ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

アポヤンド

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1/20ワークショップ二つ〜奏法と歴史と

1/19の夜に大阪からカムバック。翌日は二つのワークショップをやりました。

1/20は午前中は日曜ワークショップで奏法についてのワークショップ。テーマはアポヤンドとアルアイレ。アポヤンドを基本としてアルアイレのタッチを作っていくという段階から、実際の楽曲の中で要求される「アポヤンドとアルアイレ」の使い分けを受講生の方達と実践しながら、ひたすらやりました。

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次回の日曜ワークショップは2/10です。テーマは近日公開。こちらのブログで詳細を随時確認ください。



午後からは浜松町にてギター連盟主催「ギター史と和声のワークショップ」。僕が担当のギター史はバロックを。基本的にバロックギターの中にみる「バロック美学」を中心に。

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バロック時代がなんたるかを知らないと、古典もわかりません。古典がわからないと、ロマン派もわからない。ロマン派がつかめていないとタレガの音楽も理解できませんよー。

…という感じでバロックを掴んでいきました。

次回は3/24。ギター連盟ホームページで確認してください。来るもの拒みません。ギター史についてちゃんと知らないとギターを弾くことは「無駄が多く」「遠回りで」「勘違いした方向に」音楽を演奏しちゃう愚行です。
思い立ったら吉日。全てのクラシックギター学習者が「ギター史」について正しい理解を持ってくれることを願っております。

坂場圭介担当の和声はデュアートの名著を読みながら・・・今は絶版の「ギターのためのハーモニー」ですが、わきで聞いていて大学生の頃に貪るように読んだことを思い出しました。音楽の基本的なエネルギーを説いている本ですね。

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という感じで、1日に二件のワークショップ。教えることで脳内もしっかりとまとまります。個人的にいくつかサブテーマも出てきた1日でした!



ほんとうのアポヤンド、ほんとうのアルアイレ!

テーマは「アポヤンドとアルアイレ」として7月10日の日曜ワークショップを行います。(詳細

いままでも日曜ワークショップでは、何度もアポヤンドとアルアイレについて扱ってきました。
たとえば昨年11月には「タッチ講座」として、このような内容で行いました。ということでせっせとテキストを作っています。
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今回は「タッチ説明用道具」フルメンバーで、みなさんにわかりやすく「右手のタッチ」について説明しようと思っています。
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最近、新しく生徒さんが多数はいってきました。ほとんどの方が他の教室で習っていた、もしくは独学である程度までやった…という方。つまり、ある程度の経験者なのですが、そのほとんどの方が「きちんとアポヤンドとアルアイレが理解できてない」という状態です。いま少しずつ個人レッスンの場で修正訂正しております。

ワークショップという場で学びやすい「知識や経験」もあります(だからこそ、ずーっと日曜ワークショップをやっているのですが)。なので、入会したての生徒さん、是非来てください。もちろん、ずーっとながーく私に習っている方も、知識の整理にお越しください。

外部の教室で習われている方、独学でやっている方も、是非。気軽にお越しください。

7/10(日)午前9:30-です。朝ちょっと早いですが、早起きは三文の得!
詳細はこちらのブログ(日曜ワークショップのブログ)にて確認ください!

 



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レッスン覚書ミニ〜2009年3月2日〜4日

  1. ジュリアーニ「ラ・メランコニア」。ドミナントートニックの和声解決における低音の処理には細心の注意を払うべし。左手の運指を丁寧に見直すことも大切。
  2. 右手。アポヤンドにおける第3関節(指先に1番近い関節)の固定具合がとても大切である。どのくらい固定するか?…によって弦の振動方向が変化する。変化すれば音色も変化する。一般的にこの関節のコントロールにはかなりの集中力が要求される。無意識にやると大概は緩んでしまう傾向にある。そして緩んでしまう「悪癖」を身につけてしまうと右手のフォームは崩れやすくなる。
  3. 基本的には独奏楽器であるクラシックギターは「リズム面」で無意識になりやすい楽器である。一般的には早いアルペジオの部分などで、音と音の間が詰まってきたり、つっこんでいったり…アッチェレランドがかかってしまう傾向にある。独奏楽器奏者には必ずアンサンブル経験が必要である。
  4. レッスンをするときにはいろいろな表現を使う。同じアクションを教える場合でも「押すように」と言ったり、「つぶすように」と言ったり、「弦の張力をしっかりと感じて」と言ったり…。その時々の生徒の状態によって、こちらもボキャブラリーを変えていくものである。
  5. 初心者の生徒は時に右手の弾弦位置が極端にブリッジ寄りに行き過ぎたり、またはその逆(つまりスル・タスト)になりすぎたりするものである。基本弾弦位置はギターのモザイクの上であると意識すること。この位置の張力に慣れることがとても大切。
  6. ハ長調の音階。ミーファ、シードの半音の意味を考えて練習する。音楽的なトレーニングである。その後、簡単な同じ調のエチュードなどを練習して音楽的に解釈するようにする。ソルのエチュードなどを徹底的に利用すると良い。
  7. 非和声音の種類、扱い方を一時期、徹底的に勉強することが大切だ。自分が作曲家になったつもりで、もとのメロディーはどのようなものであったのか?…そしてそれをどのように作曲家が(非和声音などを用いて)変化されていったのか?…じっくりと考えよう。

