ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

演奏会記録

2019.8 新サイトOPEN!
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富川ギター教室(東京渋谷) http://tomikawaguitar.com
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※他に池袋、横浜青葉台でもレッスンしています。

富川勝智の演奏会チラシはこちらでご覧頂けます。

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ジャンルという名の呪文+日々の作業

最近、またコロナ感染者が多くなってきて、ライブに来る人も減ってきちゃってます。ああ、困ったー。

とは言いつつ、ライブ現場は感染対策は万全でやっているところ多いんです。自分が出ているところ全てで「完璧」に近いくらいやっていると思います。コロナが流行ってきた頃(3月とか4月)にライブ現場でクラスターが発生したりはしていましたが、その後はどこも万全の対策でやっているのではないかと。

でも、いざコロナまた流行ってきたよーってなるとライブへの客足は遠のきます。風評被害ですわ。

12/11はイベロリベロのライブ。中世古楽バンド、、、と名付けていますが、メンバー全員、ジャンル越境のツワモノ達です。中世フィドルの森川さん曰く「うちら、古楽じゃないですよね!」とのこと。

夜をテーマに。珍しく英語歌詞の曲もあったりして、毎回微妙にアレンジが違うのもスリリングで良いバンドだと思うんです。

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12/13は駒沢大学にあるM'sカンティーナさんでのクリスマスセッションに。
The 東南西北の久保田さんとピアニストの鈴木孝彦さんとセッションしました。久保田さんとももうなんか我々の定番(?)「君の名前を呼びたい」を。鈴木さんとは僕の提案でカーラ・ブレイの楽曲を。

カンティーナセッション













俳優の江藤さん、、、、すごかったっす。きた人にしかわからんねー。ケーナの瀬木さんも素敵な音色でしたー。naoさんのステージも熱く、かっこいい。

で、なぜか僕が呼ばれるセッションなのですが、こういうセッションに来ると「よくもまあいろんなジャンルの人がいるのねえ」と。でも、音楽は音楽なので。

この感覚がクラシックギターの人には希薄だなあーと。

というわけで、12/19は「クラギなんか嫌いだ!」というトーク&ライブをやります。実はこの企画は自分的には今年一番の「自信作」イベントなのですが、なにぶん正体不明なので、みんな来ていいのか来ちゃ悪いのか?・・・迷っているみたいです。

来たらわかります。クラギのことがよくわかりますよ。そして、「クラシックギターを”クラギ”って略す人が嫌い!」と言っている人の心理もよくわかります。

わかってくれりゃーなんだっていいじゃんって、僕なんかはわかるんです。バンドネオンの人が「それ、アコーディオンの一種ですよね?」って言われるのとは違いますもん。

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ジャンルって「呪い」なんですよ。音楽の本質はどんなものでも一緒です。それがわかるライブになると思います。みなさま是非!

で、今日はライブ終わって、ひたすらに次のCDの音源チェックをしておりました。

これは、純粋にクラシックギターの仕事ですが、アグアド以降タレガまでの「スペインギターにおけるスペイン性」の検証というべき内容の音源です。個人的にフェレール、ブロカとウエルタは本当にいい感じに収録できるのではないかと思っています。

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PCに取り込んで、ひたすらに聴きます。そして、ライナーも書いたり。メモをしたり。この分野に関することって多分誰もちゃんと音源としてまとめていないだろうなあー。クラシックギターっていうジャンルって幅広い範囲を扱っているなあーと気が遠くなります。ピアノであれば、ベートーヴェンだけがっちり弾く人がいたり、スペイン音楽の大家のラローチャがいたり。バッハを専門にしている人がいたり。それをクラシックピアノ・・・というジャンルでくくるのは強引だなーと思ったりします。

クラシックギターだって、そうなんですよね。やはり奏者ごとに専門分野が違う。得意分野が違う。だから、僕はクラシックギターをジャンルって思いたくなあーと。

ということで、ここ数日そんなことを考えながらお仕事しております。





パガニーニから大瀧詠一まで(ライブあれこれ)

