ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

ChamberArt2015

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2015713日〜723日にかけて行われた「ChamberArt@Madrid」のギター部門ですが、そのまとめを書いております。

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まとめ,任蓮⊆禺堝麑召残り四名の「プロ」との差に気づくのか?…そして彼らがどのように「差」を埋めていくのか?…。(ブログ記事
まとめ△任蓮⊆講生たちが各自の課題を意識できるのかどうか・・・について。(ブログ記事
まとめでは、それを「殻をやぶる」について。受講生の変化について書きました。(ブログ記事

世阿弥の「守破離」の思想みたいですね・・・。

さて、今回は「まとめのまとめ」。

今回の講習会は「Festival&Course」となっています。フェスティバルですから、一般の方を対象として演奏会を行います。そしてコースですから、「学びの場」もあります。つまりそれはリハーサルを通じたレッスンがあるわけです。

本番を繰り返すなかで学び、それを具体的に指摘&指導してくれる人がいる…指摘する人や指導する人=今回の講師である私…なのですが、もちろん他のアンサンブルメンバーからも多くを学べるわけですから、パート練習などの間に他メンバーからの指摘を受けることもあるでしょうし、「あ、そうやっているのか!」と気づく瞬間もあるでしょう。

つまり、私の役割は各人に適切なアドバイスや指導をしながら、そういう場を作り上げることであるわけです。言ってみると「現場監督」ですね(事務的なこともたくさんやりましたので、マネージャーと事務員兼任でもありましたが…)。

 
考えてみると、こういう形式の講習会ってなかなかないなあ…と。かなりの長期間にわたって、ひたすら本番とリハを積み重ねる…言い換えると「プロがどのように現場をこなしていくか?」をテーマとした講習会だったわけです。

もちろん、これはメンバー構成や各奏者の経験値によっても変化していくテーマではあると思います。もっと基礎演奏力が低いメンバーが揃った場合は、基礎技術と表現力の兼ね合いを考える必要があるでしょう。プロレベルに人がほとんど場合は、もっと音楽表現と現場の音場に集中しての音楽作りが中心テーマになってきます。

今回はそのちょうど真ん中くらいのレベルの人が集まったので、とても面白い講習会になったと思います。

さて、来年もChamberArtのギター部門の担当講師になりそうです。このような「学びの場」に参加したい方を募集いたします。「リオリコギターアンサンブル」という形態で行きますが、外部からの参加者も積極的に受け入れたいと思っています。

プロの方、プロ志望の方、プロでなくてもスペインでしっかりと演奏してみたいなあ!というアマチュアの方…もちろん、演奏はしたくないけど、近くで見てみたい!…という「聴講」の方も歓迎。

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なかなか興味深いフェスティバルですので、興味のある方は是非個人的に連絡ください(下記メールへ)。来年は6月末〜7月頭くらいの時期になりそうです。
tomikawaguitar@gmail.com 

ChamberArtまとめ〜殻を破る

2015713日〜723日にかけて行われた「ChamberArt@Madrid」のギター部門ですが、そのまとめを書いております。

「まとめ」です。

まとめ,任蓮⊆禺堝麑召残り四名の「プロ」との差に気づくのか?…そして彼らがどのように「差」を埋めていくのか?…。(こちらのブログ記事
まとめ△任蓮彼らが「差に気づきながらも、自分の今までの技術に固執していることの無意味さ」(こう書くと、なんかすごいドラマティック 苦笑)について書きました。(こちらのブログ記事

15、18、19、21日と4回の本番を終えました。だいぶプロ奏者グループに追いついてきましたが、この時点で、まだまだ若手二名の「技術不足」を感じました。

ということで、22日〜23日にかけてのリハーサルでは、いくつか具体的な技術上のアドバイスを与えました。根本的なクラシックギターの音質と音量の関係についてのアドバイスと、拍の捉え方です。拍の捉え方については全リハーサルにおいて、かなりの指示を全員に与えました。