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レッスン覚書ミニ〜2008年3月11日〜12日

  1. 愛のロマンス。薬指のアポヤンドの意味。アポヤンドで弦にもたれかかった指をmが発音するぎりぎりまでキープしておく。右手の無駄な動きをなくすための練習法でもある。
  2. 子供の生徒。手拍子を打ちながら「一定のテンポ」を意識させる練習。幼児のレッスンは「ギターレッスン」というよりも「音楽のレッスン」となることのほうが多いです。
  3. ホセルイス、テクニックノート。第3章、左手各指の独立と強化練習。必ず静止した状態から打つ!…のが基本。この練習は指に負荷をかけるので5分以内に収めること。アクションは正確に&百発百中を目指す。
  4. 右手の弾弦理論を理解したら、各弦において練習。5弦にPを。3弦〜1弦にそれぞれimaを置く。まずはiだけで弾弦練習。その際に残りの指は弦に触れたまま残しておく。この初歩の段階が実に重要。じっくり時間をかけて練習したい部分ではある。それを曲で応用するためにはアルペジオ主体の曲が望ましい。
  5. アポヤンドの練習はアルアイレの然るべき弾弦方向を定めるためにも有効。特にアルアイレを引っ張りあげる癖のある人の矯正練習として役にたつ。アポヤンドとアルアイレが同じ音質になるようにフォームを研究すること。
  6. 左手の筋力というのはある程度は必要。とはいっても指の動きをコントロールするための筋力のほうが大切。手&指の構造は実に複雑なので、このあたりはありとあらゆる動き(パターン)を試し、実験し、経験から学んでいくしかないのかもしれない。
  7. ドビュッシーの曲はリズムが重要。センチメンタルなアプローチをすると、緊張感が失われることがある。
  8. アメリアの遺言。ハーモニクス部分。左手の指の残しかたがポイント。左手を見ないで筋感覚にしたがって覚えてしまう。それをしないとオクターブハーモニクスは厳しい。
  9. エチュード。一回生徒が弾いて、私が「前回こういうことを注意したんだっけなあ…」と思い出せれば、そのエチュードでの課題はクリアーしたことになる。「あれ前回何を注意したんだっけ?」というのでは、その生徒は前回の注意点を練習してこなかったといえる。音楽的な面を攻めた場合などは、この点は如実にわかる。
  10. p指による消音は右手のフォームを定めるのに重要なポイントだと思う。そのほかにギター演奏のために必要なテクニック&コツはたくさんあり、これが分からないと、実は右手のフォームは定まらない。もちろん右手も。
  11. 忘却曲線について知っておくと、「うわあ、家に帰ってすぐ復習しなくちゃ!」と思うはず。なので、たまに表を見せます。エビングハウスの忘却曲線。4時間後には半分のことを忘れているという恐怖の曲線です。復習は軽くでいいので、レッスン後、帰宅してからちょこっとやるといいということですね。

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アポヤンドは音色!!

最近、生徒とのレッスンで気になること。

アポヤンドとアルアイレの使い分けについて書きます。

「アポヤンド=大きい音を出す」という図式で考えている人が多いですね。それならアルアイレは「軽い音」?

アポヤンドをすると大きい音量しかでないというのは大問題。弦をただ引っぱたいている可能性があります。指先が弦に接触し、必要な分だけ押してリリースする・・・というアクションを意識すれば、小さい音量でもアポヤンドができるはずです。

では、アポヤンドとアルアイレの違いは何か?・・・答えは「音色」です。アポヤンドとアルアイレは弦の振動の仕方が変わります。一般的にアポヤンドは表面板に対して水平に近い振動で、アルアイレは円運動に近い振動になるでしょう。

この振動の違いが音色の違いとなって出てきます。

アポヤンドとアルアイレの違いは音量では決してありません。音色です。このことを間違うとギターの音色のバリエーションを狭めてしまうことになります。

 

実際の練習においては、アポヤンドとアルアイレの音色を『できるだけ同じ』にすることを目指すことを忘れないように。上記で述べていることと相反することのように思われるかもしれませんが、アポヤンドとアルアイレによる弾弦後の弦の振動を『ほぼ同じ』にすることが、右手のタッチと右手全体の安定のためには必要です。

このように意識すれば、おのずとアポヤンド時とアルアイレ時の右手のフォームは同じ形になってきます。両者の弾き分けは、右手の指先でコントロールされることになります。手の甲は動きません。

実際の曲のなかでのアポヤンドとアルアイレの弾き分けは、瞬時に切り替えなければなりません。この両者をスムーズに切り替えられることが大切です。

このことをふまえたうえで、弦の振動方向をいろいろと試していきます。表面版に対して完全に水平に振動させる・・・垂直方向の振動を多く与える・・・円運動に近くする・・・楕円の振動にしてみる・・・エトセトラ・・・このように考えていくと、アポヤンドでもアルアイレに近い音色がでますし、アルアイレでもアポヤンドに近い音色を出すことも可能です。

このように右手の安定を考えながら、弦の振動を様々に変化させることができるようにトレーニングすることが、ギターの音色を増やしていく方法です。その増やす過程において、アポヤンドとアルアイレという便宜上の弾き分けが存在します。

「アポヤンド=太い音色、アルアイレ=軽い音色」という単純な二分法では、失うものは大きいです。

ましてや「アポヤンド=大きい音、アルアイレ=小さい音」という二分法においては、右手のタッチを考えていないと思われてもしょうがないでしょう。

初心者への導入段階においては、この便宜上の区分は使用されてもよいかもしれませんが、教える側も教わる側も細心の注意を払いつつ、違いを把握するべきです。

少々固い文面になりましたが、みなさま研究してみてください。

上記のことが完全に理解できれば、セゴビア風指寝かせアポヤンド(?)を使用してもまったく問題ありませんし、その時点で「あなたの音色」として、そのタッチが音楽の中で生かせるはずです。

 

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