頼まっております 苦笑。

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ハダメス・ニャタリの午後〜ピアノとギターで聴くブラジリアン・クラシカルポピュラー音楽の世界


320() 開場1330/開演1400

【会場】サロンフェリーチェ

東京都目黒区洗足2-16-21 (03)5722-0476


出演:富川勝智(ギター、エレキギター)、岸本麻子(ピアノ)

前売・ご予約2,500/当日3,000


<予定曲目>エレキギターとピアノのための「ブラジル民謡組曲」、ギターとピアノのためのソナチナNo.2、他。



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ハダメス・ニャタリ…絶対に聴いて損のないプログラムです!

3月20日(日)「ハダメス・ニャタリの午後」というコンサートを行います。
ハダメス・ニャタリって誰???…という方、多いと思います。ブラジルの作曲家でありアレンジャー、ピアニストだった人です。

一応、wikipediaに項目があります。ハダメス・ジナタリ

簡単にいうと、ショーロなどのブラジルの民族音楽にも造詣が深く、ボサノバ界ともつながりがありながら、クラシック音楽の作曲家としても偉業を残したアーティストと言えるかもしれません。

実際に作品の雰囲気は様々ですが、いずれにもギターでいうところの「平行移動和音」や「テンションコードをうまく使ったジャジーな感じ」などがニャタリ印と言えるのかもしれません。

今回のコンサートはブラジル音楽に造詣が深い岸本麻子さんとの共演です。岸本さんもハダメス・ニャタリのファン。僕も昔から大ファンだったので、「いずれやりましょうね!」と言い続けていたのですが、やっと実現。YouTubeにある岸本さんのニャタリ作品の演奏を是非聴いてくださいね!



ニャタリの作品の雰囲気が伝わる素晴らしい演奏ですよねー。

実は昨年、僕もニャタリを数曲演奏しています。リハーサル音源がありますので、是非お聞きください。(sound cloud link

今回も演奏する「ブラジル民謡組曲」の中の一曲です。今回はこの組曲全部演奏します。実はこの曲ではエレキギターを演奏します。僕のエレキギター演奏は超レアですので、ご期待ください!

これは聴かないと損ですよ!


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ハダメス・ニャタリの午後〜ピアノとギターで聴くブラジリアン・クラシカルポピュラー音楽の世界


320() 開場1330/開演1400

【会場】サロンフェリーチェ

東京都目黒区洗足2-16-21 (03)5722-0476


出演:富川勝智(ギター、エレキギター)、岸本麻子(ピアノ)

前売・ご予約2,500/当日3,000


ご予約:メールでご予約承ります。席数が限られておりますので、できるだけご予約をお願いいたします。

tomikawaguitar@gmail.com


<予定曲目>エレキギターとピアノのための「ブラジル民謡組曲」、ギターとピアノのためのソナチナNo.2、他。



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原稿などもろもろ(女性ギタリスト特集や「てんこもり」)

さて、今年もいろいろと原稿執筆したり、楽譜の編集をしたり、資料提供したりしました。年末になっていろいろとその方面の「今年最後の仕事」が世にでておりますので、ご紹介します。

まずは現代ギター2016年1月号の巻頭特集「女性ギタリストの系譜」に原稿を寄稿。
テーマは「女性ギタリストという存在」。女性音楽家全般がどのように時代毎に扱われてきたのか…を中心にギター界を概観しました。バロック期〜古典期〜近代〜現代へと女性ギタリストがどのような存在としてみなされてきたのかを簡略に説明。
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さて、もうひとつは、2007年に出ていたもののリニューアル版。クラシックギターの名曲を楽曲解説と奏法解説とともに掲載している楽譜集です。
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この中で解説を担当しています。ほかにも名ギタリストたちの奏法解説や楽曲解説がとても役にたちます。独学でも先生に習っている方でも参考になります。是非お買い求めください。

こんな感じで、僕も左手のちょっとした「秘伝」を公開したりもしています。
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こんな感じで、いろいろと私の執筆関係もでておりますので、みなさま是非ごらんください。

 
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※ワンレッスン→詳細
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