11/1にパガニーニ・ミーティングスを行いました。ヴァイオリンとひたすらに「パガニーニの曲を弾く」という企画シリーズです。おかげさまで7回目。

少しずつ興味をもらっていただいているようで、リピーターも結構おりまして、じわじわと盛況。どのかたもパガニーニって割と気楽に聴けるものだったのですねーと。そう室内楽作品、特にギターとの組み合わせは比較的パガニーニキャリア初期に書かれたものが多いので、「ラフ」なんです。でも、そこに古典からロマン派への萌芽も見えて…なかなかに味わい深いんです。

11/3は「ギターとガンバでSing Along 大滝詠一」というこれもシリーズ物。
ビオラ・ダ・ガンバの名匠中山真一さんと「なんかポップなものやりたいねえー」と勢いでスタートした割には続いておりますなあ。歌は大和真二郎くん。山下達郎完コピとかチャゲアスの超マニアで、その方面では超有名なヴォーカリストです。

かくいう私も熱狂的なナイアガラ(大滝詠一)ファンです。で、その三人で大滝詠一さんの作品を謎の編成で演奏しております。

今回はなんとー名盤「ロングバケーション」を全曲やるという。。。

通して見てわかったことは、A面B面の仕掛けがよくできているなあーというのと、曲順の魔術です。本当に調性やアレンジのバランスが素晴らしい。頭の曲からお尻まで一気に聴けてしまう・・・その秘密が演奏をして見てわかりました。

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アルバムって本来そういうもの。おそらく流れを考えていないのは、クラシック音楽畑の人に多いなあーと。曲の寄せ集めみたいなCDが多いもんなあー。とっても残念。そういうことをロンバケ聴いたり、ロンバケを演奏したりするとわかるのです。

そんな感じで10月頭から11前半までの怒涛の演奏ラッシュ終了。

古楽から中世、クロードチアリから禁じられた遊び、カルカッシからサンディ・デニー、そしてパガニーニで大滝詠一。

で、最近クラシックギター的な基礎練習を地道にやっております。いろんな曲をやる中でちょっと気づいたことがあるんです。それはまた次回にでも記事にしますねー!


そうそう、次の日曜日は日曜ワークショップもあります。そこでもそんなお話ができればいいのかなーと。どうぞ、ご参加ください。







「嫌いになってみる」ことから見えてくるものがある!〜10/25「クラギななんか嫌いだ!」

僕も生徒さんも「クラシックギターが好き」なんである。だから、弾いている。周辺にいるアマチュアギタリストの方も当たり前だけど、「好き」だから弾いてるんだろうなあ。プロでももちろん「好きだから」仕事にしているんである。

だけど、そこに盲点があるような気がしている。プロとして活動して20年。教えて20年。数えたことはないけれど、大小の教室で今まで300人は教えてきたと思う。ほとんどの生徒さんは「クラギが好き!」で習いにくる。

でも、好きになりすぎると「見えなくなるもの」がある。自分の思い入れに固執してしまう。

という観点からスタートしてしまうコンサート(&トーク)シリーズがこれである。


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タイトルはそのまま「クラギなんか嫌いだ」。うわあ、ショッキングなタイトル。そして中身が見えない・・・本当は怖いもの見たさで「とりあえず行ってみるかー」と思って来てくれるのが一番なんだけど、そうもいかないような気がしている。だから、なんでこんなタイトルにしたのか書いてみる。

前提として、僕はクラシックギターを専門にガッチリと仕事してきたつもりである。ちゃんとリサイタルもやっているし、ギター史に関しても沢山執筆してきた。レコーディングや編曲も沢山やってきた。教本執筆も沢山。今更言わないでもいいのだろうけど、「富川勝智って誰やねん?」という方は色々とググったりしてくださいませ。

20代の頃からクラシックギターの魅力に本格的にとりつかれて、それから好奇心の赴くままに「好きで」勉強してきた。プロ活動を始めたのは20代終わりだけど、その時から他ジャンルのアーティストの方や別楽器のプロの方と知り合って演奏を共にしたり、音楽談義をしたりしていると、「わ!!!クラギの世界って狭い・・・」という感覚を持つようになった。