とても基本的なことですが、教えにくい部類のことではあります。本来は数多くの本番で鍛えられながら、「悔しい思いをしながら」「自分で身につけていくもの」です。ですが、とりあえずヒントだけあげました。もちろんかなり具体的な技術上のアドバイスを与えたわけなのですが、本来は「自分で探していくもの」です。もちろん彼らもまだまだ若いので、いずれそれに近い体験を自分自身でしていくでしょう。今回は、少しショートカット(苦笑)。

講師兼アンサンブルリーダーとして、ちょっとしたアドバイスをしておきました。

結果として、とても効果がありました!やっとアンサンブルのバランスが「適正」に近い方向になりました。最終日23日の修了演奏会では、各声部がやっとしっかりと聴こえてくるようになっています。若者たち、がんばった!

…完璧とはいえませんが、「プロと同じ土俵にのっかる準備はできた」感じには聴こえます。

それまでの自分の楽器のポテンシャルにリミットをかけることなく、最大限に楽器のパワーを出し切ろうという意欲がでてきました。いままでの感覚に囚われず、「殻を破る」ということができたようです。

さて、延々と「若者ふたり」について書いてきましたが、同様のことを普段のレッスンなどでも感じます。これは若者だけの問題ではありません。年齢問わずです。

「いままでこんな感じで弾けていたからオッケー」とか「仲間内ではギター上手だって言われてきたから…」とか「誰々さんはこういう感じだから…」とか、せまーい自分の知識と経験のなかでしか、考えない人がとても多い。

自分はついていけていない…悔しい!!!と思って、いままでの技術を変化させることができない人が多いのです。

とても残念。でも、今回のChamberArtに参加した方は「プロとアマの差」をはっきりと感じたはずです。そういう意味でとても有意義でしたし、プロにとってもとても勉強になるフェスティバルだったと思います。私自身もこういう場がなければ、これほどまで考えなかった問題点だったかもしれません。

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2015713日〜723日にかけて行われた「ChamberArt@Madrid」のギター部門ですが、そのまとめを書いております。

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まとめ,任蓮⊆禺堝麑召残り四名の「プロ」との差に気づくのか?…そして彼らがどのように「差」を埋めていくのか?…というところで終了(こちらのブログ記事)。

15日に一回目の本番。それから2つの本番を迎えます。ひとつは18日、マドリッドの音楽の殿堂「アテネオ劇場」…舞台上はデッド、でも客席にはちゃんと音が伝わっている…という恐ろしい場所。19日は教会での演奏。こちらは残響がとっても多い。逆に自分の音が「散らばってしまう」。

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こういう様々な状況で「適切な判断をして技術を変えていく」ことができるか?というのもひとつの勉強です。

結局、若手二名としては、ふたつのクリアしなければならない課題がありました。

ひとつは「プロでバリバリやっている人との根本的な技術の差を埋めること」。もうひとつは「現場で持っている技術を変化させることができる現場力」です。 

この弱点…正直なところ15日、18日、19日という三回の本番+リハーサルでじょじょに改善はされていきました。この間に個人レッスンを何回か行いましたので、和たち個人からタッチや音質についての指摘することはできました。あとは本番でそれを応用してみようという意欲を持つこと+恥をかくのを恐れないこと…これができるかどうか?…どうなるかな〜?という感じ。

また本番前の現地リハーサルで、各場所の音響特性にそくした「アドバイス」を与えることで、現場力の大切さを少しずつ伝えていきました。

この時点で、全メンバーのなかで、このアンサンブルの音楽的な方向性、楽曲の解釈の方向性の同意はとれていました。もう一週間は一緒に毎日数時間リハーサルをして、楽曲の表現面や各メンバーのバランスは研究しつくしてきましたので、あとは彼らがそういう「技術を追いつかせる感覚」を持てるかどうか…つまり現場力をアップできるかどうかにかかっているのかなあと。

20日はオフ。

21日の午前中リハでは、変化が見えてきました。表現面ではほとんどメンバー間で合意がとれていたと思います。技術面と現場力で若手がついてこれるかな…という感じです。

その夜の本番はニコラス・サロメロン文化センター。むかーしながらの舞台上も客席側も超デッドの会場。音の伸びを意識することをアドバイス。この点はうまくいっています。楽曲の音符をしっかりと細部まで弾き切ることに専念することができましたし、テンポも適切にキープすることができました。

