ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

ギター奏法

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イチカバチカ1分ギターレッスン〜Instagramの限界に挑戦!

Instagramでレッスン・・・無理っぽいですね。動画で1分しかデフォルトでアップできないんです。

ですが、、、やっております。Instagram内の僕のアカンウトで、「イチカバチカ1分ギターレッスン」というのを。本当に細かいディテールやちょっとしたコツを1分で説明してしまうというものです。

こんな感じ。




















たまーに気まぐれでアップしております。タグは以下のものをフォローするとあれこれ探せます。下のタグで検索をかけてください。
#イチカバチカギター1分レッスン

割と1分でもワンポイントは説明できるものです。ビジネスの分野で「資料はA4用紙一枚にまとめろ」とか言われることがあります。また僕が若い頃から読んでいる「アイデアのつくり方」という本のあとがきで竹内均さんが「毎日原稿用紙10枚で何かテーマを書く」と述べていたことを思い出しました。

アイデアのつくり方
ジェームス W.ヤング
CCCメディアハウス
1988-04-08


原稿用紙10枚、つまり4000字を毎日書く。その分量はなかなかものかもしれませんが、チリも積もればなんとやら。もしギターを教えている人であれば、その日教えた内容や思いついたアイデアをメモしておくことは必須です。

動画で伝わりやすいことは動画で残しておこうかな?というのもありですよね。

自分がレッスンで教えたものはメモで残していますが、動画でもメモがわりに残せたらいいのだろうなあとは思っていました。今は動画として記録に残すのも楽な時代になりましたね。スマホ一台あれば良いのですから。音質も画像もかなりのものです。活用しない手はありません。

調子に乗って、以下のものできるかも。

モウスコシダケギター5分レッスン  とか
コレデドウダギター15分レッスン とか

シリーズ化できるかもしれませんねー!





1/20ワークショップ二つ〜奏法と歴史と

1/19の夜に大阪からカムバック。翌日は二つのワークショップをやりました。

1/20は午前中は日曜ワークショップで奏法についてのワークショップ。テーマはアポヤンドとアルアイレ。アポヤンドを基本としてアルアイレのタッチを作っていくという段階から、実際の楽曲の中で要求される「アポヤンドとアルアイレ」の使い分けを受講生の方達と実践しながら、ひたすらやりました。

IMG_5531























次回の日曜ワークショップは2/10です。テーマは近日公開。こちらのブログで詳細を随時確認ください。



午後からは浜松町にてギター連盟主催「ギター史と和声のワークショップ」。僕が担当のギター史はバロックを。基本的にバロックギターの中にみる「バロック美学」を中心に。

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バロック時代がなんたるかを知らないと、古典もわかりません。古典がわからないと、ロマン派もわからない。ロマン派がつかめていないとタレガの音楽も理解できませんよー。

…という感じでバロックを掴んでいきました。

次回は3/24。ギター連盟ホームページで確認してください。来るもの拒みません。ギター史についてちゃんと知らないとギターを弾くことは「無駄が多く」「遠回りで」「勘違いした方向に」音楽を演奏しちゃう愚行です。
思い立ったら吉日。全てのクラシックギター学習者が「ギター史」について正しい理解を持ってくれることを願っております。

坂場圭介担当の和声はデュアートの名著を読みながら・・・今は絶版の「ギターのためのハーモニー」ですが、わきで聞いていて大学生の頃に貪るように読んだことを思い出しました。音楽の基本的なエネルギーを説いている本ですね。

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という感じで、1日に二件のワークショップ。教えることで脳内もしっかりとまとまります。個人的にいくつかサブテーマも出てきた1日でした!



テクニックノート…人生、急ぐ必要はないのだ!