最近も、ジャズやロック畑の方、オーケストラのプロや歌い手さんのプロ中のプロとお仕事していると、クラギの世界って「井の中の蛙」的な人が多いなあという思いがますます強くなっていく。実際、現在進行形の音楽ユニットでも共演している方はジャズやロック、ポピュラー界の「凄腕」ばかりだ。彼らが専門分野で培った専門的感覚から学ぶものは大きい。そして、他のジャンルのトッププロの人が「これが音楽の基本だよね」と考えている感覚がクラギ界では全く通用していないことの方が多いのだと気づいた。

それはグルーヴの感覚であったり、歌心であったり、メトリークの感覚であったり、オーケストレーションの感覚であったり…

クラギ弾きたちが「クラギって最高に素敵な楽器だよね!」と思い込んでしまって見えなくなってしまったもの。それがある。

クラシックギターの世界の中だけで語り合っていたり、「好き」を語っているとどんどん視野が狭くなるのだ。これはこれで気持ちの良いものだ。居心地がいいんだろうなあと。

もちろん、クラギの世界も徹底的に追求していけば、いずれは音楽の根本に突き当たる。そこから消去法で「これこそがクラギの醍醐味だ!」と思えるコアな部分を発見できるだろう。だけど、それはかなり険しい作業だ。(僕はこの険しい作業をやっている自負はある)

なので、本当に好きになるためにやるべき作業は「嫌いなところを探してみる」ことがおすすめなのだ。

クラギを好きになりたいなら、「クラギの嫌いなところ」を探してみましょう!・・・と言うのが今回のライブの趣旨。

周辺のロックやジャズのギタリストの方々で「クラギで挫折」組っていうのは多い。その方達と話をしていく中からも沢山ヒントを貰っている。その方達のほとんどが、最初知り合った頃は「クラギ弾き=小難しいことをやってきた人」という感覚を僕に持つみたい。だけど、話したり一緒に演奏してみれば、「あ!クラギ弾きさんとも結構楽しくやれるもんなのね!」という感じになってくれるのは僕の特技のひとつなのかもしれない。

結局、やっていることや目指していることは一緒なのね…と思ってくれるようです。

そういうクラギ挫折組の「ハイパートッププロギタリスト」の方から貰ったヒントとして、こんなのがあります。

「カルカッシ教本で飽きた」とか「カルカッシ教本がつまらなさすぎた」

大文字にしてみました 苦笑。

ま、まずはこれをネタのひとつに。ライブではお話しして、実際にカルカッシ教本からいくつか弾いてみたいと思います。「ああー、こうやって先生たちがカルカッシ教本を使っているから、生徒さんたちが”つまらない”って思っちゃうんだよー」っていう例を示しながら…

カルカッシ教本は使い方やカルカッシ本人の音楽性がわかってくれば、すごいワクワクする教本なんですよーってのが来た方には分かってもらえると思います。

こんな感じ、3つくらいネタを用意していきます。で、僕なりの解釈などを実際の演奏で示せればなあと。

クラギなんか嫌いだ!という理由を探る
→そうすれば、クラギや音楽自体をつまらなくしている要因がわかる
→本当のクラギの面白さや奥深さがわかる
→最終的にクラギが好きになる(?)


ま、そんな図式で進めて行ければなあと。
なので、全クラギストに来ていただきたいし、出席マストですぜ!

詳細は下記。ご予約受付中。(富川の方に直接連絡いただいても構いません。以下メールです)
tomikawaguitar@gmail.com

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<富川勝智 solo live&talk「クラギなんか嫌いだ!」2020 Oct>

クラシックギター奏者・富川勝智がお届けする、

アットホームなソロライブ&トークシリーズ!スタート!

果たして本当にクラギが嫌いなのか?意外な展開もあり?

