ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

ギター奏法

2019.8 新サイトOPEN!
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富川ギター教室(東京渋谷) https://tomikawaguitar.com
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※他に池袋現代ギター社でもレッスンしています

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奏法を解体する(奏法伝授DVD完結です)

M'sカンティーナさんから出している奏法伝授DVDのvol.6が11/23から予約発売開始です。




5月発売以来、ジミーに人気のあったシリーズです。なんども言いますが、ここまでの内容について触れているものは他にないです。

というと、「ああ、上級者向けか」と思うかもしれませんが、実は初心者にこそ見て欲しい。もちろん、ドレミがどーだとか、ギターはこうやって構えましょうとか…そういうことは一切教えておりませんが、ギターを習い始めて数ヶ月くらいの人に見て欲しいなあーと。そんな内容です。

奏法をかなり解体しております。解体したものをムッチャクチャ細かく説明しております。ですが、今まの全巻見た方にはわかるかもしれませんが、それが全て「ひとつの有機的な動き」へと整えられてきます。

noteの方にも、このことについて書きました。

基本ってなに?奥義って学びにくいものなんでしょ?って方は是非読んでみてね!





 

奏法伝授・・・DVD好評発売中です。

地道にブログを再開してから、なんだかアクセス数が結構増えております。

で、5月頭に発売を開始した「ギター奏法伝授vol.1」が順調に売れているようです。
詳細)←お買い求め方法をこちらから。


お世話になっている駒沢大学駅にあるライブハウス「M'sカンティーナ」さんの支援企画でもあります。現在、ライブハウスは苦境に立たされています。僕はクラシックギタリストとしては珍しくライブハウスでの演奏はむちゃくちゃ多いです。色々なユニットやソロなどでも、出演しております。

具体的にどう支援するか?・・・それは人それぞれでしょうね。クラウドファウンディング的なものや、政府に対して金銭的な支援を要請する運動なども起こっております。様々な支援策に対して、自分でできる範囲でお金は落としております。

個人として動いたのは、DVDを作って売る・・・そして収益をライブハウス側と折半するという方式。こちらも儲かる。ライブハウスさんも収益を得ることができる。

なので、DVDを作ったのです。Vol.1の製作は「駒沢大学駅まで渋谷から徒歩で行って」「撮影者と僕で距離をむちゃくちゃあけて」行いました。つまり三密を避ける収録方法で、、、というわけです。4/20に撮影をして、お互い元気なので、感染はしてないのでしょうね。よかったよかった。

ギターを弾くための身体技法については、アレクサンダーテクニーク的な観点や東洋の身体技法的な側面からアプローチしている方はたくさんいますが、そういう方にもぜひ見ていただきたいなあと。

僕なりに25年くらい研究してきた「ギター奏法と身体、そして音楽との関わり」を具体的に説明した内容となっております。そして、何よりもライブハウス支援にもなります!

ということで、ぜひ皆様もvol.1ゲットしてください。期間限定発売でございます。
(内容詳細や購入方法はこちら

さて、、、最近は音楽大学の方のオンライン授業も始まりました。80人近いマスを相手にした授業なのですが、これはこれで良い教材できているなあと。

ダイソーのホワイトボードがすっごい便利!

道具と頭は使いよう・・・ですね!

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音楽大学の主専攻のかたをターゲットにした授業ではないので、「ギター」そのものをどう扱っていくか?という観点で教材を作っています。クラシックギターやジャズギター、エレキギター・・・全部ひっくるめて「ギターの基本」をどのように伝えていけるかなあ?と試行錯誤しながら授業教材作っております。

これはこれで、新しいメソッドができそうな予感がしてます。

うん、教えるって日々研究ですね!










イチカバチカ1分ギターレッスン〜Instagramの限界に挑戦!

Instagramでレッスン・・・無理っぽいですね。動画で1分しかデフォルトでアップできないんです。

ですが、、、やっております。Instagram内の僕のアカンウトで、「イチカバチカ1分ギターレッスン」というのを。本当に細かいディテールやちょっとしたコツを1分で説明してしまうというものです。

こんな感じ。




















たまーに気まぐれでアップしております。タグは以下のものをフォローするとあれこれ探せます。下のタグで検索をかけてください。
#イチカバチカギター1分レッスン

割と1分でもワンポイントは説明できるものです。ビジネスの分野で「資料はA4用紙一枚にまとめろ」とか言われることがあります。また僕が若い頃から読んでいる「アイデアのつくり方」という本のあとがきで竹内均さんが「毎日原稿用紙10枚で何かテーマを書く」と述べていたことを思い出しました。

アイデアのつくり方
ジェームス W.ヤング
CCCメディアハウス
1988-04-08


原稿用紙10枚、つまり4000字を毎日書く。その分量はなかなかものかもしれませんが、チリも積もればなんとやら。もしギターを教えている人であれば、その日教えた内容や思いついたアイデアをメモしておくことは必須です。

動画で伝わりやすいことは動画で残しておこうかな?というのもありですよね。

自分がレッスンで教えたものはメモで残していますが、動画でもメモがわりに残せたらいいのだろうなあとは思っていました。今は動画として記録に残すのも楽な時代になりましたね。スマホ一台あれば良いのですから。音質も画像もかなりのものです。活用しない手はありません。

調子に乗って、以下のものできるかも。

モウスコシダケギター5分レッスン  とか
コレデドウダギター15分レッスン とか

シリーズ化できるかもしれませんねー!