11月13日は日曜ワークショップでした。テーマは「ホセ・ルイス・ゴンサレス ギターテクニックノート」。9月〜11月まで三回にわけて、全内容を通したことになります。

テクニックノートはこちらの本です。

 
簡単にいうと、タレガが築いた近代奏法とその後リョベートやセゴビアなどによって発展していったギター奏法のエッセンスを学べる著作です。とはいっても、詳しい解説は皆無。使い方によっては「最良のテクニック本」になり、使い方を間違えば「指をこわす」危険性もある。

ということで、この講座を企画したわけです。9月からたくさんの方が参加してくれています。
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今回の中心テーマはスラー。そしてセーハと和音の移動。

とくに和音の移動は…この著作最難関のひとつです。実はこの本の「和音の移動」の章にはホセ・ルイス先生が「これをやれば完璧に指板上の和音の押さえ方をマスターできる」という方法が書いてありません。ヒントをチラ見せ。
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もう、この写真みて、わかる人はわかるとおもいます。要はこの本に書いてるのはコードネームでいうなら「Cmaj7」の和音だけです。それを、ドミナントセブンス、そしてマイナーセブンス、マイナーセブンス・フラット5に変形させていきます。そしてひたすらに指板上で変形させていく。。。

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うーん、面倒臭い…おそらくこの章をこの方法でやっていくと、早くても2年くらいかかるかなあ?ということを講義でいいました。

受講生の方、「え?2年も?」という表情。そこでホセ・ルイス先生にレッスンを受けていたときのアドバイスを思い出しました。20代半ば、留学中の僕はなかなか進歩していると感じられる悩んでいました。

「なんだか全然うまくなっている気がしません」とホセ・ルイス先生に言ったときにこう答えてくれました。

「毎日練習しているんだろう?10年後、20年後に満足できる演奏ができればいいじゃないか」と。

…その通りなのです。急いではいけない。もちろん、だらだらとやる必要はないのですが、ひとつずつ処理して練習して習得していくしかないのです。テクニック練習もまさにそうなのですよね。

今回、スラーに関しても、セーハに関しても、「特効薬」はないのです。正しい指の動きを何度も繰り返し、無駄をなくしていき、身体の動きを効率よく使っていき…そして積み上げて、修正し、「かた」ができてきます。

今回ワークショップをしていて、ホセ・ルイス先生から習ったことや先生の教えが蘇ってきました。そして、「ホセ・ルイス先生が自分のなかにいるなあ」と感じることができました。

人生、いそぐことはないのだ!…そう強く感じました。そして、ひたすらギター毎日触るしかないなあ、と。

さて、次回の日曜ワークショップは12/25です。同じくテーマはテクニックノートです。9月〜11月までのまとめです。いままで出席したかたは「まとめ」しましょう。まだ出席していないかたも重要なエッセンスはお伝えすることができます。是非、出席してください。

12/25(日)渋谷リフレッシュ氷川 多目的室C 9:30-12:00です。詳細内容については日曜ワークショップのブログをごらんください。



 


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ブログを続けることで学んだ事(発信すること)

さて、思い出してみると、このブログですが、2004年からスタートしています。なので、9年やっていることになりますね。

このブログを書いていて、学んだことはたくさんあります。

とりあえずは、悪い事よりも良い事のほうが多かったかな?…と。

正直に伝えたいと思っていることを発信してきました。「私の考え」をある程度は理解してから私のレッスンへ通ってくれる方が多いです。事前にブログをある程度読んでいただければ、スムーズにレッスンをスタートしていける利点もあります。またレッスンを通じて「あ、これはもうちょっとまとめて文章にして伝えた方が分かりやすいんじゃないかな?」と思い、ブログに文章をまとめる場合もあります。レッスンの事後フォロー的な内容になっていることも多いのです。

いずれにしてもクラシックギターを学ぶ人に共通の話題をテーマにしていることにはかわりありません。自分の演奏活動などについても、できるだけ「どのように考えたか」を入れて文章化するようにしています。演奏する人の思考を共有できれば、それはそれで学ぶ人にも役に立つだろうと思ったからです。

自分の考えを文章にまとめる…最初はたいへんな作業でした。「今日はあれを食べました!あそこに行きました!…楽しかったです!」…こういうブログにはしたくなかったからです。
音楽を言葉で表現するということもたいへん困難なことですし、思考のプロセスを文章にするというのも手間がかかります。

雑誌などに奏法についての解説を書く時もいつも悩みます。どのくらいのことまで書けるだろうか?…と。どのくらいのことまで書いて良いのだろうか?…という風にも考えます。いつも、このあたりは注意しています。どういうレベルの読者が読むのだろうか?…いつも想像しなから文章を書いています。