日時:2020年 10月25日(日) 13:15 open / 13:30 start 

出演:富川勝智 (クラシックギター)

会場:東京・世田谷「エムズ・カンティーナ」

   世田谷区上馬4-4-8 新町駒沢ビル 2F 

   (東急田園都市線・駒沢大学駅 西口徒歩1分)

料金:予約・当日 3,000円

    (自由席/ドリンク代600円別途必要/乾杯ドリンク代+600円)

facebookイベントページ

昼<富川勝智 solo live&talk「クラギなんか嫌いだ!」2020 Oct>★御予約受付開始!
音楽 event in 東京都東京都世田谷区 by moment and M's Cantina エムズ・カンティーナ on 日曜日, 10月 25 2020

ご予約&お問合せ:「エムズ・カンティーナ」03-6450-8111 (24h留守電対応)

予約フォーム:https://ws.formzu.net/fgen/S13353355/





コロナ禍で忘れていた感覚〜6/24ラスマノスライブ終了

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赤坂カーサクラシカでの「ラス・マノス」ライブ、終わりました。ガイドラインに沿ってソーシャルディスタンスを保ちながらも「満員御礼」。9人でしたけどね、お客さんの数。

ですが、やはりお客さんの前で弾くって良いものです。私個人としては生では3/21以来の本番でした。

三ヶ月。

この期間にすっかり忘れていたが。それは「楽器は本番で弾かないと、鳴らない」ということ。

お客さんの前での緊張感や責任感。お客さんにはどう聞こえているかなー?と考えながら弾く。お客さんに音を届ける意識やテンション。それが楽器のポテンシャルを引きだします。

実際に、本番で弾いていて「え、この楽器こんなに鳴っていたっけ?」と思う瞬間が何回もありました。来ていただいたお客様にも「すごい音してましたねー」という感想もいただきました。

という事で、やはり生演奏の現場でしか奏者側の感覚ってあるのです。

よく生徒に、「100回の家での練習よりも一回の本番」という言葉を言います。まさにそれを自分でも再確認できた瞬間でした。


今、こんなご時世ですので、ライフハウスやホールは入場人数を制限しています。演奏機会を失っている音楽家やミュージシャンも多くいる。早くみんな通常通り人前で演奏できるように祈るばかりです。本番でしか音楽家は成長できないような気がします。

さて、昨日のセットリストです。

1st.


  • 3つのデュエット(パークニング編)
  • ノクターン Op.128-1(カルッリ)
  • オーストリア民謡の主題による変奏とフーガ(ウライ)



2nd.


  • 3つの舞曲(プレトリウス〜ウィリアムス編)
  • アヴィラの踊り(プレスティ)
  • ビートルリアーナ(ブローウェル)より
    • フール・オン・ザ・ヒル〜エリナーリグビー〜ペニーレーン

 結構面白い曲並んだなあー。ラスマノスとしては11/26にまたカーサクラシカさんでやらせていただきます。詳細未定ですが、この日にやるのは決まっています。こちらのリンクをチェックしておいてください。


トリオと3人(6/14&6/15大阪で演奏)

今週末は大阪におります。二つコンサートがあります。
一つ目は6/14にフレット楽器ヤマサキさんにて。
メールフォームからご予約できます!→こちら

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昨年出したCD「ギタートラベローグ」の内容をご紹介するコンサートです。
ギター・トラベローグ
富川勝智、藤澤和志、酒井良祥
ウッドノート・スタジオ
2018-10-25


CDお買い求めでない方は、ぜひ。なぜなら入場料2700円でCDが付いてくるからです。(既に買った方は2000円)

このCDは超レアなギタートリオオリジナル楽曲を収録したものですが、必ずや今後のギター界の定番になっていくであろうトリオ曲を集めました。今まで注目されていなかった近現代の作曲家が書いた素晴らしいギタートリオ曲がたくさんあるのです。

現代ギター6月号でも「ギタートリオ特集」となっていて、私も寄稿いたしました。

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この現代ギター6月号をお読みいただいた上でコンサートお越しいただけると、より内容が理解できるかもしれませんね!


さて、6/15(土)はこちらのコンサートです。
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敬愛する2名のギタリストの方とのコンサート。松岡滋さんと岩崎慎一さんとのコンサートです。
1月に大阪で同じ編成で行いました。デュオとトリオでギター室内楽の楽しみを!という趣向。

松岡さんと岩崎さん。二人に挟まれて弾く瞬間はホントーに至福です。豊かな音と音楽のサラウンド!
デュオも全組み合わせで行います。

とにかく、たくさん学ばせていただける本番だし、たくさん「楽しい」本番になることはわかっております。

そんな感じで金曜日と土曜日、両方とも是非お越しください!
ギター室内楽の面白さがわかるはずです。












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