ですが、まだまだ若手二名の「技術不足」を感じたのも事実です。まだ彼らは「自分の今まで培ってきた技術のイメージ」のなかでしか勝負していないのです。これでは、負け戦です。

ということで、22日〜23日にかけてのリハーサルでは、いくつか具体的な技術上のアドバイスを与えました。ちょっと劇薬的なものも 苦笑。

…さて、その「劇薬的なもの」がどのように効果があったのか…「まとめ」に続きます。

(まとめへ続く)


 

ChamberArtまとめ 繊峺従賣蓮廚函崛把召機

2015713日〜723日にかけて行われた「ChamberArt@Madrid」のギター部門ですが、そのまとめを書いておきます。

長くなりそうなので、わけて書いていきます。まずは「まとめ 廖

プロで活動している人には「現場力」があります。もともと長く演奏していれば、「現場で通用する音質」や「適応力」がついていくものです。

その場でどのように対応していくか…足りない技術や表現力をその場(リハーサル)で身につけていくことが「プロとアマの差」です。プロはそういう勘があります。その場で適応する技術を生み出すことができます。アマチュアはそういう経験が薄いので、自分の持っている技術や思い込みにしがみつきます。ですが、もしプロでやっていきたいのであれば、「その場で変化できる柔軟さ」と「そういう変化ができる柔軟な基礎」を習得しておくべきです。そして、なによりもその前提となるのは思考の柔軟さと性格の素直さです。

今回参加してくれた20代の若者受講生にはなによりもその「素直さ」がありました。

さて、まずはこのフェスティバルの最初の頃からの話からスタートします。


今回、私は「室内楽講師」という肩書きで招聘されました。それはリオリコギターアンサンブルの指導者としての招聘でしたので、本来のリオリコギターアンサンブル(私の生徒で結成されています)所属メンバーにまずは声をかけました。

同時に、リオリコギターアンサンブルに多くの曲を書いてくれている松岡滋氏に参加を要請しました。とはいっても、飛行機での移動の時間を含むと2週間という長期間のものでしたので、なかなか行ける人は多くありません。結局、私を含めリオリコギターアンサンブル側から3名、他に松岡氏+若手ギタリスト(志望)という混合チームで行く事になりました。

ということで、初顔合わせはドバイ空港!

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そして、スペインへ到着。7月13日マドリッドでの初日!…まずは初音出し。私、尾野さん、松岡さん、多功さんは4人ともプロ演奏家(多功さんはジャズのプロでクラシックギター修行中ですが)。他二名の門脇くん、福間くんは大学生のそれぞれプロ志望者…。大きな問題はないですが、まずまずの仕上がり具合…という具合。


それから二日間のリハーサル期間で、多功氏+ヤング二名にはまだまだ譜読みミスがありましたので、それを丁寧に修正。フィンガリングや表現の細部など練っていきました。


15日は初のこのメンバーでの本番。演奏はなんとか形にした感じ。まだ全員勢いで弾いている感じです。だって、結成3日目ですから(苦笑)。


今回の私の「講師」としての使命は、それぞれの個性(長所も弱点も)を踏まえながら、最終的に「ひとつのアンサンブルグループ」を作ること…と意識しました。
ビデオを撮っていましたので、翌日の16日はそれを見て全員で反省会。この時点でプログループと「若者たち」の意識の落差を感じました。今だから言えますが、彼らの音は「完全に埋もれてしまう」のです。プロ側の音圧と若者二名の音は歴然とした差があります。音質面でも音量面でも、聴き手側からしたら10:1くらいの比率だったはずです。それは初日のビデオを見てもらえるとわかります。直接的にそのことを伝えると彼らは傷つきます。