こういうことを考えると、思い出すブログ記事があります。

これです。

「ラグリマ」の解説について

ホームページに発表した「ラグリマ」の解説について、とあるブログで「こんな面倒くさいことを考えて弾かなければならないならば、ギターは面倒だなあ」という主旨のことを書かれたので、それについて反論した記事です。

2005年の文章ですね。若い(苦笑)。固いなあ、文体が。そういう意味でも懐かしいのですね。このときはまだ「文章で伝える事のリスク」が分かっていなかったんでしょうね。だから、必死で反論している。

結局、文章で「どこまで書くか」「どこまで掘り下げるか」というのは書き手の判断です。深く掘り下げるのがプロの仕事なので、当時の僕は必死で掘り下げたのでしょうね。

レッスンをしていても、結局は生徒さん本人の知識と経験のレベルでしか理解してくれません。その人の知識と経験をしっかりと見極めて、そこからちょっと上のレベルにいけるように導くのがレッスンです。これは文章と一緒ですね。

どこまで伝えるか、どこまで教えたらいいのか?…この観点でレッスンをしていかいないと、生徒さんのキャパシティを越えてしまいます。先日アップしたブログ記事の「教え惜しみ」ではないですが、しっかりとその生徒さんの実力を判断し、ひとつ上のレベルに導いてあげなくてはいけません。

そんなこともブログから、そして考えを文章にすることから学びました。

書いていくこと、そして、それを継続することで思わぬ「学び」を得ることができますね。とりあえず、このブログ、10年続けてみます。なんでも10年続けると学ぶことは大きいはずです。



 


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ジストニアと演奏家

さて、「あづみ野ギターアカデミー」無事終了しました。レポート&感想は後日に。ところで、昨日久しぶりに銀座のヤマハへ行ってきました。ちょっとしたリサーチと買い物があったのですが、そこで発見した本がこれです。

どうして弾けなくなるの?: <音楽家のジストニア>の正しい知識のために
どうして弾けなくなるの?: <音楽家のジストニア>の正しい知識のために
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演奏障害において「ジストニア」と呼ばれる症状を解説した本です。腱鞘炎とは別のものです。最近までは腱鞘炎と混同されることも多かったですが、最近ははっきりと区別されるようになってきました。マッサージをしても針をうっても腱鞘炎ではないので治らないのです。それがジストニアです。

私個人としても、周囲に「ジストニア」で演奏不能になったプロやプロ志望者も多く、実は生徒さんにも数人、「あ、そういう症状かな?」という方もいます。なので、自分なりに研究をしてきました。

それでも、やはりしっかりと体系的にジストニアの症状を分類したり、要因を書いた者は少ない…そういう状況だったわけです。

そして、とうとう翻訳が出版されたわけです!

今日はレッスンだったので、空き時間にさくっと通読しただけですが、かなりのことがわかりました。

教える立場として「基本的には間違った方法で教えてはいないかな?」ということだけは確認できました。自分なりに「身体構造の理に適った演奏法」を研究し、修正と実践を行ってきましたし、生徒へ教授する際にも応用をしてきましたが、(ゼロから教えた生徒さんに関しては)方向性は間違っていない事が確認できました。

普段から伝統的な奏法と現代的な奏法の中間点(?)で教えたり、自分の演奏への応用を考えたりしているわけですが、「鍛えられる部分」と「鍛えられない部分」があります。とても抽象的な言葉遣いをしてしまっていますが、このあたりが伝統的な奏法と現代的な奏法の長所であり弱点でもあります。

もう少し時間のあるときに上記の本を解読してみたいですが、このあたりをしっかりと既存の奏法(&練習法)を共存させていく作業には必須の本であると確信しています。

さらっと読むだけでも、クラシックギターの奏法の修正、練習法の是正に役にたつ本であると思います。理由は以下です。とにかく「クラシックギタリストの症例」が多いということです!(それだけ、クラシックギタリストが複雑な指の動きを要求されている…ということかもしれませんね)

あと、著者の方のファミリーネーム…ジャウメ・ロセー・イ・リョベー…この「リョベー」はllobetです。そうです、ミゲル・リョベートと同じ姓です。

なにか因果を感じませんか?まあ、リョベー(リョベート)はカタルーニャには珍しくない苗字ではありますが。。。

いずれにしても、もうすこしこの本を研究してみたいと思っています。そして、よりよいレッスンをしていこうと思っています!

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