既にブログでもお知らせしましたが、富川が「ギターを弾こう!」のDVDコーナーを担当した「Acoustic Guitar Book27」(シンコー・ミュージック)が発売中です!

アコースティック・ギター・ブック27表紙

←これが表紙。

皆さんが店頭で買うときの目印に。

「特別付録スペシャルDVD」に私の演奏映像が含まれています。

 

 

 

DVD演奏中1

←DVD内の映像。

 

 

この仕事での使用楽器はアルカンヘルの97年。ここ2ヶ月くらいは演奏会などでは98年アルカンヘルを使用していますが、やはりDVDを見ていて(聴いていて)随分違うものだなあ、と思います。先日も湯川賀正氏とのデュオのレコーディングで98年アルカンヘルを使ったら、「うーん、なんだかんだいってアルカンヘルなんだけど、97年のほうが音がすっきりしているような気がするなあ」と言われました。弾き込みの量が圧倒的に違うからでしょうか?…あと楽器には一本一本個体差がありますから、おそらく98年の癖を掴みきれていないのでしょう。

さて、DVDを見ていて、やはり感じたのは、このアルカンヘルという楽器の低音の存在の強さです。これは音量の問題ではありません。低音の“存在感ある音色”です。それでいて、全体のバランスはやはり他の製作家にはないものがあります。プレイアビリティの面からすれば、すこし手間のかかる楽器ではありますが、やはり録音という客観的な部分が重要視される分野においては実に理想的な楽器なのかもしれません。

基本的な音色の存在感の強さと全体のバランスのよさが、やはりアルカンヘルの特徴なのでしょう。そして、そのバランスと音色の存在感が「弾き込み」&「楽器の癖を掴む」ことによって、更に良くなってくるような気がします。これが私が入手したときからほとんど毎日いじってきた97年アルカンヘルと、98年(2年間くらいほぼ居眠り状態でした…)の差なのでしょうね。だからといって、98年も眠らせたままではダメだ!…と思い、昨年からちょくちょく練習などでは使っていたのですが…。ああ、楽器って難しいですね!(でも、楽しい…)

 

さて、私の演奏映像が収録されている「アコースティック・ギター・ブック27」の詳細はシンコーミュージックのサイトのページにてご覧になれます!

名器アルカンヘルの音色、お聴きください!!

 

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