1/20ワークショップ二つ〜奏法と歴史と

1/19の夜に大阪からカムバック。翌日は二つのワークショップをやりました。

1/20は午前中は日曜ワークショップで奏法についてのワークショップ。テーマはアポヤンドとアルアイレ。アポヤンドを基本としてアルアイレのタッチを作っていくという段階から、実際の楽曲の中で要求される「アポヤンドとアルアイレ」の使い分けを受講生の方達と実践しながら、ひたすらやりました。

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次回の日曜ワークショップは2/10です。テーマは近日公開。こちらのブログで詳細を随時確認ください。



午後からは浜松町にてギター連盟主催「ギター史と和声のワークショップ」。僕が担当のギター史はバロックを。基本的にバロックギターの中にみる「バロック美学」を中心に。

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バロック時代がなんたるかを知らないと、古典もわかりません。古典がわからないと、ロマン派もわからない。ロマン派がつかめていないとタレガの音楽も理解できませんよー。

…という感じでバロックを掴んでいきました。

次回は3/24。ギター連盟ホームページで確認してください。来るもの拒みません。ギター史についてちゃんと知らないとギターを弾くことは「無駄が多く」「遠回りで」「勘違いした方向に」音楽を演奏しちゃう愚行です。
思い立ったら吉日。全てのクラシックギター学習者が「ギター史」について正しい理解を持ってくれることを願っております。

坂場圭介担当の和声はデュアートの名著を読みながら・・・今は絶版の「ギターのためのハーモニー」ですが、わきで聞いていて大学生の頃に貪るように読んだことを思い出しました。音楽の基本的なエネルギーを説いている本ですね。

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という感じで、1日に二件のワークショップ。教えることで脳内もしっかりとまとまります。個人的にいくつかサブテーマも出てきた1日でした!



テクニックノート…人生、急ぐ必要はないのだ!

11月13日は日曜ワークショップでした。テーマは「ホセ・ルイス・ゴンサレス ギターテクニックノート」。9月〜11月まで三回にわけて、全内容を通したことになります。

テクニックノートはこちらの本です。

 
簡単にいうと、タレガが築いた近代奏法とその後リョベートやセゴビアなどによって発展していったギター奏法のエッセンスを学べる著作です。とはいっても、詳しい解説は皆無。使い方によっては「最良のテクニック本」になり、使い方を間違えば「指をこわす」危険性もある。

ということで、この講座を企画したわけです。9月からたくさんの方が参加してくれています。
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今回の中心テーマはスラー。そしてセーハと和音の移動。

とくに和音の移動は…この著作最難関のひとつです。実はこの本の「和音の移動」の章にはホセ・ルイス先生が「これをやれば完璧に指板上の和音の押さえ方をマスターできる」という方法が書いてありません。ヒントをチラ見せ。
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もう、この写真みて、わかる人はわかるとおもいます。要はこの本に書いてるのはコードネームでいうなら「Cmaj7」の和音だけです。それを、ドミナントセブンス、そしてマイナーセブンス、マイナーセブンス・フラット5に変形させていきます。そしてひたすらに指板上で変形させていく。。。

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うーん、面倒臭い…おそらくこの章をこの方法でやっていくと、早くても2年くらいかかるかなあ?ということを講義でいいました。

受講生の方、「え?2年も?」という表情。そこでホセ・ルイス先生にレッスンを受けていたときのアドバイスを思い出しました。20代半ば、留学中の僕はなかなか進歩していると感じられる悩んでいました。

「なんだか全然うまくなっている気がしません」とホセ・ルイス先生に言ったときにこう答えてくれました。

「毎日練習しているんだろう?10年後、20年後に満足できる演奏ができればいいじゃないか」と。

…その通りなのです。急いではいけない。もちろん、だらだらとやる必要はないのですが、ひとつずつ処理して練習して習得していくしかないのです。テクニック練習もまさにそうなのですよね。

今回、スラーに関しても、セーハに関しても、「特効薬」はないのです。正しい指の動きを何度も繰り返し、無駄をなくしていき、身体の動きを効率よく使っていき…そして積み上げて、修正し、「かた」ができてきます。

今回ワークショップをしていて、ホセ・ルイス先生から習ったことや先生の教えが蘇ってきました。そして、「ホセ・ルイス先生が自分のなかにいるなあ」と感じることができました。

人生、いそぐことはないのだ!…そう強く感じました。そして、ひたすらギター毎日触るしかないなあ、と。

さて、次回の日曜ワークショップは12/25です。同じくテーマはテクニックノートです。9月〜11月までのまとめです。いままで出席したかたは「まとめ」しましょう。まだ出席していないかたも重要なエッセンスはお伝えすることができます。是非、出席してください。

12/25(日)渋谷リフレッシュ氷川 多目的室C 9:30-12:00です。詳細内容については日曜ワークショップのブログをごらんください。



 


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