なので、運指の工夫やタッチの工夫、感覚の修正(スペインの気候に合わせた音作り)といった面をアドバイスし、自分たちで気づく瞬間を待ちました。


それぞれの個性…と書きましたが、若者二名の長所は「素直さ」でした。こちらの指導やアドバイスを素直に実践してくれました。技術面も表現面も。その間に私は彼らの独奏のレッスンもしました。それで彼らの弱点も長所もはっきりとわかってきました。プライバシーもありますので、各自については書きませんが、良い点いっぱい、悪い点いっぱい(苦笑)。ソロ演奏の長所短所は、やはりアンサンブルの意識にも影響を与えます。


多功さんはジャズの世界ですでにプロですので、本番の勘と「現場での学び」の感覚を強く持っています。一回の本番で、両隣の松岡氏と私から「やるべきこと」を学びとってくれました。あとは同じパートを受け持つ私がいくつかアドバイスを与えればオッケーという感じ。


このようにして、2つの本番を迎えます。ひとつは18日、マドリッドの音楽の殿堂「アテネオ劇場」…舞台上はデッド、でも客席にはちゃんと音が伝わっている…という恐ろしい場所。

もうひとつは19日の教会での演奏。こちらは残響がとっても多い。逆に自分の音が「散らばってしまう」。そういうふたつの場所でも負けない音質(音量ではないのです)を身につける大切さを若手二名はわかってくれたと思います。

そして、その環境に負けないタフな精神力とその場での「判断力」。それが本番力です。臨機応変に自分の音質をコントロールしながら、メンバーの音も聴く(もしくは想像する)。そういうことの必要性を身につけて行ったと感じました。

(まとめ△愨海)

 

ChamberArt全日程終了!

講師として招聘されていたChamberArt Madrid ギター部門の全日程が終了しました!
2015年7月20日〜23日までの流れを今から簡単にレポートします。

20日は受講生はオフにして「トレド観光」へ。私はひとりマドリッドに残り、人と会ったり、所用を果たしたり、主催側と細かい打ち合わせをしたりして過ごしました。


 

21日はコンチャ・エスピナ駅近くにあるニコラス・サルメロン文化センターで演奏しました。ここでは少しバリエーションに富んだプログラムにするために、急遽、松岡滋さんと吉松隆のギターデュオ曲を演奏。優しき玩具より2曲。私と松岡さんのアンサンブル楽曲もいつもどおり演奏することになっていたので、「日本のギターアンサンブル」曲を楽しんでいただけたらなという配慮です。
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とはいっても、地元の文化センターですので、お客さんの層はおそらく年長の方が多いかなという読みがあったので、冒頭はサルスエラ楽曲でスタート!大好評でした。終わったあとに、お客さんから「あなたたちは、スペイン人よりきりっとしたスペイン音楽やるわね!」とか賛辞の嵐。よかったです。
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とはいっても会場はとてもデッド。隣の音が聴こえるか聴こえないか…というこわーい状況でした。そして残響もほとんどゼロ。こういう公民館的なホール、まだまだスペインにはたくさんあります。リハーサル時に「できるだけヴィブラートして、音の伸びを聞くこと!」という指示を与えて、そして、本番へ。うまくコントロールすることができました。

あとリナーレスのセゴビア博物館のポベダ氏他界の報せがありましたので、追悼の意味を込めて、エンリク・マドリゲーラ氏とデュオを。日本の曲を数曲演奏しました。

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22日はフリー最終日だったので、午前中フリータイム。正午過ぎに楽譜屋&楽器屋さんツアー。午後からは練習。


23日は午前中に練習、最終調整。午後6時30分からChamberArtギター部門の最終コンサート+ディプロマ授与式でした。

ディプロマ授与式の様子。
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響きの深いホール…というか残響が多すぎの場所だったので、すこし「きりっ」「ぱりっ」と鳴らすことを意識。いい感じにまとまりました。
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その後は最終日パーティー。文化センター関係の人や役所関係の方、演奏者、主催側…それぞれに交流を深めました。 

…という感じで、ChamberArtの全日程が終了!

私が個人的に感じたこのフェスティバル&講習会の感想はまた別記事に書きます。
しばしお待ちを! 
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