11月2日は大阪にて、11月4日は小倉。
大阪はルーテル教会、小倉はインマヌエル教会。いずれの公演もたくさんの方においでいただき、打ち上げも含めてしっかりとホセ・ルイス・ゴンサレス先生の追悼ができたと思っています。
小倉では長い付き合いとなった松下隆二さんにずーっとお世話になりました。舞台監督からあれこれ。なんと心強い。
松下さんのブログでこんなことを書いてくれています。
そうなんですよね、知らないうちに我々も歳をとった。そして知らないうちに各自の個性ががっちりと出てしまっている。だけど、お客さんにはしっかりと「共通した何か」が感じ取れたそうです。たくさんの人にそう言われました。
その辺りのことを上記の松下さんのブログでしっかりと丁寧に書いてくださっている。是非、読んでみてください。
東京では春に行いました。で、今回それぞれが住んでいる場所である大阪、小倉で主催。各地の主催者が最初に弾くというルールでやりました(東京のとき、僕がそう決めてしまったw)。
大阪では、岩崎さん、富川、池田くんの順番(最後のポンセの「サラバンド」よかったー)。
小倉では、池田くん、岩崎さん、富川の順番。
個人的には岩崎さんのシャコンヌの後の空気の切り替えという意味でホセ・ルイス先生のアンコールピース集(エストレリータ、煙が目にしみる、夜明け)は良かったのかなーと。なんだか、最後にロートレック賛歌弾いている時にはアルコイでレッスン受けている感触がありました。
出順によって印象というのは変わるもんだなあーと思いました。
大阪、小倉とホセ・ルイス先生から学んだものというのは一体なんだったのかなー?と再認識できたとても有意義な時間でした。それはもしかしたらレッスン会もあったからかもしれません。岩崎さんの教え方、池田くんの教え方…それぞれ個性がある。だけど、音楽の根本をしっかりと伝えている。そして、それをギターという楽器でいかに効果的に出していくかというところも絶対に手を抜かない。そして、音に説得力がある。
これはまさにホセルイス先生のレッスンの時に感じていたことなのです。理屈はもちろんあるのだけれども、ホセルイス先生が「だからこうだよー」と示してくれるお手本は説得力があったのです。
毎晩のように打ち上げしましたし、奏者3名で二次会もしっかりとやりました。そこで話したことも財産です。何かすごい発見があったわけではないですが、もともと自分たちが持っていたものを確認できた感じですね。
うん、ギターソロってやはり奥が深い。人間がそのまま出てしまう。嘘はつけませんねー。
これからも嘘のない音楽をやっていきます。