後追いでの大阪滞在レポートです。
3/19からは門真にある「松本ギター工房」さんにお世話になりました。

午前中から3名の個人レッスン。
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↑ちかくの公民館を借りて公開レッスン!

数ヶ月に一度きていますが、毎回個人レッスンをしています。まいかい「常連さん」が多いのですが、今回は一人を除いて、新規の方!遠くは名古屋から連休を利用していらっしゃった方もいました。
曲目とおおまかなレッスン内容のみあげておきます。

ひとりめ。ブレッシャネイロ作曲「ソナタ」(ほんとうはパルティータ):スラーの扱い。音形の類似、作曲技法におけるモチーフの拡大と縮小。 

ふたりめ。数曲をレッスン。あがり症と曲の仕上げ方についていくつか疑問に答えていく感じでレッスン。

さんにんめ。カルッリ45のエチュードをじっくりと順番にやっています。この方のレッスンは関西にきたときはほぼ毎回おこなっています。ギターレッスン再開の手ほどきを私がしたのですが、実に基礎に忠実にやってくれています。

レッスン内容として面白かったのは、ひとりめとふたりめ。

「なぜその曲を弾きたいと思ったの?」という質問からスタートしました。実はこれが楽曲分析の出発点だと思っています。この曲の魅力をどう伝えようか?…どこを磨いていったらよりこの曲が魅力的に聞こえるのだろう?…そういう疑問から楽曲の分析はスタートするのだと思います。

実はこれ、忘れている人、多いのです。

先生がいうがままに曲を弾いている人、多いですね。ほんとうは自分が最初にこの曲いいなー!って思った初期衝動の理由を探ることが一番大切なことなのに。本人が「こうしたい!」と強く望むところしか、変化しません。

ひとりめとふたりめのレッスンは、そういうところからスタートしました。ふたりとも戸惑いながらも、楽曲の魅力的な部分に気付いて行けました。そのあとは抽象的な「好きな理由」を具体的にしていく作業をしていけば、楽曲の勉強はどんどん進んでいきます。そこで必要なツールや基本的な音楽表現のルールを与えていくのが「音楽教師の役割」なのです。

さて、午後は「ギター史講座」。
概論と「ロマン派〜近代・近現代」。

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概論と「ロマン派〜」合わせて10名の参加。ちょうどよい人数。これで、大阪門真におけるギター史講座は一旦終了かな?…実はロマン派から近代、近現代、現代までざっくりと通してしまいました。また新期として「ギター史講座」やるかもしれませんが、その際は更に多くのかたの参加をお待ちしております!

夜は、西三荘駅近くにある名店「とりなす」にて、個人レッスン会+ギター史勉強会の打ち上げ!ここの「鳥刺し」最高です〜。
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打ち上げ終わったあとは、翌日の「ライブ」の打ち合わせミーティング。
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…という具合に、3/19は終了!



 


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